ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活!

ただひたすらにローリング・ストーンズのレコードを紹介しているブログです。

ローリング・ストーンズ オーストラリア盤EP⑥ DOWN THE ROAD APIECE+3!!

ローリング・ストーンズのオーストラリア盤EP『Down The Road Apiece+3』です。1965年9月に発売され、規格番号はDFEA 7522です。ジャケットは『OUT OF OUR HEADS』『DECEMBERS CHILDREN』の写真が使われ、タイトル部分が"DOWN THE ROAD A-PIECE"となっています。なお、UKエキスポート仕様のEP盤にもこの写真を使ったレコードがありましたが内容は全く別物です。

タイトル部分です。APIECEはA-PIECE表記になっています。

右上にデッカのロゴがあります。

裏ジャケです。上下フリップバック仕様になっています。アルバム『OUT OF OUR HEADS』や『DECEMBER'S CHILDREN』と同じ写真が使われています。右側にタイトルと曲目があります。

右上に規格番号のDFEA 7522があります。

曲目の部分です。収録曲を見て気付いた方がいらっしゃると思いますが、ジャケはUK盤の『OUT OF OUR HEADS』なのに収録曲は全て『No.2』からとなっています。ジャケと内容が合わないというのも面白いですよね!

曲目の下にレコーディングスタジオ、エンジニア、プロデューサーなどのクレジットがあります。後藤博則さんから教えて頂きましたが、このクレジットはかなり大まかなクレジットです。ここでは全部まとめて録音場所がRCAスタジオでエンジニアがDave Hassingerと書かれていますが、「Down The Road Apiece」と「I Can't Be Satisfied」は64年6月にシカゴのチェス・スタジオで録音され、エンジニアはRon Malo、「You Can't Catch Me」は64年9月にロンドンのリージェント・サウンド・スタジオで録音され、エンジニアはBill Farleyです。「Pain In My Heart」だけRCAスタジオで64年11月に録音され、エンジニアはDave Hassingerでこの曲のクレジットだけ合っています。後藤さん、ありがとうございました。

裏ジャケ下部に"Mdae in Australia for The Decca Record Company"のクレジットがあります。

右下にデッカのロゴがあります。

ラベルです。カーブド・デッカの青ラベルです。左側に出版社クレジットがあります。右側に回転数、EXTENDED PLAY、規格番号、マトがあります。曲名の上にこのEPのタイトルの「DOWN THE ROAD APIECE」があります。面表記は曲目の両側にあります。ジャケットでは"A-PIECE"となっていましたが、ラベルでは"APIECE"となっています。リムにMADE BY E.M.I. (AUSTRALIA) LIMITED.のクレジットがあります。マトリクスは手書きで7XDEC 718/7XDEC 719です。

B面のラベルです。

先にも書きましたが、このEPはジャケはUK盤の『OUT OF OUR HEADS』なのに収録曲は全て『No.2』からとなっています。そういえば『No.2』の写真を使ったEPはスペインなどでありますが滅多に見ないですよね。曲は全曲カヴァーですが、結構渋い選曲となっています。「Down The Road Apiece」は初期のステージでよく演奏していてこなれているせいかこのスタジオ盤もノリのいい素晴らしい演奏をしています。ストーンズは今も昔もいろいろな曲をカヴァーしていますが、ホントに演奏が上手いですよね。実は面白いことにオーストリアではこの次にアルバム『OUT OF OUR HEADS』からのEPが発売されますが、このEPでそのジャケットの写真を使ってしまったので急遽オーストリア・オリジナルのジャケットが出ることになってしまいます。詳しくは次回紹介します。

ローリング・ストーンズ オーストラリア盤EP⑤ GOT LIVE IF YOU WANT IT!!

ローリング・ストーンズのオーストラリア盤EP『GOT LIVE IF YOU WANT IT』です。1965年6月に発売され、規格番号はDFEA 8620です。UK盤同様「Route 66」を含んだ5曲(6曲?)仕様となっています。ジャケットはUK盤は周りに白い枠がありましたがオーストリア盤は全体が写真になっています。

右下にデッカのロゴがあります。

裏ジャケです。上下フリップバック仕様になっています。写真の周りに白い余白があるのでUK盤とは大分印象が違います。上部に大きくタイトルがあります。

曲目の部分です。その下にMADE IN AUSTRALIA BY EMIのクレジットがあります。

右下に録音場所とエンジニア、アレンジ、プロデューサーのクレジットがあります。その下にデッカのロゴがあります。

ラベルです。カーヴド・デッカの青ラベルです。左側に各曲の出版社のロゴがあります。右側に回転数、EXTENDED PLAY、規格番号、マトがあります。面表記は曲目の両側にあります。曲目は中央揃いになっています。リムに"MADE BY E.M.I. (AUSTRALIA) LIMITED"があります。マトリクスは手書きでEFF 2811  7XDEC 782/EFF 2812  7XDEC 783です。EFFで始まるマトは6時の位置に、7X~で始まるマトは12時の位置にあります。 

B面のラベルです。

このEPは初期のストーンズのライヴを収録した貴重なレコードだと思います。全曲当時のステージの重要なレパートリーなのか素晴らしい演奏をしていますが、特に「I'm Moving On」と「I'm Alright」の2曲のここでの演奏は完成度が高い素晴らしい演奏だと思います。過去にも書きましたが「We Want Stones」で1曲としてカウントするなんて今考えるとスゴイことしてますよね!ジャケットはブライアンの写真が反転していますがデザインも良く内容と合わせて初期の名作ライヴだと思います。

初めて買ったローリング・ストーンズのブートレッグ!!

