ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活!

ローリング・ストーンズのオリジナル盤、各国盤や珍しいレコードを紹介しています。

ローリング・ストーンズ フランス盤EP⑫ MOTHER'S LITTLE HELPER+3 いろいろ!!

ローリング・ストーンズのフランス盤EP「Mother's Little Helper+3」です。1966年8月に発売され、規格番号は457.122です。フランスでのデッカ時代の4曲入りEPはこのレコードで最後になります。なんとか今年中に全部紹介出来ました!収録曲は「Mother's Little Helper」「Lady Jane」「Paint It Black」「Long Long While」の4曲です。USA盤シングルの「Mother's Little Helper」とUK盤シングルの「Paint It Black」のAB面をカップリングした内容です。ジャケットは旗がはためく青空の下にメンバーがいるという珍しい写真が使われています。こういうおしゃれで美しい写真を見るとフランス盤だなという感じがします。タイトル部分が赤のラインでグループ名のバックが白のラインというのもフランスっぽいですよね~!ジャケットは表側だけコーティングされています。

このジャケットには初期型と後期型があります。上が初期型でデッカのロゴに枠がありません。下が後期型でデッカのロゴに枠があります。次にあげる裏ジャケと照らし合わせるために枠が無い最初期のものが①で、枠があるものが②③です。

裏ジャケです。左側に曲目があり、右側は過去のフランス盤EPが載っています。上部のTHE ROLLING STONESは黄色いラインの中に書かれています。次にあげる裏ジャケと区別するためにこの黄色いラインがありデッカのロゴが水色の裏ジャケを①初期型とします。

中期型の裏ジャケです。黄色いラインがあり、デッカのロゴが黒に変更となっています。この裏ジャケを②中期型とします。

後期型の裏ジャケです。こちらは黄色いラインがありません。デッカのロゴは黒です。黄色いラインが無いので上のジャケとは大分印象が違います。この裏ジャケを③後期型とします。

裏ジャケ上部の黄色いラインの部分です。下の③後期型はラインが無いので大分印象が違いますね。

右上の部分です。左から①初期型②中期型③後期型です。②と③には価格コードのMがあります。

曲目の部分です。①~③共作者クレジットはK. Richard - M. Jaggerとキースが先になっています。

左下の部分です。上が①初期型で水色のデッカのロゴ、真ん中が②中期型で上部に黄色いラインがありますが黒いデッカのロゴに変更されたもの、下が③後期型で黒いデッカのロゴです。下の③は縦の黄色いラインもありません。その下にMade in Franceと印刷所のACEMのクレジットと発売(再発)された日付があります。この日付は8-66、9-66、2-70、4-70、70、71を確認しました。4-70から②中期型で③後期型は71または日付がありません。

①~③すべての裏ジャケの右下にフォトグラファーのJ. M. Perier (ジャン・マリー・ペリエ)のクレジットがあります。

③のレコード取り出し口に付いている補充票です。

ラベルです。発売が66年なのでこのEPには今までの6角形のデッカのラベルは存在しません。この写真の四角いデッカのロゴがオリジナル盤となります。上部にグループ名とプロデューサー・クレジットがあります。左側にパブリシャーの1966、回転数、デッカのロゴが、右側にマト、規格番号、面表記、BIEMのロゴがあります。曲目の部分の作者クレジットはラベルでもキースが先になっています。リムにMADE IN FRANCEがあります。マトリクスは機械打ちで457122 A B10/457122 B B7です。他には末尾がB11/B11を確認しました。ジャケットは①②です。

B面のラベルです。

70年代からのラベルです。上部にデッカのロゴがあります。その下にMADE IN FRANCEがあります。左側にパブリシャーの1966とフランスの著作権管理団体のSACEMのロゴ、右側にマト、規格番号、面表記があります。こちらも作者はキースが先になっています。マトリクスは機械打ちで457122 A B10/457122 B B7です。これは一番最初のマトと同じです。今までフランス盤のEPを紹介してきましたが後期の再発盤なのにマトの枝番がオリジナルと同じというパターンがよくありますね!ジャケットは③です。

