ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活!

ただひたすらにローリング・ストーンズのレコードを紹介しているブログです。

ローリング・ストーンズ 日本盤 STICKY FINGERS③ユニバーサルからの限定盤!!

前回に引き続き日本盤の『STICKY FINGERS』です。今回はユニバーサルから発売された限定盤を紹介します。2012年12月12日に発売され、規格番号はUIJY-90001です。このレコードはメタルマスターからダイレクトにプレスされたシリーズの一枚で、ストーンズはこの他に『IT'S ONLY ROCK'N ROLL』が発売されています。東芝EMIからの再発盤が79年の発売だったので、それから33年振りの国内プレスという気の遠くなるような感覚ですね。ジャケットはこのシリーズ特有のものなので順を追って紹介します。ジッパーは印刷となっています。当時の値段は新品で5800円ととんでもない値段で、こんなに高値にするから買う人が限られるんだよ、と思ってしまいます。帯は表側から裏表紙全体を巻き込むようになっています。

ジッパーの部分です。こうやって写真で見ると金属感があり本物に見えますが印刷です。

表側の左下に規格番号があります。

帯から続く裏側です。上部にグループ名とタイトル、曲目が書かれていますが殆どはメタルマスターからのカッティングを説明したレコードの制作過程が載っています。

曲目の部分です。

右下にバーコードと背に沿って規格番号があります。

左下に発売元のユニバーサルのクレジットがあります。

ジャケットは一枚の紙を折りたたんだものになっています。これは表側を広げた写真です。

裏側はオリジナル盤のインナーの表裏となっています。

上の一枚の紙に挟まれてオリジナル盤ではジッパーの奥にあったブリーフの写真のシートが入っています。裏側は何も印刷されていません。

ここからはジャケット巻き込むようにあった帯です。ジャケットを外すとこの100% Pure LPに寄せた分が載っています。

上の帯のシートを広げると歌詞と翻訳が載っています。

レコードは良い音を出すためということで黒ではなく無着色の透明な盤になっています。

ラベルです。上部にこのシリーズの100% Pure LPのロゴがあります。中央のラインの中にグループ名とタイトルがあります。左側に面表記、規格番号があります。右側にパブリシャー、回転数、ステレオがあります。曲目は中央揃いになっています。キースのクレジットはオリジナル盤を意識してかRichardとなっています。一番下にプロデューサーのジミー・ミラーのクレジット、ベロマークとユニバーサルのロゴがあります。マトリクスは機械打ちでUIJY 90001 A4/UIJY 90001 B3です。

B面のラベルです。

このレコードはUK盤のマスターを使っているので音はまろやかできれいです。ただ、UKオリジナル盤と比べると音圧が低いのが残念です。モービル盤も音圧が低かったですが、良い音を求めるために仕方がないと思います。このシリーズではストーンズの他にクラプトンなどが発売されていました。レコードの人気が復活したのかこうして日本プレスが再び発売されるのは嬉しいですが、最初にも書いたとおり値段が高いのが難点ですね。最近発売されている新譜もアナログで出るパターンが多いですが平均4400円もするのでホントに高い気がします。余談になってしまいますが84年にCBSソニーに移籍した後、ストーンズの過去のカタログがレコードでも再発されるといった話があったようですね。CDの台頭で企画自体が無くなったようですが、もし発売されていたら帯などがどうなっていたか興味がありますね。完全に話がそれてしまいましたが、最近のレコード・ストア・ディなどやこういう企画ものの高音質盤などで本来なら中古でしか手に入らない過去のカタログが新品で聴けるのでいいことだと思います。

ローリング・ストーンズ 日本盤 STICKY FINGERS②再発EMI盤!!