2024年になりましたね!昨年はいろいろとありがとうございました。今年もよろしくお願い致します。このブログもこの夏で8年目に突入します。自分でもよく続いていると思いますが、これもストーンズ好きな皆さんのおかげです。今年もUK、USA、日本盤は発売順に、その他の国はレコード棚を見て気になったものを取り上げていこうと思いますので宜しくお願い致します。今回は2024年第一弾として久しぶりの昔話です。

1975年の春、自宅から歩いて1分の場所に輸入盤のお店が開店しました。四畳半位の狭い店の中は輸入レコードであふれていて壁にはレア盤がぎっしり並んでいました。当時の地元は大きなビルは二つのデパートぐらいで、大きな通りも2つしかなく後は瓦屋根も木造の民家が延々と続いている町並みで、人口も少なく、今考えるとよくこんな田舎にマニアックなお店が出来たと感心してしまうほどでした。高校1年だった私は学校帰り毎日のようにレコードが見たくてそのお店に寄っていました。海賊盤(ブートレッグ)も少し売っていて、当時はTMOQの葉巻の豚やCBMがシールド新品で売っていたのでブート・コーナーも熱心に見ていました。そこで目についたのがストーンズのブートでした。ビートルズは『GET BACK』関連や『LIVE IN JAPAN』などのブートは持っていたけどストーンズはまだ一枚も持っていなかったので買おうとしましたが、とにかく情報が全くない時代。スリックに書かれた曲目を見てアウトテイクや、ライヴ盤なんだなといった位の判断で見分けるしかありませんでした。そんな時に目についたのがこの69年のライヴと書かれたこのLP。当時『GET YER YA-YA'S OUT』を気に入っていてよく聴いてましたが、アルバムに入っていない「Prodigal Son」や「You Gatta Move」が収録されているではありませんか!「えっ、69年でユー・ガッタ・ムーヴ?」と69年ツアーで「You Gatta Move」を演奏したことさえ知らなかったのでこのブートを買う事にしました。そのブートは『STONE AGED』というもので葉巻をくわえた豚のマークが書かれていてシールドの間にスリックが挟まっていました。イラストは当時のTMQQのジャケの絵を描いていたウイリアム・スタウトによるものです。

スリックの左下の部分です。A面の曲目と録音された1969年11月10日の日付とピアノのイアン・スチュワートのクレジットがあります。

左下の部分です。B面の曲目とウイリアム・スタウトのクレジットがあります。スリックの上部には『Stoneaged』と書かれていて、この部分には『San Diego Sixty-Nine』と書かれているので当時はどちらがタイトルなのか分かりませんでした。

右下にTMOQの横向きの豚のロゴがあります。

裏側にはこの当時の葉巻の豚の全部のタイトルに入っていたスリックがあります。

ラベルです。TMOQの葉巻の豚のラベルです。マトリクスは手書きで1889A/1889Bです。

B面のラベルです。

余談ですが、こちらは最初に発売された横向きの豚のTMOQのジャケットです。

最初にも書きましたが当時は葉巻豚のTMOQやCBMが新品で手に入った頃でこのお店でブートレッグを何枚か買いました。特にこの『STONEAGED』と次に買った73年ホノルルのブートはお気に入りでよく聴いたのを覚えています。他にはTMOQの『BRIGHT LIGHTS BIG CITY』やCBMのハイドパークなども買ったのを覚えています。その輸入盤店ではオフシャル盤も良く買い、ストーンズの『NOW』を買った時は店長さんに「高1で渋いの聴いてるね!」と言われたりしました。高校の時はストーンズの他、ディープ・パープル、ZEPなどのストーンズ以外のグループにもハマっていて、特にピンク・フロイドキング・クリムゾンEL&P、イエスなどのプログレのレコードはそのお店で買い集め夢のような年月を過ごしました。店長さんには「今度○○の新アルバムが出るよ。」などの情報も教えて頂いたりして発売日に取っておいてもらったりもしました。しかし、こんな田舎でそんなマニアックなお店が長続きする訳がありません。3~4年後には違う場所に移転して日本のアーティストを売ったり普通のアイドルのレコードなども並び始め、CDが出回った以降の90年代初頭には店長さんの高齢化や近くに全国チェーンの大型店が開店したこともあり残念ながら閉店してしまいました。数年前、偶然ヘルパーさんに連れられて歩いていた店長さんを見かけ挨拶をすると、「まだストーンズのレコードを集めていますか?」と閉店後30年近くも経ったのに私の事を覚えていてくれたのがうれしかったです。現在はそのお店があった場所は道路拡張のため道路と歩道になってしまい当時の面影は全くありませんが、その道を通るたび夢のようだったマニアックなレコード店の事を思い出します。

ローリング・ストーンズ オーストラリア盤EP④ ROUTE 66+3!!