B面のラベルです。

このEPは全曲シングルAB面曲で構成されていて初期のストーンズの曲の中でもちょうどアレンジが凝ってきた頃なので聴いていて面白いですよね!私は70年代にストーンズの本でこのジャケットを知り、見た事もない写真でおしゃれなレコードだなと思いました。これまでフランス盤のEPを12枚全部紹介してきましたが、やっぱり当時の他の国のシングルやEPと比べるとジャケットの写真が美しいものが多いですよね!特にこのEPは青空をバックにしたメンバーの美しい写真で気に入っているレコードです。

ローリング・ストーンズ フランス盤EP⑪ 19TH NEAVOUS BREAKDOWN+3 いろいろ!!

ローリング・ストーンズのフランス盤EP「19th Neavous Breakdown+3」です。1966年4月に発売されされ、規格番号は457.104です。収録曲は「19th Neavous Breakdown」「Don'tcha Bother Me」「As Tears Go By」「Think」の4曲です。ジャケットは『BIG HITS』のジャケットが撮影された時の別ショットが使われていて、表側だけコーティングされています。この日は曇りだったのか水面の色が暗く寒そうな印象を受けますよね。

右上に規格番号があります。

曲目の部分です。収録順ではなくB面1曲目の「As Tears Go By」が一番先に書かれています。

左下にデッカのロゴがあります。

裏ジャケです。左側に曲目があり、右側は過去のフランスEP盤が載っています。

曲目の部分です。表側では「As Tears Go By」が一番最初にありましたが、こちらは順番とおりの曲目です。

右上の部分です。上から①初期型、②中期型、③後期型です。②と③は価格コードのMがあります。③はmediumが小文字になっています。

左下の部分です。上が初期型のデッカのロゴ①で枠がありません。下が後期型②③で周りに枠があるロゴに変わっています。その下にMade In France、印刷所のACEMのクレジット、そして再発された日付があります。この日付は3-66、4-66、5-66、8-69、2-70、70、7-71を確認しました。

ラベルです。初回盤の6角形のデッカのロゴのラベルです。上部にグループ名とプロデューサー・クレジットがあります。左側にパブリシャーの1966とデッカのロゴがあります。右側にマト、規格番号、面表記、BIEMのロゴがあります。一番下に回転数があります。リムにMADE IN FRANCEがあります。マトリクスは機械打ちで457104 A-B2/457104 B-B1です。

B面のラベルです。

セカンド・ラベルです。デッカのロゴが長方形になっています。上部にグループ名とプロデューサー・クレジットがあります。左側に回転数とデッカのロゴがあります。右側にマト、規格番号、面表記、BIEMのロゴがあります。リムにMADE IN FRANCEがあります。マトリクスは機械打ちで457104 A-B5/457104 B-B5です。枝番が両面B5とだいぶ進んでいます。

B面のラベルです。

70年代のラベルです。デッカのロゴがラベルの上部にあります。その下にMADE IN FRANCEがあります。左側にフランスの著作権管理団体のSACEMのロゴがあります。右側にマト、規格番号、面表記があります。プロデューサー・クレジットは一番下にあります。マトリクスは機械打ちで457104 A-B2/457104 B-B5です。何故かA面の枝番だけB2に戻っています。

B面のラベルです。

このEPはシングル曲2曲にアルバム『AFTERMATH』から「Don'tcha Bother Me」「Think」を加えた構成になっています。アルバムの中のえらい渋い曲を持ってきたなと感心してしてしまうような選曲ですが、こうやって単独で聞いてみるとなかなかいい曲だったんだな、と思ってしまいます。ジャケットは最初にも書きましたが『BIG HITS』の時のフォト・セッションで撮られたもので、全員自由気ままな恰好でストーンズらしい写真となっています。この時の写真は『AFTERMATH』の最初のアイディアの『COULD YOU WALK ON THE WATER』というアルバムのために撮られたもので、8ページのブックレットが付けられて発売される予定でしたがデッカ側からふざけたタイトルだ、と没になり、結局曲を入れ替えて『AFTERMATH』になり、ジャケットのアイディアは『BIG HITS』で日の目を見ました。話がずれてしまいましたが実はフランス盤のレコードで初めて買ったのがこのEPでやっぱりジャケットの写真が見た事が無い写真だったので買った記憶があります。87年か88年頃だったと思いますが、それまではUK盤やUSA盤を少しづつ揃えていましたが、ちょうどその頃からその他の国のレコードも買うようになったのでこのEPを見るとストーンズの深い世界に入っていった頃を思い出します。

