ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活!

ただひたすらにローリング・ストーンズのレコードを紹介しているブログです。

ローリング・ストーンズ USA盤 SUCKING IN THE SEVENTIES!! 

ローリング・ストーンズのUSA盤『SUCKING IN THE SEVENTIES』です。1981年3月9日に発売され、規格番号はCOC 16028です。USA盤はシールドの上に曲目や各クレジットなどが書かれたベロマークのステッカーが貼られています。USA盤はジャケットにグループ名が全く書かれていないのでこれが無いとホントに誰のレコードなのか分かりませんよね。  

ステッカーが無い状態のジャケットです。70と適当に書かれているように思えます。以前カタカナのスに見えると言った方がいらっしゃったのには笑ってしまいました。

プロモ盤は右上にプロモ用の番号と"Promotional Copy NOT FOR SALE"と書かれた刻印が押されています。

ステッカーの曲目の部分です。「Shattered」は通常のヴァージョンが収録されています。USA盤のシングル「Shattered」のB面でしか聴けなかった「Everythings Turning To Gold」は初めてLPに収録されました。「Hot Stuff」と「fool To Cry」はプロモ・シングルで使われていたエデイット・ヴァージョンが収録されています。「Time Waits For No One」はギターソロに入ったところで残念ながらフェイドアウトしてしまいます。 

B面の曲目です。「Mannish Boy」はライヴなのに何故かエデイット・ヴァージョン。「When The Whip Comes Down」は78年7月6日、デトロイトでのライヴ・ヴァージョン。「If I Was A Dancer」は『EMOTIONAL RESCUE』に入っていた「Dance」の別ヴォーカル・ヴァージョン。「Crazy Mama」と「Beast Of Burden」はプロモ・シングルで使われていたエデイット・ヴァージョンが収録されています。

曲目の下のクレジットの部分には、プロデューサーのグリマー・ツインズのクレジットやローリング・ストーンズ・レコーズの登録票所、Printed in U.S.A.などがあります。一番下に規格番号のCOC 16028があります。

裏ジャケです。UKとは文字の大きさや配列が全く違います。最初にも書きましたがUSA盤にはROLLING STONESの文字がどこにもないのでステッカーが無いと誰のレコードなのか分かりませんよね。

インナーです。上の裏ジャケ白黒反転のデザインになっています。

インナーの反対側です。こちらもジャケットとは白黒反転のデザインとなっています。

右下に規格番号とPrinted in U.S.A.があります。

ラベルです。プレス工場コードはSPです。これはペンシルベニア州のSpecialty recordsの事です。上部に規格番号、グループ名、タイトルがあります。左側にベロマークとSTEREOが、右側に面表記、パブリッシャーがあります。曲目は左揃いになっています。一番下に曲毎のパブリッシャーがあります。マトリクスは手書きでSTRS-814649-A  1-1 SM3-4/STRS-814640-B  SP 0-1 SM2-1です。両面にSTERLINGの 刻印があります。 

B面のラベルです。

プレス工場コードはMOです。これはカリフォルニア州のMonarch recordsのことです。マトリクスは手書きでSTRS XXXXXXXX 814649 MR △25020/STRS 814650-B MR △25020Xです。A面のマトのXXXXXXXXの部分は下に別のマトが書かれていて上からXXXXXXで消してあります。両面にSTERLINGの 刻印があります。 

B面のラベルです。

プレス工場コードはARです。これはロサンゼルスにあるAllied Record Companyのことです。マトリクスは手書きでSTRS-814649-C  B15558/STRS-814650-C  15559です。両面にSTERLINGの刻印があります。

B面のラベルです。

このアルバムはUSA盤「Shattered」のB面でアルバム未収だった「Everythng Is Turning To Gold」、「When The Whip Comes Down」のライヴ・ヴァージョン、「Dance」の別ヴォーカルの「If I Was A Dancer」が入っているので当時はこの3曲ばかり聴いていました。「When The Whip Comes Down」のライヴ・ヴァージョンはチャンネルが左右逆でキースのギターが左側のスピーカーから聞こえます。これはCD化されても修正されていませんね。このアルバムが発売された時はプロモ・エデイット・ヴァージョンなんて存在すら知らず、曲の一部がカットされているので、なんだこりゃなんて思っていたものでした。特に正式のプロモ・エデイットではない「Time WaitsFor No One」はギターソロに入ったところでフェイドアウトしてしまうし、「Mannish Boy」に至ってはこのアルバムのために作られたエディット・ヴァージョンで、なんでライヴ・ヴァージョンにわざわざハサミを入れたのかは今でも意味不明ですよね。このエデイット・ヴァージョンは2005年に発売された『RARITIES 1971-2003』にも収録されていました。なお、アメリカではコロンビア・レコード(CBS)に移籍後の再発盤にはこのタイトルは含まれていませんでした。よってUSA盤はCDを除くと規格番号がこのCOC 16028のものしか存在しないのも特徴です。

ローリング・ストーンズ USA盤プロモ12インチ IF I WAS A DANCER!!