前回に引き続き日本盤の『STICKY FINGERS』です。今回は78年に販売元がEMIへ変わってからの再発盤を紹介します。1979年8月5日に発売され、規格番号はESS-63001です。この時は過去のカタログもまとめて発売されています。ジャケットのデザイン等はオリジナルと同じで、このEMI盤も本物のジッパーが付けられています。帯はこの時に再発になった他のタイトルと同じ緑色のものが付けられています。帯には内田裕也さん、中村とうようさん、加藤和彦さんのコメントが書かれていますが、3氏とも既にこの世にいないのが何とも言えません。

ワーナー・パイオニア盤は表側には何もクレジットがありませんでしたが、EMI盤は右上にSTEREOと規格番号が書かれています。

裏ジャケです。

左下にベロマークとROLLING STONES RECORDSがあります。ワーナー盤はUSA盤と同じクレジットでしたが、こちらは独自のクレジットとなっています。

右下に東芝EMI株式会社とMADE IN JAPANがあります。

インナーです。こちらも各国盤同様のデザインです。

上部レコード取り出し口がカットされています。カットの形が逆三角形に角ばっていてワーナー・パイオニア盤とは微妙に違います。

反対側です。こちらはUK盤にあった左上のジミー・ミラーの解説が無いタイプです。

右上に規格番号があります。

右下に東芝EMIローリング・ストーンズ・レコードのクレジットがあります。

ライナーです。このシリーズは全部この『SOME GIRLS』の頃の写真が使われていますが、最初見た時はロン・ウッドが写っているのでエェッと失望しましたね!せめて内容に合ったテイラー期のストーンズの写真を使って欲しかったです。

右上に規格番号があります。

ライナーの2ページ、3ページ目です。ここにもロン・ウッドがいる写真が使われているので違和感ですよね。タイトルの上に帯にあった内田裕也さん、中村とうようさん、加藤和彦さんのコメントが書かれています。左側は立川直樹さんの解説で、右側は歌詞、翻訳となっています。

曲目の部分です。

最後のページです。歌詞、翻訳の続きが載っています。

最後のページには当時の最新アルバム『SOME GIRLS』と、この時に同時に再発されたストーンズディスコグラフィが載っています。その下にファン・クラブの入会案内がありますが、私はもょうどこの頃ファン・クラブに入会したので懐かしいです。

このシリーズには当時出版された「ザ・ローリング・ストーンズ物語」のチラシが封入されていました。当時この本を買いましたが処分してしまったため、どんな内容だったか全く覚えていません。

ラベルです。最初はプロモ盤白ラベルです。上部に規格番号とマトがあります。その下にグループ名とタイトルがあります。左側に見本、非売品とベロマーク、STEREOがあります。右側に8/5発売、面表記、回転数があります。曲目は左揃いで一番下にプロデューサーのジミー・ミラーのクレジットがあります。この再発盤は79年の発売ですが、キースのクレジットが以前のRichardのままです。マトリクスは機械打ちでESS-63001-A  1S 2/ESS-63001-B  1S 2です。両面にJISマークがあります。 

B面のラベルです。

レギュラー盤のラベルです。上部に規格番号とマトがあります。その下にグループ名とタイトルがあります。左側にベロマークとSTEREOが、右側に面表記と回転数があります。曲目の部分はプロモ盤と同じです。マトリクスは機械打ちでESS-63001-A  1S 2/ESS-63001-B  1S 2です。両面にJISマークがあります。このマトはプロモ盤と同じです。

B面のラベルです。

このEMI盤はなんとなく音が細いような気がします。最初にこのEMI盤を見たのは友人の家でしたが、ライナーにロン・ウッドが写っているので何でかな?と思ったことを今でも覚えています。71年からたったの8年ですが、この時代は特に毎年のように新譜を出し、ツアーをして、メンバーの容姿も移り変わりが激しかったのでホントに違和感でしたね。これさえなかったらよかったのにと残念に思いました。まあ、その友人はライナーよりもこのレコードをかけて「Wild Horses」と「I Got The Blues」が素晴らしいと言っていたのを思い出します。もう40年以上も前の話ですが、このレコード一枚を挙げてもストーンズに関した思い出があるとはすごいことだなと思います。

ローリング・ストーンズ 日本盤 STICKY FINGERS①ワーナー・パイオニア盤いろいろ!!