ローリング・ストーンズ フランス盤EP⑩ GET OFF OF MY CLOUD+3 いろいろ!! 

ローリング・ストーンズのフランス盤EP「GET OFF OF MY CLOUD+3」です。1965年11月に発売され、規格番号は457.092です。収録曲は「Get Off Of My Cloud」「Gotta Get Away」「She Said yeah」「I'm Free」の4曲です。ジャケットはUKエクスポート仕様のEPと同じですが、内容が違います。このEPは最初写真のようなUK盤の『OUT OF OUR HEADS』やUSA盤の『DECEMBER'S CHILDREN』と同じジャケットで発売されていましたが、1971年に規格番号を461.211と変えてジャケットも67年のステージ写真に新装され再発されています。最初はオリジナルのEPです。ジャケットはデッカのロゴとTHE ROLLING STONESのグループ名だけのシンプルなデザインで、両面共コーティングされています。

右上にデッカのロゴと規格番号の457.092があります。

裏ジャケです。メンバーの写真は『DECEMBER'S CHILDREN』などと同じです。

裏ジャケ右上の部分です。上が初期型、下が後期型で後期型は価格コードのMがあります。

曲目の部分です。

右下の部分です。上が初期型、下が後期型で印刷所のクレジットがそれぞれACEM、A.C.E.M.と表記が違います。印刷所の後に日付があります。このEPは後でジャケット自体が変わってしまうため、このオリジナルのジャケットでは日付が11-65、12-69の2種類しか存在しません。

左下にMade in Franceがあります。

下部中央にPhotos : Xがあります。

ラベルです。こちらはオリジナルの6角形のデッカのロゴのラベルになります。デッカのロゴの上にパブリシャーの1965があります。上部にグループ名があります。右側にマト、規格番号、面表記、BIEMがあります。面表記はFace 1です。曲目の下にプロデューサー・クレジットと回転数の45があります。MADE IN FRANCEはリムにあります。マトリクスは機械打ちで457092 A P1/457092 B P2です。

B面のラベルです。

セカンド・ラベルです。通常上部にデッカのロゴがラベルはサード・ラベルになるのですがこのタイトルは著作権管理団体の表記がSACEMではなくBIEMのままなのでこれがセカンド?となるのかも知れません。Discogsでも載っていませんでした。12-69のジャケットに入っていたので他のフランス盤EPよりも一足先にこのラベルに変わった可能性がありますがこの件は何か分かりましたら追記します。デッカのロゴの下にMADE IN FRANCEがあります。左側にBIEMのロゴがあります。右側にマト、規格番号、面表記があります。グループ名とプロデューサー・クレジットは曲目の上にあります。回転数は45回転ですがどこにも書いてありません。マトリクスは機械打ちで457092 A P2/457092 B P2です。A面のマトの枝番がP2と進んでいます。

B面のラベルです。

ここからは1971年に規格番号を461.211と変えて発売されたEPです。この再発盤は謎が多く市場に殆ど出回っていません。もしかしたら回収されたのかも知れませんが、最近はオークションに出ても1000ドル~1500ドルで取引されているのでストーンズの隠れたレア・ジャケットだと思います。このジャケットについては何か分かりましたら追記します。ジャケットは67年ヨーロッパ・ツアーの写真が使われています。フランスでは4月11日にパリでコンサートが行われているので、もしかしたらその時の写真かも知れませんね。ジャケットは表側だけコーティングされています。上部に大きくグループ名、下部に曲目があります。規格番号は変わりましたが曲目はオリジナル盤と同じです。

