前回に引き続きローリング・ストーンズのオランダ盤『ファースト』です。それまでのメンバーの横向きジャケに変わり、新たにバタフライ・カヴァーと呼ばれるサイケ調のジャケットで68年12月に再発されました。規格番号もDQY 825 384と変更となっています。ジャケットは表側だけコーティングされています。
右上にDECCAのロゴがあります。
右下にSTEREO ALSO PLAYABLE MONOのクレジットがあります。今までのオランダ盤はモノラルでしたが、この再発盤はステレオ(疑似ステ)となっています。
裏ジャケです。今までのオランダ盤と同じデザインですが、左下にSTEREOのクレジットがあります。また、この裏ジャケはフリップバック仕様となっています。
右上の規格番号とDECCAのロゴの部分です。
右下にMade in Hollandがあります。
左下にSTEREOのクレジットがあります。
ラベルです。オランダ盤の枠ありのラベルです。以前のMONOからSTEREOと変更となっています。規格番号のDQY 825 384の下にMADE IN HOLLANDがあります。「Now I've Got A Witness」のクレジットは(N.Phelge)となっています。マトリクスは機械打ちでAA 825384 1Y 1 Ⓟ1968 670 114/AA 825384 2Y 1 Ⓟ1968 670 112です。
B面のラベルです。
オランダ盤の『ファースト』の中でもこのジャケットは色合いも鮮やかで人気があります。花に埋もれたメンバーやバックの逆さまの人間の脳と目だけの写真や波のような背景がサイケ時代らしいですよね!ジャケットのデザインが誰なのかクレジットはありませんが素晴らしいデザインです。次回は「Jumpin' Jack Flash」のシングル盤と同じ写真を使った再発盤を紹介します。