ローリング・ストーンズのUSA盤プロモ12インチ・シングル「If I Was A Dancer / Dance (Instrumental)」です。1981年3月、アルバム『SUCKING IN THE SEVENTIES』の発売と同時に作られ、規格番号はDMD 253です。A面は『SUCKING IN THE SEVENTIES』にも収録されている歌詞違いの「Dance Pt.2」、B面はこのプロモ盤でしか聴けない「Dance」のインストルメンタルが収録されています。この12インチ・シングルはラベル違い2種が存在します。ジャケットは元々作られず12インチ用の白いジャケットに入っています。

ジャケットの上部に番号が書かれたプロモ・スタンプが押されています。

ラベルです。プレス工場コードはSPです。これはペンシルベニア州のSpecialty recordsです。上部に規格番号のDMD 253とグループ名があります。左側にベロマーク、STEREO、回転数があります。右側に面表記とパブリッシャーがあります。曲名の下に作者やプロデューサーのクレジット、タイム表記、マトがあります。一番下にPROMOTIONAL COPY NOT FOR SALEがあります。マトリクスは手書きで「Dance Part 2」側がSTDM 39666-2 1-1、インストルメンタル側がSTDM 39669-2 1-1です。

B面のラベルです。

こちらはタイトルが中心よりも上にあるラベルです。プレス工場コードはARです。これはロサンゼルスにあるAllied Record Companyです。上部に規格番号、グループ名、タイトルがあります。左側にベロマークがあります。右側に回転数、面表記、STEREO、タイム表記があります。上のラベルでは下部にあったタイム表記が右側に移動しています。下部の部分は曲目が上に移動しただけで、下にあったクレジットの内容は上のラベルと同じです。マトリクスは手書きで「Dance Part 2」側がSTDM 39666-3  B 15566、インストルメンタル側がSTDM 39669-3   B 15567です。STDMから始まるマトとBから始まるマトはレコードの反対側にあります。

B面のラベルです。

このプロモは何といっても「Dance」のインストルメンタルが聴けることが貴重ですね。ヴォーカル入りのヴァージョンと比べてハイハットとスネアの音が前面に出ていて、ベースが引っ込んでいます。ヴォーカルが無いせいかホーンセクションやパーカッションなどが目立って聞こえる気がします。途中で一ヶ所エフェクターを通したようなミックの声が聞こえます。この曲は演奏だけ聴いても面白いですね!また、80年代以降主流となったリミックスではなく同じ演奏でヴォーカルが違う『EMOTIONAL RESCUE』のヴァージョン、『SUCKING IN THE SEVENTIES』のヴァージョン、そしてこのプロモのインストルメンタル・ヴァージョンと3つのヴァージョンが聴けるのもこの曲の特徴です。ふたつのヴォーカル・ヴァージョンで全く違う曲のようにしてしまうミックの歌い方や、ストーンズらしいホーンセクションの使い方も素晴らしいです。

ローリング・ストーンズ TMOQ盤 TWO GREAT ALBUMS CHEAP!!

前回に引き続きローリング・ストーンズのTMOQ盤です。このアルバムは以前紹介した『EUROPEAN TOUR 1970』と前回紹介した『BURNING AT THE HOLLYWOOD PALLADIUM 1972』の2枚をカップリングして1975年に廉価盤で発売された通称『TWO GREAT ALBUMS CHEAP』と呼ばれているレコードです。規格番号はTMQ 7505です。ジャケットには過去盤で使われていた2つのタイトルのハンコが押されています。写真は丸いステッカーのものですが、四角いステッカーのものもあります。

シールドの裏側に入っていたスリックです。機材に寄りかかるミックの写真が使われています。文字のフォントは2枚のアルバムのスリックで使われていたものです。中央に横向きの豚のマークがあります。その下にTMQ 7505があります。

タイトルの部分です。GREATは手書きで追加されています。

レコードは2枚共横向きの豚のマークのラベルで黒盤です。資料によると1枚目が青、2枚目が赤のものや、1枚目が白、2枚目が透明のものが存在するそうですが、75年という時期を考えるとカラー盤は存在しないのでは?と思います。もしかしたら販売されず残っていた過去のカラー盤を再利用したのかも知れませんね。

1枚目と2枚目のレコードのA面のラベルです。1枚目は『EUROPEAN TOUR 1970』で、1970年10月7日、エッセンでのライヴが収録されています。マトリクスは手書きでRS 108 A/RS 108 Bです。2枚目は『BURNING AT THE HOLLYWOOD PALLADIUM 1972』で、1972年6月9日、ロサンゼルスでのライヴが収録されています。マトリクスは手書きでRS 522-A/RS-522-Bです。A面はRSと数字の間のハイフンがありません。 

1枚目、2枚目のB面のラベルです。

この廉価版のシリーズは最初はボブ・ディランの2枚組を発売を機に過去の1枚組のTMOQのアルバムを2タイトルまとめて2枚組として再発することにしたのが始まりだそうです。オリジナルの2枚のアルバムをひとつのジャケットに入れて過去のハンコを再利用すればいいのでこのシリーズは新作を作るよりも安く出来上がったようです。このシリーズはストーンズの他にボブ・ディランジミ・ヘンドリクス、フー、ビートルズなど10タイトルが作られました。このアルバムに収録されているストーンズの2公演は当時としてはものすごくいい音で収録されているのでこうして廉価版で再発されるリストに上がったのかも知れませんね。