右上に規格番号の461 211があります。

ジャケット下部に曲目とデッカのロゴがあります。

裏ジャケです。上部に曲目があります。その下はストーンズのフランス盤のシングルのカタログになっています。

曲目の部分です。オリジナルのEPと同じ曲順です。

右上に規格番号の価格コードのMと規格番号があります。

左下にⓅ1965があります。

下部中央にphoto : P. Fournierのクレジットがあります。

右下に印刷所のACEMと、Made in Franceがあります。

ラベルです。上部にデッカのロゴがあります。その下にMADE IN FRANCEがあります。左側にⓅ1965、SACEMのロゴがあります。右側に逆さ文字のマト、規格番号、面表記があります。マトリクスは機械打ちで461211 A Y1/461211 B Y1です。

B面のラベルです。

この再発盤はカウンターフィットが出回るほどレアなレコードです。カウンターフィットは写真がぼやけていて右上の規格番号を上から重ねて打ち直してあるのですぐに判別出来ます。ここでは本物とコピー品を見分けるための写真を載せておきます。ジャケット表側右上の規格番号の部分です。上が本物で下がコピーです。コピーの方は規格番号を上から打ち直してあります。

曲目の部分です。上が本物、下がコピーです。写真では分かりずらいですが実際は文字やデッカのロゴがぼやけています。

裏ジャケです。右が本物、左がコピーです。本物は表のコーティングが裏の側面に回り込んでいます。コピーの方は裏側全体にニスを塗ったような感じになっています。活字も新たに打ったのか太い文字になっています。

ここに収録された4曲は同時期にアメリカで発売された『DECEMBER'S CHILDREN』に収録されています。シングルで発売された「Get Off Of My Cloud」や、アルバム曲の「She Said Yeah」などは鋭いギターのカッティングが聴けます。「Satisfaction」のヒットで勢いに乗ったストーンズの演奏が聴けるいいEPだと思います。

ローリング・ストーンズ フランス/ベルギー盤EP⑨ SATISFACTION+3 いろいろ!!

ローリング・ストーンズのフランス盤EP『SATISFACTION+3』です。1965年8月20日に発売され、規格番号は457.086です。ジャケットはこの前紹介したフランス盤EP『TIME IS ON MY SIDE+3』と同じパリのシャンゼリゼ通りで撮影された写真が使われています。このEPは途中で写真が違うものに変わったり、最終プレスは規格番号が変わったりしているので順を追って紹介しようと思います。オリジナル盤のジャケットです。タイトル文字は赤です。ジャケットは表側だけコーティングされています。ジャケットの細かい違いを表すため番号を振っておきます。この赤文字のジャケットを①または②とします。

70年頃にタイトルの文字が青に変わったジャケットです。写真も上と比べると横を向いていたビルが正面を向き、中央の3人が左からキース、ブライアン、ミックだった並びがミック、キース、ブライアンとなっています。規格番号は変わりません。こちらを③とします。

右上の規格番号の部分です。上が赤いタイトルで①②、下が青で③です。

右下のデッカのロゴの部分です。①②の赤文字でもデッカのロゴが違います。上が初期型の①、下が後期型の②でロゴの周りに枠があります。

曲目の部分です。青文字の③はデッカのロゴが小さくなっているのが分かります。

裏ジャケです。左側に曲目があります。右側は今までフランスで発売されたストーンズのEPのカタログになっています。

曲目の部分です。65年なのにキースのクレジットが"Richards"となっています。

この初期型のジャケットの右下の部分です。上がオリジナル盤の①、下が後期型②でデッカのロゴの周りに枠があります。デッカのロゴの下にMade in France、Photo : FOURNIER、印刷所のACEM、そして日付のクレジットがあります。日付は8-65、9-65、10-65、11-65、12-65、8-66、12-66、1-68、11-68、11-69、2-70、4-70、10-70、月なしの72を確認しました。10-70以降は写真が入れ替わった青い文字のジャケット③です。「Satisfaction」がヒットしたためか他のEPよりもプレスされた回数が多いのか何度も再発されています。