ローリング・ストーンズの日本盤『STICKY FINGERS』です。1971年6月10日に発売され、規格番号はP-8091Sです。海外では4月に発売になっていたのに当時の日本では1ヶ月半も遅い発売になっているのが驚きです。ローリング・ストーンズ・レコードの日本での販売元はワーナー・パイオニアです。78年以降のEMIからの再発盤もありますが今回はワーナー・パイオニア盤をいろいろと紹介します。ジャケットはタイトル、グループ名がベルトの位置にあるUSA仕様でレコードは横から取り出すようになっています。オリジナルのROCK AGE帯です。キャッチコピーは「ローリング・ストーンズ NEW!」と書かれています。当時の値段は2000円でした。

セカンドのピンク色の帯です。キャッチコピーは「記念すべきストーンズ・レーベルの第一作」となっています。当時このキャッチコピーを見て友人がこれがストーンズのデビュー・アルバムと勘違いしていて私もその言葉を鵜呑みにしていました(笑)。まだストーンズ聴き始めの頃でどんなレコードが出ているのかもよく知らなかった頃のことです。

幻となってしまいましたが73年の来日の前には上のピンク帯にローリング・ストーンズ来日という丸いステッカーが貼られていました。

話が飛んでしまいますが、1976年3月25日に再発されたジャケットです。値段が2500円になったため規格番号もP-10131Sに変更になっています。帯は規格番号と値段の部分が変わっただけでその他は変わりません。値段が変わっただけで規格番号も一緒に変わる例も珍しいですよね!

上がオリジナルのP-8091S、下が再発のP-10131Sの帯です。ピンクの濃さが違いますが、経年の色あせも考えられますので何とも言えません。いやしかし、来日の丸いステッカーが貼られた帯も薄いピンクなのでやはりオリジナルは薄いピンク、再発は濃いピンクなのか?

値段の部分です。2000円がオリジナルのP-8091S、2500円が再発のP-10131Sの帯です。

タイトルとグループ名の部分です。ここはUSA盤と同じ仕様になっています。

ジッパーはUSA盤と同じ大きさで日本のYKKのジッパーが使われています。

裏ジャケです。

左下の部分はUSA盤と全く同じでニュー・ヨークのストーンズ・レコードの住所が書かれています。この部分はP-8091SとP-10131S共通です。

右下の部分です。値段とワーナー・パイオニアのクレジットがあります。上がP-8091Sで2000円表記、下がP-10131Sの2500円表記です。

インナーです。基本的に海外盤と同じデザインです。こちらはメンバーの写真側です。

上部レコード取り出し口の部分です。上のP-8091Sがの方は丸くカットされています。下がP-10131Sで丸いカットはありません。

クレジット側です。UK盤で左上にあったジミー・ミラーの文はありません。

右下の部分です。上がオリジナルのP-8091Sで、下が規格番号がP-10131Sとなってからのインナーです。その他の部分のクレジットは変更ありません。

歌詞カードです。こちらはA面側です。中央のベロマークの下にSIDE ONEと書かれています。

歌詞カードのB面側です。

歌詞カードの規格番号の部分です。上がオリジナル、下が再発です。

ラベルです。最初はプロモ盤青ラベルです。上部に規格番号、グループ名、タイトルがあります。そのすぐ下にベロマークがあります。左側に面表記と非売品、右側に回転数があります。曲目は左揃いです。曲目の下にプロデューサーのジミー・ミラーのクレジットがあります。マトリクスは機械打ちでP-8091S-1  1-A-2/P-8091S-2  1-A-3です。P-8091S-1が6時の場所だとしたら、後にある1-A-2というのは12時の場所にあります。このタイトルのマトは全てP-8091S-1/P-8091S-2なのでこの12時の場所にある番号もこれ以降のレギュラー盤でも変化していくので挙げていきます。両面にJISマークがあります。

B面のラベルです。

また、この日本盤はプロモ、レギュラー共にB面の「Sister Morphine」と「Moonlight Mile」のミックの作者クレジットがMich Jaggerとミスっています。他の曲はMickとなっているのでなんでこの2曲だけMichになっているのか面白いですよね!