ローリング・ストーンズのオーストラリア盤EP『Route 66+3』です。1964年11月に発売され、規格番号はDFEA 7521です。収録曲は「Mona」「Come On」「I Want To be Loved」「Route 66」の4曲です。オーストラリアではデビュー曲が「I Wanna Be Your Man」だったので「Come On」と「I Want To be Loved」の2曲はこのEPで初登場となります。他はファースト・アルバムからの2曲という選曲になっています。ジャケットはホテルの宴会場のようなところで演奏している写真が使われています。

左上にデッカのロゴがあります。

上部に大きく「ROUTE 66」とあります。

裏ジャケです。今までのオーストラリア盤のEPの裏ジャケは青い文字でしたが、このEPは黒となっています。中央に曲目、その下にそれまでオーストラリアで発売されたEPのディスコグラフィになっています。

右上に規格番号があります。

A面の曲目です。

B面の曲目です。このEPのタイトルとなっている「Route 66」は一番最後に収録されています。

曲目の下にオーストラリアでそれまでに発売されたEPが載っています。これを見るとオーストラリア独自のEPは7000番台、UKと同じ内容のEPは8000番台でUK盤と同じ数字が使われているのが分かります。

下部に" Made in Australia for The Decca Record Company "のクレジットがあります。 

右下にデッカのロゴがあります。

ラベルです。カーヴド・デッカの青ラベルです。右側に回転数、EXTENDED PLAY、規格番号、マトがあります。曲目の両側に面表記があります。リムにMADE BY E.M.I. (AUSTRALIA) LIMITED.のクレジットがあります。マトリクスは手書きで7XDEC 681/7XDEC 682です。

B面のラベルです。

日本でもそうでしたが、当時デビューシングルが「I Wanna Be Your Man」という国は結構多く、本来のデビュー曲「Come On」は後で発売されることが多かったのですが、オーストラリアでも1年以上過ぎてEP盤で発売されました。前回のEP盤でもそうでしたが、目玉の曲に水増し的に『ファースト』の曲が収録されているのが面白いですよね! とにかく64年、65年はストーンズ人気が一気に上がったのでレコード会社も人気があるうちに何とかして儲けようとレコードを乱発していたのが窺えて面白いですよね!

ローリング・ストーンズ オーストリア盤EP③ FIVE BY FIVE!!

ローリング・ストーンズのオーストラリア盤EP『FIVE BY FIVE』です。1964年9月に発売され、規格番号はDFEA 8590です。UK盤と同じ5曲仕様で、ジャケットも同じ写真が使われています。UK盤は周りに白い枠がありましたが、オーストラリア盤は全面写真なのですぐに判別出来ます。

右下にデッカのロゴがあります。

裏ジャケです。上下フリップバック仕様となっています。タイトルの文字やデッカのロゴの位置などを除いて基本的にUK盤と同じですが、こちらは写真と活字が青で統一されています。上部にタイトル、グループ名があります。

右上に規格番号があります。UK盤はDFE 8590だったので、アルファベット以外は同じ番号が使われています。

曲目の部分です。いい演奏で今考えると初期ストーンズの最高の5曲ですよね!

曲目の下に各クレジットがあります。

下部に" Made in Australia for The Decca Record Company Limited "のクレジットがあります。

右下にデッカのロゴとオーストラリアでの配給元のEMIのクレジットがあります。

ラベルです。カーヴド・デッカの青いラベルです。右側に回転数、EXTENDED PLAY、規格番号、マトがあります。曲目の部分の両側に面表記の1があります。リムにMADE BY E.M.I. (AUSTRALIA) LIMITED.のクレジットがあります。マトリクスは機械打ちでEFF-2739-2K/EFF-2740-2Kです。これはUK盤のEPと全く同じなのでUK盤のマザーを使用していると思います。

B面のラベルです。

このオーストリア盤はUK盤と同等のいい音が聴けます。このEPに収録されている5曲は64年6月にチェス・スタジオで録音されました。インストの「2120 South Michigan Avenue」はミックがタンバリンを叩いています。そういえばキースが弾いている「2120~」の後半のギターはマディ・ウォーターズが弾いているという噂がありましたよね。スチュが全曲参加しており、A面ではオルガン、B面ではピアノを弾いています。「Empty Heart」ではブライアンがハーモニカとコーラスを担当しています。憧れのスタジオでの録音という事でスチュを含めたメンバー全員最高の演奏をしていますね!