71年に変更になった③の裏ジャケです。こちらは③の青文字ですが、表が赤文字の②で裏側がこちらになっている②と③の合体型のジャケットもあります。おそらく過渡期で混合してしまったと思われます。上部に曲目、下半分はデッカのカタログになっています。

右上に価格コードのMと規格番号があります。

レコード取り出し口に注文票が付けられています。

左下にMade in Franceがあります。

下部中央にPhoto : Fournier(フルニエ)のクレジットがあります。

右下に印刷所のACEMと日付があります。ここでは月が無くA-72となっています。

ラベルです。オリジナル盤の6角形のデッカのロゴのラベルです。上部にグループ名があります。左側のデッカのロゴの上にパブリシャーの1965があります。左側はマト、規格番号、面表記、BIEMのロゴがあります。作者のキースのクレジットは"Richards"となっています。一番下に回転数の45があります。MADE IN FRANCEはリムにあります。マトリクスは機械打ちで8D65M2110 D3/8D65M2111 D1です。ジャケットは①です。

B面のラベルです。これ以降プレスされたすべてのレコードに「The Under Assistant~」はエンディングがエデイットされていないシングル・ヴァージョンが収録されています。

66年からの四角いデッカのロゴのラベルです。デッカのロゴの上は回転数となっています。右側の部分はオリジナル盤のラベルと同じです。こちらもMADE IN FRANCEはリムにあります。マトリクスは機械打ちで8D65M2110 D1/8D65M2111 D1です。オリジナル盤と似ていますがA面の枝番だけD1となっています。ジャケットは②です。

B面のラベルです。

70年代のラベルです。デッカのロゴがラベルの上部にあります。デッカのロゴの下にMADE IN FRANCEがあります。左側にフランスの著作権管理団体のSACEMのロゴがあります。右側にマト、規格番号、面表記があります。マトリクスは機械打ちで8D65M2110 D1/8D65M2111 D1です。こちらも両面D1です。ジャケットは③です。

B面のラベルです。

こちらはベルギー盤のラベルです。ジャケットはフランス盤の最初のジャケット①が使われています。レコードはベルギーでプレスしてフランス製のジャケットに入れて販売していたようです。上部にグループ名があります。左側のデッカのロゴはフランスの最初のものと同じ6角形ですが中は青になっています。右側に規格番号、マト、BIEM、面表記があります。Made in Belgiumの文字がどこにもないのがベルギー盤の特徴です。キースのクレジットはフランス盤とは違い"Richard"となっています。マトリクスは機械打ちで8D65M2110/1//8D65M2111/1です。途中でスラッシュがあるのでAB面の境は//です。フランス盤とは違い文字と文字の間が狭い刻印となっています。

B面のラベルです。

このEPは1990年に規格番号を変えて再発されました。フランス盤のEPで90年に発売されたのはこのタイトルだけです。ジャケットは青い文字のものですがタイトルの下に"les annees stones"の文字があるので、ちょうど同時期にフランスで発売された『les annees stones』(840 140-1)というUSA盤の『HOT ROCKS』と同内容のベスト・アルバムからのシングル・カットという形で発売されたものだと思います。規格番号は882 179-7という新たな番号に変わっています。写真はビルが正面を向いているものが使われています。この再発盤には嫌な思い出があって、西日本の某レコード店のリストで写真はありませんでしたが「オリジナル」状態M/Mと称して売っていたので買いましたが、べらぼうな値段で買ったのにこの再発盤が届きました。「これはオリジナルではなく再発盤だ」と返品をお願いしましたが受け入れてくれませんでした。ちょうどこの再発盤が発売されたばかりの頃なので30年も前の話ですが今でもこのレコードを見ると思い出します。まあ、そのレコード店はそれからすぐに閉店してしまいましたが。

タイトルの下に"les annees stones"とありますが、これはちょうどこの頃フランスで発売された編集盤のタイトルです。もしかしたらこの再発シングルはこのアルバムからのカットという形で発売されたかも知れません。

