ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活!

ローリング・ストーンズのオリジナル盤、各国盤や珍しいレコードを紹介しています。

USA盤 JUMMING WITH EDWARD いろいろ!!

USA盤『JUMMING WITH EDWARD』です。『LET IT BLEED』録音時のライ・クーダー、ニッキー・ホプキンスとのセッションを収録した変則的なアルバムです。今回はUSA盤を紹介します。1972年1月に発売され、規格番号はCOC 39100です。プロデューサーはグリン・ジョンズです。このアルバムは各国で廉価盤として低価格で発売されました。日本でも当時普通のレコードが2000円の時にこのレコードは1500円で売られていましたよね!ジャケットは五線紙にニッキー・ホプキンスが描いたイラストが使われています。右側に参加したメンバーが書かれており、ストーンズからはミック、ビル、チャーリーの名前がクレジットされています。この五線紙の下にPRINTED IN U.S.A.とありますがこれは五線紙に元々書いてあるものでこのアルバムの生産国ではありません。よくこの部分を見てUK盤なのにアメリカ盤と間違えて売ってたりしますが、本当の生産国は裏ジャケにあるので要注意です。

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シュリンクの上にSPECIAL VERY LOW LIST PRICEのステッカーが貼ってあります。当時のアメリカでの値段は3ドル98セントだったらしいです。一番下に規格番号のCOC 39100があります。

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裏ジャケです。こちらも五線紙にニッキーによるイラストが描かれています。右側にミックやライ・クーダーの写真があります。

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右側上部に曲目やプロデューサー・クレジットなどがあります。作者クレジットは殆どの曲はHopkins, Cooder, Charlieの3人の共作となっています。

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右下にベロマークとアトランティック・レコードの住所、Printed in U.S.A.があります。

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インナーです。このアルバムはベロマークが印刷された専用のインナーが使われています。片側は上部レコード取り出し口に切り込みがありますが両面同じデザインです。

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インナーの片側の右下に規格番号とQUEENS LITHO IN U.S.A.があります。

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最初はプロモからいきます。このアルバムは『STICKY FINGERS』同様モノラルのプロモが作られています。モノラル盤はジャケットにモノラル専用のステッカーが貼ってあります。インナーも上の専用のものが付けられています。

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モノラル用のステッカーです。中央にd/j copy monauralと書かれています。これは『STICKY FINGERS』のモノラルに貼られていたものと同じステッカーです。

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ラベルです。上部にEDWARDのイラストが描かれている白ラベルです。一番下のマトの最初にSTが無く、RSから始まっているのでモノラルと分かります。左側にSAMPLE COPYとNOT FOE SALEがあります。白ラベルにしたためベロマークは黒い部分だけ残っています。右側にCOC 39100と面表記と著作権表示があります。下半分に曲目があります。曲目はタイトル、タイム表記、作者、出版社クレジットの順となっています。このアルバムのオリジナル曲は全てニッキー、ライ、チャーリーの共作となっています。リムはROLLING STONES~から始まっています。一番下にマトがありますが最初にSTが無く、RSから始まっているのでこの部分でモノラルと分かります。PRはニュージャージー州のPresswell Recordsの事です。マトリクスは手書きでRS-13889-A/RS-13890-Aです。両面に手書きでPRとATがあります。音は左右のチャンネルの音を一つに束ねたものです。なお、これ以降のレベル(プロモ、レギュラー)の全てのマトにPRがあるので、このレコードのマザーはPresswellで制作されています。 

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B面のラベルです。

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ここからはステレオのプロモです。黄色い丸のプロモ・ステッカーが貼られています。

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プロモ・ステッカーです。PROMOTIONAL COPYとNOT FOR SALEが印刷されています。このステッカーは他のプロモにも貼られているのでお馴染みですね!

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ステレオのプロモのラベルです。Presswell Records製の白ラベルです。左側にSAMPLE COPYとNOT FOR SALEがあります。右側に規格番号と面表記があります。著作権表示の下にSTEREOがあります。リムはROLLING STONES~から始まっています。マトの最後にPRとあります。マトリクスは手書きでST-RS-712425A/ST-RS-712426Bです。両面にROLLING STONES RECORDSとPRがあります。ROLLING STONES RECORDSのRECORDSだけ機械打ちです。

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B面のラベルです。

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こちらはインディアナ州のPRC Company Richmond製のプロモです。上のラベルでは左側にあったプロモ表記が右側へ移動しています。その下に規格番号、著作権表示、STEREOがあります。面表記と消えかかってるベロマークはありません。また、このプロモはリムがありません。一番下のマトの最後にRIがあります。マトリクスは手書きでST-RS-712425AAA/ST-RS-712426AAA-1です。両面にROLLING STONESとPR、AT/APの刻印があります。ROLLING STONESだけでRECORDSがありません。 

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B面のラベルです。

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ここからレギュラー盤です。RSRのイエロー・ラベルが使われています。ニュージャージー州のPresswell Records製です。左側にベロマークがありますがカラーだと全部復活していてホッとしますね(笑)。右側に規格番号と面表記、著作権表示とSTEREOがあります。リムはDIST. BY~から始まっています。一番下のマトの最後にPRがあります。マトリクスは手書きでST-RS-712425A/ST-RS-712426Aです。両面にROLLING STONES RECORDSとPR、AT/APがあります。ROLLING STONES RECORDSのRECORDSだけ機械打ちです。

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B面のラベルです。

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インディアナ州のPRC Company Richmond製です。文字の配置等はPR製と同じです。マトリクスは手書きでST-RS-712425-AAA-1/ST-RS-712426AAA-1です。両面にROLLING STONESとPR、AT/APがあります。

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B面のラベルです。

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カリフォルニア州のMonarch records製です。文字の配置等はPR製と同じです。マトリクスは手書きでST-RS-712425AA △16698/ST-RS-712426AA  △16698-Xです。両面にROLLING STONESとPR、AT/APがあります。

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B面のラベルです。

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このレコードは69年4月23日オリンピック・スタジオに於ける『LET IT BLEED』のセッションの時にキースがライ・クーダーと対立して帰ってしまった後に、ミック、ビル、チャーリーとニッキー・ホプキンス、ライ・クーダーの5人で録音された音源です。ベースとドラムはもちろん、転がるピアノにミックのブルースハープが加わればまるでストーンズのセッションを聞いているようです。2月に録音済みの「Midnight Rambler」の中間部にも通じるところがあるのでいかにもこの時期のストーンズらしい音です。ストーンズ自体こういうセッションの曲は「Going Home」や「Can't You Hear Me Rocking」の後半しかありませんが、アルバム一枚丸々聞けるのでまるでストーンズの録音に立ち会ったかのような雰囲気になります。キースがいればもっと面白かったと思いますがストーンズが制作意欲にあふれていた時期なので結構聴きごたえのあるアルバムだと思います。