ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活!

ただひたすらにローリング・ストーンズのレコードを紹介しているブログです。

ローリング・ストーンズ 日本盤 決定盤!ローリング・ストーンズ・デラックス!!

ローリング・ストーンズの日本盤『決定盤!ローリング・ストーンズ・デラックス』です。1968年(昭和43年)8月に発売され、規格番号はSLC-217です。日本独自の編集盤でナント!日本ローリング・ストーンズ・ファン・クラブで選曲したというマニアックなレコードです。ジャケットは見開きで8ページのブックレットが挟んであるという豪華なものです。作りも厚くしっかりとしています。表側は66年頃のメンバーの写真が使われ、周りをサイケ調な色彩で彩っています。下のサイケ調の色彩の中にメンバーのイラストが組み込まれています。帯は『フラワー』や『サタニック・マジェスティーズ』と同じひょうたん型のロンドンレコード15周年のレコード・プレゼントの特典付きのものが使われおり、「これが君たちビート・サウンズ・ファンのバイブルだ!!」と書かれています。

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右側にロンドンのロゴと規格番号、メンバーのイラストがあります。当時のグループ・サウンズザ・タイガースも似たようなイラストを使っていましたね!

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裏ジャケです。ミックが寝っ転がって歌っている珍しい写真です。前髪が短いことから66年か67年頃だと思います。左側にタイトルと曲目があります。

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タイトルの部分です。よく見るとDELUXEの文字の中に********という模様が組み込まれています。

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曲目の部分です。当時のファン・クラブが選曲したせいか裏ベストといった感じのマニアックな選曲となっています。今考えると編集盤でヒット曲をあまり入れずによく思い切ったことをやったと思います。

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イラストの下に<日本ローリング・ストーンズ・ファン・クラブ企画>とあります。

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左下に当時の価格¥2000があります。

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見開きの内側です。最初のページは左側のページに曲目と解説、右側のページに前年に出た『あなたが選んだローリング・ストーンズゴールデン・アルバム』同様切り取れるように裏が白いポートレイトとなっています。解説は越谷政義さんでこのアルバムが出来るまでのいきさつが書かれています。

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A面の曲目です。

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B面の曲目です。「I Can't Be Satisfied」はこのアルバムで日本初登場です。

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次のページです。福田一郎さんと、当時のファンクラブの中西昭子さんの解説が載っています。

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次のページです。今迄に日本で発売されたストーンズの曲一覧表が載っています。*印でこの時点での未発表曲が載っていますがその多くが当時日本で未発売だった『DECEMBER'S CHILDREN』に収録されている曲です。その下に今まで発売されたレコードのジャケットが載っています。

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次のページです。左側のページは吉田明子さんによるグループ・サウンズに与えた影響が書かれています。右側のページは曲目解説が載っています。1曲毎に当時のファン・クラブの会員によるその曲の思い入れなどが書かれています。この時高校生だとしたらおそらく現在は70歳前後の皆さんの当時の感想が興味深いです。○○市:○○さんと実名で載っていていい記念になったでしょうね!

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最後のページは歌詞が載っています。

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最後のページの右下にロンドンのロゴや規格番号、値段、販売元のキングレコードのクレジットがあります。

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プレゼントの応募用紙です。キングレコードの対象のレコードを7枚買うと1枚もらえたようです。

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応募用紙の裏側です。ストーンズ関係では『サタニック・マジェスティーズ』が載っています。

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また、このアルバムにはサイケ調のストーンズのステッカー(シール)が付けられています。これはこの後に発売されたメ直盤の『ベガーズ・バンケット』にも付いていましたね!

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後、キングレコードストーンズのカタログが付けられています。応募用紙、ステッカー、そしてこのカタログでこのレコードの付属品は完品です。

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カタログを開くと今まで日本で発売されたEPとシングル盤が載っています。カタログの中にこのアルバムに使われていたメンバーのイラストが載っています。

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上のディスコグラフィの左側です。

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反対側はLPが載っています。64年に日本で初めてストーンズのレコードが発売されてからたったの4年間でこんなにたくさんのレコードが発売されたとはビックリですよね!

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ラベルです。ffssのキングレコードの青ラベルです。上部にLONDONのロゴがあります。左側に回転数、面表記があります。面表記はNo.1です。右側に規格番号のSLC-217があります。曲目は中央揃いです。一番下にグループ名とマトがあります。よくここにUK盤など原盤のマトが一緒に書かれていますが、このアルバムは日本独自のため一つしか書かれていません。マトリクスは機械打ちでSDLBT 674-1/SDLBT 675-3です。両面にJISマークがあります。

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B面のラベルです。

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プロモ盤白ラベルです。上部にロンドンのロゴとステレオがあります。左側に見本盤、回転数、面表記が、右側に非売品と規格番号のSLC-217があります。曲目の部分はレギュラー盤と同じです。マトリクスは機械打ちでSDLBT 674-1/SDLBT 675-1です。両面にJISマークがあります。

B面のラベルです。

「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」はオルガン・イントロです。「エヴリボディ・ニーズ・サムボディ・トゥ・ラヴ」は『NOW』の方のヴァージョンが収録されています。STEREOとありますが全曲疑似ステで音はあまり良くありません。オリジナルよりもカヴァー曲の方が多いですがヒット曲は「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」だけで他はマニアックな曲で構成されています。ただこのアルバムを聞いて言えることはストーンズのカヴァー曲の選曲のセンスは素晴らしいの一言。オリジナルを超えて完全に自分たちのものにしているところがすごいですね。そして何といってもファンクラブの会報のようなこのアルバム。こんな企画が通ってしまうなんて、ホントにいい時代だったんだなぁ~と改めて思います。