右下のデッカのロゴは回りに枠があります。

裏ジャケです。オリジナル盤と似ていますがフリップバック仕様ではなくなり細部のクレジットが違います。

右上にバーコードと規格番号の882 179-7があります。

右下にデッカのロゴとフォトグラファーのクレジットがあります。

更に右下に小さな文字で配給元のBarclayのロゴと縦書きで印刷所のMONTREUIL OFFSETとImprime en France(フランスで印刷)の文字があります。

右下にMerci a juke-box magazineとあります。

ラベルです。上部にグループ名があります。左側にデッカのロゴが、右側に規格番号、マト、回転数、MONOのクレジットがあります。マトリクスは手書きで882 179-A/882 179-Bです。

B面のラベルです。

このアルバムは当時の最新シングル「Satisfaction」のAB面と、『ファースト』に収録されていた「Susie Q」、『No.2』に収録されていた「Grown Up Wrong」という内容です。「Satisfaction」のAB面は分かりますが、他の2曲は当時フランスでは既にアルバムに収録済だったので水増しのような選曲になっています。このEPはジャケットの写真が途中で変わったり、文字の色も赤→青と変化していますが、フランスのEPの中でジャケットがこんなに変化しているタイトルも珍しいです。「Satisfaction」が大ヒットしたため販売数が多かったせいか中古盤がたくさん出回っています。90年にも再発されているのでよほど需要があったんでしょうね!ジャケットの写真もカッコよく、眩しいのを我慢している顔がかえってふてぶてしく見えて「Satisfaction」のヒットで第一線に躍り出た5人の自信が現れているような写真ですよね。

ローリング・ストーンズ オーストラリア盤 ROLLED GOLD いろいろ!!

ローリング・ストーンズのオーストラリア盤『ROLLED GOLD』です。1975年11月に発売され、規格番号はROST 1/2です。オーストラリアではこのオリジナル盤の他に76年にTELMARKという会社から通販で販売された通称TELMARK EDITIONと呼ばれるレコードが存在し、そちらはジャケットの色がゴールドになっており、規格番号はTMAK 017です。『ROLLED GOLD』は各国で統一のジャケなのでこの色違いジャケは珍しいと思います。最初は75年11月に発売されたオリジナル盤からいきます。ジャケットは各国同様のデザインで、見開きとなっています。表側はメンバー6人の顔をコラージュしたものでタイトルはゴールド文字で書かれています。コーティングはありませんがすべしべした柔らかい紙質です。

裏ジャケです。こちらも各国盤同様70年のステージ写真と曲目となっています。

76年にTELMARKから通販で販売されたレコードです。通常盤は黒地でしたがこちらは全体がゴールドとなっている珍しいジャケットです。こちらも見開き仕様となっていますが、ジャケットの表裏がコーティングされています。

このジャケットはタイトルやメンバーの写真の部分がエンボス加工になっておりメンバーの部分はレコード盤の溝のようになっています。

裏ジャケです。こちらも通常盤と同じデザインですが色がゴールドとなっています。メンバーの写真がまるで浮き出ているような感じです。

ここからは通常盤とTELMARK盤を同時に紹介します。表側の右下にDECCAのロゴがあります。

裏ジャケの右上の規格番号の部分です。通常盤はROST 1/2とカセットの番号が書かれています。TELMARK盤は規格番号TMAK 017とその下にカッコでROST 1/2があります。これを見るとカセットでも出ていたようですね。

通常盤の左側曲目の下のクレジットの部分です。下に著作権表示があり、一番下の行にMarketed in Austlaria By~のクレジットがあり、ここでオーストラリア盤と判断出来ます。

TELMARK盤のクレジットの部分です。こちらは上にあったステレオ再生の注意事項しかなく、オーストラリアの記述はありません。後で紹介しますがTELMARK盤は見開きの内側にオーストラリアと書かれています。

