ローリング・ストーンズのUKシングル盤「Angie/Sliver Train」です。1973年8月20日に発売され、規格番号はRS 19105です。このシングルに収録された2曲はアルバム『GOATS HEAD SOUP』にも収録されていますがアルバムより10日早くリリースされました。説明不要当時日本でも大ヒットしたバラードですよね!イギリスではストーンズ・レーベルのベロのカンパニー・スリーヴに入れられて発売されました。
ラベルです。このシングルもソリッド・センターとプッシュ・アウト・センターの2種類あります。こちらはソリッド・センターの方です。こちらの方が最初に発売されたと言われています。左側にMade in UKがあり、その下に曲を管理していたEssex Musicのクレジットがあります。ストーンズ・レーベルになってからシングル盤にMade in UKのクレジットはこのシングルが初めてです。右側に規格番号とマトリクス、タイム表記があります。マトリクスは機械打ちでRS 19105 A1/RS 19105 B1です。
B面のラベルです。
こちらはプッシュ・アウト・センターのラベルです。印刷の加減かも知れませんが上と比べて文字が細いような感じがします。また、下部のA Promotone B.V. Recordingの下に1973が追加されています。マトリクスは機械打ちでRS 19105 A2/RS 19105 B1です。A面だけ枝番の数字が進んでいます。
B面のラベルです。
何となくマトの枝番がA1の方がアコギの音が美しく響いているような気がします。以前も書きましたが、この曲が発売された時は中学2年で1学年10クラスもあったマンモス校に在籍していましたがストーンズを聞いている人は皆無で、この曲のヒットでやっとストーンズの名前が知れ渡った、と胸をなでおろした記憶があります。当時はデビットボウイの奥さんのことを歌った曲だなんて言われていて、本気で信じていましたね(笑)。印象的なイントロはキースによるものです。ピアノはニッキー・ホプキンス、バックに流れる美しいストリングスのアレンジはニッキー・ハリスンという人によるものです。ミックの歌い方もいい感じでストーンズを代表するバラードです!初めてストーンズを体験した89年のロスでこの曲を演ってくれて泣きましたね~。その後日本公演でも何度か聞きましたがこのロスで体験した「Angie」の感動は今でも忘れられません。B面の「Silver Train」は2014年の東京ドームでミック・テイラーを加えて演奏してくれましたね!こちらはノリのいい走るような曲調が心地よく2曲共名曲のカップリングですね!