レギュラー盤のラベルです。上部の規格番号などの部分はプロモと同じです。プロモではその下にあったベロマークが左側へ移動しています。その横にSTEREOがあります。右側に回転数とSIDE ONEがあります。曲目とプロデューサー・クレジットはプロモと同じです。マトリクスは機械打ちでP-8091S-1  1-A-1/P-8091S-2  1-A-2です。両面にJISマークがあります。この他、1-A-2/1-A-3、2-A-1/4-B-1などを確認しました。

B面のラベルです。

レギュラー盤でもB面の「Sister Morphine」と「Moonlight Mile」のミックの作者クレジットがMich Jaggerとミスっています。

P-8091Sのラベルの一部にAB面が逆になっているミスラベルが存在します。面表記が「Brown Sugar」側がB面表記となっています。マトリクスは機械打ちでP-8091S-1  4-A-2/P-8091S-2  1-A-13です。最後の13だけ手書きです。両面にJISマークがあります。

「Bitch」側です。こちらはSIDE ONEとなっています。さらにこちらでも「Sister Morphine」と「Moonlight Mile」のミックの作者クレジットがMich Jaggerとミスっています。

規格番号がP-10131Sに変更になってからのラベルです。一番上の規格番号がP-10131Sとなっている以外は上のラベルと同じです。マトリクスは機械打ちでP-8091S-1  2-B-9/P-8091S-2  4-B-10です。両面にJISマークがあります。

B面のラベルです。規格番号が変わっても「Sister Morphine」と「Moonlight Mile」のミックの作者クレジットがMich Jaggerとミスっています。

私がストーンズのレコードを買うようになった時はレコード店からROCK AGE帯は消え、ピンクの帯に変わっていました。初めてこのレコードを見た時は下半身の写真に本物のジッパーが付いていることに驚きました。当時はなかなかこのレコードを買う勇気はなく確か『IT'S ONLY ROCK'N ROLL』よりも後で買った記憶があります。まあ、当時はストーンズのレコードを全部揃えているわけではなく、初期のアルバムなどは76年のGP規格で初めて買った位なので買う順番もメチャクチャでしたが、中学生にしてみれば衝撃的なジャケットでしたね!買った後はその素晴らしい内容に感動し、なんでもっと早く買わなかったのかと後悔しましたね!今でも何かと引っ張り出して来てはよく聴くレコードの一枚です。次回はEMIからの再発盤を紹介します。

ローリング・ストーンズ トルコ・シングル盤 MISS YOU!!

ローリング・ストーンズのトルコ・シングル盤「Miss You / Far Away Eyes」です。1978年7月に発売され、規格番号は2802です。トルコ盤の「Miss You」は白黒だった各国盤のピクチャースリーヴと違い全体が赤みがかったものとなっています。ピクチャースリーヴには規格番号やMade in Turkeyなどのクレジットは一切ありません。レコード取り出し口は上です。

ピクチャースリーヴの裏側です。こちらも表側と同じデザインとなっています。他国盤では「Far Away Eyes」とタイトルが書かれていてミックのアップの写真になっていましたね。

裏側上部のレコード取り出し口は丸くカットされています。

左下に回転数、STEREOとEMIのロゴがあります。

他国盤と並べてみると色の違いがよく分かると思います。

ラベルです。濃い黄色のEMIのラベルです。こちらはオリジナルのソリッド・センターのラベルです。逆さ文字のEMIのロゴがオレンジ色になっています。EMIのロゴがなんで逆さまになってるのか不明です。センターホールのすぐ下にTL.35.とトルコリラで価格が書かれています。2004年にレートが変更となっているので当時の値段はよく分かりません。左側にパブリシャー、マト、TURK MALI があります。このTURK MALI というのはトルコ製という意味です。右側に規格番号、STEREOがあります。この規格番号はA面は2802-1、B面は2802-2と表記されています。マトリクスは手書きでEMI 2802 A/EMI 2802 Bです。