見開きの内側です。こちらはUK盤と同じデザインです。

見開き右ページにある通常盤のクレジットの部分です。こちらのジャケットは裏ジャケにオーストラリアのクレジットがあるためかここにはオーストラリアの文字はありません。

TELMARK盤のクレジットの部分です。DECCAのロゴの右側にMunufactured and destributed by EMI ( Austlaria ) Limited.のクレジットがあり、外側にはオーストラリアのクレジットがなかったのでここでオーストリア盤と分かります。

TELMARKの内側には右ページ右下にTELMARKのクレジットがあります。通常盤はここには何も書かれていません。

TELMARK盤には付録としてポスターが付けられています。LPジャケット2枚分の大きさで両面印刷されています。60年代のストーンズのいろいろな写真がコラージュされています。ジャケットがゴールドでポスター付きとは特別感がありますよね!

ポスターの反対側です。

ラベルです。75年に発売されたオーストラリア・オリジナル盤のラベルです。上部にDECCAのロゴがあります。その下にFULL FREQUENCY STEREOPHONIC SOUNDと書かれたffssのラインがあります。左側に回転数とマト、右側に規格番号のROST-1があります。面表記は両側にあります。曲目は中央揃いになっています。上部のリムにORIGINAL RECORDING BY THE DECCA RECORD CO. LTD LONDONとあります。下のリムの内側にMade in Australia by E.M.I. (Australia) Limitedとあります。この部分でオーストリア盤と判断出来ます。マトリクスは機械打ちでZAL 14077  YDECX 1558/ZAL 14078  YDECX 1559/ZAL 14079  YDECX 1560/ZAL 14080  YDECX 1561-2です。D面だけ枝番があります。

B面のラベルです。

C面のラベルです。

D面のラベルです。

TELMARK盤のラベルです。ジャケットの色に合わせているためかデッカとしては珍しいゴールドのラベルです。左側にTELMARKがあります。右側に回転数、規格番号、マトがあります。左右両側に面表示の1があります。リムは2重になっていて、内側のリムにMADE IN AUSTRALIA BY E.M.I.~のクレジットがあります。マトリクスは機械打ちでZAL 14077/ZAL 14078/ZAL 14079/ZAL 14080です。

B面のラベルです。

C面のラベルです。

D面のラベルです。

80年代の薄いブルーのラベルです。このラベルは文字の色が黒とシルヴァ―の2種類あります。ここでは写真で文字が分かりやすい黒文字の方から取り上げます。上部にDECCAのロゴがあります。左側に回転数と1枚目のSIDE 1のクレジット、右側に規格番号とマトがあります。曲目は中央揃いになっています。オーストラリアのデッカの配給元がE.M.I.からポリグラムに移ったため、ラベルの下部にMade by PolyGram Records pty. Ltd.のクレジットがあります。マトリクスは手書きでROST 1-2A/ROST 1-2B-2/ROST 1-2C/ROST 1-2Dです。ジャケットはオリジナル盤と同じ黒い方のジャケットです。

B面のラベルです。

C面のラベルです。

D面のラベルです。

こちらは文字がシルヴァ―のラベルです。文字の配置は黒文字の方と全く同じです。文字の色が違うだけで大分印象が違いますね!マトリクスは手書きでROST 1-2A/ROST 1-2B-4/ROST 1-2C-3/ROST 1-2D-2です。A面を除いて枝番が追加されたり数字が進んだりしているのでこちらの方が後期型なんでしょうか?ジャケットはオリジナル盤と同じ黒い方のジャケットです。

B面のラベルです。

C面のラベルです。

D面のラベルです。

このオーストラリア盤の『ROLLD GOLD』の特徴はやはりTELMARKから通販で販売されたゴールドのジャケットだと思います。このタイトルの別ジャケはこれしかなく珍しいですよね!ラベルまでゴールドで、ポスターまで付けられているので特別感がありますね。私は90年代にこのゴールドのジャケットを入手しましたが、最初は色違いでビックリしました。その時はオーストリア盤にも黒いジャケットがあるという事も知らず、相当後になってから黒の方を入手しました。TELMARK盤も通販で発売されていたことも知らず、今みたいに各国盤の資料が無かったので実際に入手したレコードを元にディスコグラフィをまとめていた頃を思い出します。