ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活!

ただひたすらにローリング・ストーンズのレコードを紹介しているブログです。

ローリング・ストーンズ 韓国盤 DIRTY WORK!!

ローリング・ストーンズの韓国盤『DIRTY WORK』です。1986年に発売され、規格番号はKJPL 0471です。韓国での販売元はJigu Records Corporationという会社です。この韓国盤は「Fight」「Hold Back」「Dirty Work」の3曲と最後のスチュのピアノがカットされた7曲仕様となっています。ジャケットの表側は各国盤と同じデザインです。

裏ジャケです。通常は文字のデザインですが、韓国盤は表側と同じ写真に曲目や各クレジットが書かれています。

曲目の部分です。文字が他国盤のように色分けされています。A面に3曲しかないなんてとんでもないですよね。

裏ジャケ下部中央です。著作権表記とオリジナルの版権を持っているCBS、そして韓国での販売元のJigu Records Corporation、住所などが書かれています。一番下の欄にハングル文字があります。

ハングル文字の部分です。このレコードを大韓民国以外で販売することは許可出来ません。といったことが書かれています。

右下にCBSのロゴと規格番号、Jigu Records Corporationのロゴとクレジットがあります。

シートです。メンバーの写真とタイトル、韓国語の解説があります。韓国語の解説はグラミー賞で功労賞をとったことや結成当時から30年間の歴史、後半はアルバム『DIRTY WORK』のことについて書かれています。

曲目の部分です。英語表記の後に韓国語表記があります。

右下に規格番号とJigu Records Corporationのロゴとクレジットがあります。

シートの裏側です。こちらは歌詞カードになっています。

歌詞の最後にプロデューサー・クレジットやエンジニア、録音場所などが書かれています。この部分のクレジットは各国盤の漫画のシートに書かれていたものと同じ内容です。

各国盤に書かれていた「This album is dedicated to Ian Stewart "Thanks, Stew, for 25 years of boogie-woogie"」もちゃんとクレジットされています。ただ残念なことにこの韓国盤ではスチュの名前をStewではなくStvと間違えています。

インナーはJigu Records Corporation専用のビニール袋が使われています。

上の写真だとレコードの色で文字が判読不能なので白い紙の上で写真を撮ってみました。上に大きくCBSと書かれていて、下にハングル文字とJigu Records Corporationのクレジットがあります。

ラべルです。一番上にCBSのロゴがあり、その周りをラベルの円周に沿ってCBSと書かれています。上部にグループ名とタイトルがあります。左側にSTEREOと規格番号があります。右側に面表記のSide 1があります。曲目は中央揃いでタイトル、作者の順で書かれています。マトリクスは手書きでKJPL-0471-A/KJPL-0471-Bです。

B面のラベルです。

アルバムをよく聴いている人だったら「One Hit」が終わると自然に次の曲の「Fight」のイントロを思い浮かべると思いますが、このアルバムはそういったことが通用せず「Harlem Shuffle」が流れだすので焦ってしまいます。次の「Hold Back」もカットされていて最後の「Too Rude」にいってしまいあっという間にA面が終わってしまいます。B面は「Dirty Work」のみカットされているのでそんなに違和感は感じませんがタイトル曲をカットしたのが面白いですよね。歌詞が検疫に引っかかったとしたら他にもやばそうな曲があると思うんですが、どういった基準で選んだのか面白いですよね。ジャケットも表裏同じ写真を使っており、けっこう独自のもので面白いアイテムだと思います。