ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活!

ただひたすらにローリング・ストーンズのレコードを紹介しているブログです。

ローリング・ストーンズ フランス盤EP⑪ 19TH NEAVOUS BREAKDOWN+3 いろいろ!!

ローリング・ストーンズのフランス盤EP「19th Neavous Breakdown+3」です。1966年4月に発売されされ、規格番号は457.104です。収録曲は「19th Neavous Breakdown」「Don'tcha Bother Me」「As Tears Go By」「Think」の4曲です。ジャケットは『BIG HITS』のジャケットが撮影された時の別ショットが使われていて、表側だけコーティングされています。この日は曇りだったのか水面の色が暗く寒そうな印象を受けますよね。

右上に規格番号があります。

曲目の部分です。収録順ではなくB面1曲目の「As Tears Go By」が一番先に書かれています。

左下にデッカのロゴがあります。

裏ジャケです。左側に曲目があり、右側は過去のフランスEP盤が載っています。

曲目の部分です。表側では「As Tears Go By」が一番最初にありましたが、こちらは順番とおりの曲目です。

右上の部分です。上から①初期型、②中期型、③後期型です。②と③は価格コードのMがあります。③はmediumが小文字になっています。

左下の部分です。上が初期型のデッカのロゴ①で枠がありません。下が後期型②③で周りに枠があるロゴに変わっています。その下にMade In France、印刷所のACEMのクレジット、そして再発された日付があります。この日付は3-66、4-66、5-66、8-69、2-70、70、7-71を確認しました。

ラベルです。初回盤の6角形のデッカのロゴのラベルです。上部にグループ名とプロデューサー・クレジットがあります。左側にパブリシャーの1966とデッカのロゴがあります。右側にマト、規格番号、面表記、BIEMのロゴがあります。一番下に回転数があります。リムにMADE IN FRANCEがあります。マトリクスは機械打ちで457104 A-B2/457104 B-B1です。

B面のラベルです。

セカンド・ラベルです。デッカのロゴが長方形になっています。上部にグループ名とプロデューサー・クレジットがあります。左側に回転数とデッカのロゴがあります。右側にマト、規格番号、面表記、BIEMのロゴがあります。リムにMADE IN FRANCEがあります。マトリクスは機械打ちで457104 A-B5/457104 B-B5です。枝番が両面B5とだいぶ進んでいます。

B面のラベルです。

70年代のラベルです。デッカのロゴがラベルの上部にあります。その下にMADE IN FRANCEがあります。左側にフランスの著作権管理団体のSACEMのロゴがあります。右側にマト、規格番号、面表記があります。プロデューサー・クレジットは一番下にあります。マトリクスは機械打ちで457104 A-B2/457104 B-B5です。何故かA面の枝番だけB2に戻っています。

B面のラベルです。

このEPはシングル曲2曲にアルバム『AFTERMATH』から「Don'tcha Bother Me」「Think」を加えた構成になっています。アルバムの中のえらい渋い曲を持ってきたなと感心してしてしまうような選曲ですが、こうやって単独で聞いてみるとなかなかいい曲だったんだな、と思ってしまいます。ジャケットは最初にも書きましたが『BIG HITS』の時のフォト・セッションで撮られたもので、全員自由気ままな恰好でストーンズらしい写真となっています。この時の写真は『AFTERMATH』の最初のアイディアの『COULD YOU WALK ON THE WATER』というアルバムのために撮られたもので、8ページのブックレットが付けられて発売される予定でしたがデッカ側からふざけたタイトルだ、と没になり、結局曲を入れ替えて『AFTERMATH』になり、ジャケットのアイディアは『BIG HITS』で日の目を見ました。話がずれてしまいましたが実はフランス盤のレコードで初めて買ったのがこのEPでやっぱりジャケットの写真が見た事が無い写真だったので買った記憶があります。87年か88年頃だったと思いますが、それまではUK盤やUSA盤を少しづつ揃えていましたが、ちょうどその頃からその他の国のレコードも買うようになったのでこのEPを見るとストーンズの深い世界に入っていった頃を思い出します。