B面のラベルです。「Far Away Eyes」は「Faraway Eyes」とクレジットされています。

こちらはセカンド・プレスのプッシュ・アウト・センターのラベルです。逆さ文字のEMIの文字は赤です。左側にパブリシャー、マト、TURK MALI があります。右側にPLAKSAN、規格番号、STEREOがあります。PLAKSANというのはトルコのレコード会社です。プッシュ・アウト・センターにある価格コードはTL. 25.で上のラベルより安くなっています。値段の違いが大きいのでこのセカンド・プレスはかなり後になって発売されたのかも知れません。マトリクスは手書きでEMI 2802 A/EMI 2802 Bです。

B面のラベルです。こちらもオリジナル同様「Far Away Eyes」は「Faraway Eyes」とクレジットされています。

トルコ盤は両面共エデイット・ヴァージョンが収録されています。オリジナルのラベルはよく見かけますが、プッシュ・アウト・センターのセカンド・プレスの方はあまり見かけません。また、オリジナル、セカンド共にEMIの文字が逆さになっているのも面白いですよね!EMIの色もオリジナルの方はオレンジでラベルの濃い黄色が一体になってしまいあまり目立たないためセカンド・プレスは赤にしたのかな?と思ってしまいます。そしてなんといってもこのトルコ盤はピクチャースリーヴが赤いという事です。EMI以降のストーンズ・レコードのジャケ違いはあまりなくなってしまうのでこれは珍しいですよね。私は90年代に西新宿のレコード店で見てこれは一体なんだと思い手に取りましたが、どこにもトルコと書いてないので最初どこの国のレコードか分かりませんでした。Made in Turkeyと書いてあれば分かりますが、ラベルに現地語でTURK MALI (トルコ製)と書かれているだけなので分かりませんよね。買った時はどこの国か分からずに後で分かったレコードはいろいろありますが、資料が充実している現代ではこういうわけも分らず買った事もいい思い出です!

ローリング・ストーンズ トルコ・シングル盤 HONKY TONK WOMEN!!

ローリング・ストーンズのトルコ・シングル盤「Honky Tonk Women / You Can't Always Get What You Want」です。1969年7月に発売され、規格番号は69106です。デッカ時代のトルコのシングルはメンバーの写真が使われた共通のスリーヴか、トルコ・ロンドンのカンパニースリーブで発売されていましたが、このシングルだけは独自のデザインで発売されました。また、「Honky Tonk Women」は各国共通でバーにいるメンバーの写真が使われていますが、トルコ盤は女性の横顔のイラストの独自のデザインとなっています。ピクチャー・スリーヴは厚くてしっかりとした紙質です。

下部に赤いデッカのロゴがあります。

ピクチャースリーヴの裏側です。デッカのカタログが載っています。

左上にデッカのロゴがあります。こちらもデッカのロゴやラインは赤で統一してあります。

右下の部分です。GALERI MATBAASIというのはトルコの印刷会社です。

カタログにはストーンズのレコードが3枚載っています。左側の欄には「Honky Tonk Women」が載っています。 

右側の欄には「The Lantern」と「Jumpin' Jack Flash」が載っています。「Jumpin' Jack Flash」はここでは「Jumpin’ Jack H'shu」とミスっています。

ラベルです。上部にデッカのロゴがあります。その左下にMADE IN TURKEYがあります。左側には出版社のMirage Musicのクレジットが、右側には規格番号69106とマトがあります。曲目の部分はタイトル、作者、グループ名だけで、プロデューサー・クレジットなどはないシンプルな感じです。マトリクスは手書きで69106-A/69106-Bです。

B面のラベルです。

最初にも書きましたが「Honky Tonk Women」のピクチャー・スリーヴは各国共通のデザインでしたが、再発を除いて同曲のシングルでデザインが違うのは他に文字だけのデザインだったユーゴスラビア盤とこのトルコ盤だけで、この2国ではバーのお姉ちゃんと一緒に写っているメンバーの写真がダメだったんでしょうか?90年代に初めてこのトルコ盤を見た時はいかにも化粧が濃い女性のイラストで怪しい雰囲気だなと思いました。各国でいろいろな理由があると思いますが、こういった違うデザインのピクチャースリーヴに出会えるのもレコード集めの面白いところですね。