ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活!

ただひたすらにローリング・ストーンズのレコードを紹介しているブログです。

ローリング・ストーンズ マレーシア盤 BLACK AND BLUE いろいろ!!

ローリング・ストーンズのマレーシア盤『BLACK AND BLUE』です。マレーシアでは1976年に発売され、規格番号はCOC 79104です。オリジナル盤は配給元がWEAでマレーシアで製造販売されましたが、配給元がEMIに変わった後では香港で製造され、香港、シンガポール、マレーシアの3国で発売されました。こちらは80年代に入ってから発売されたと思いますが正式な発売日は不明です。規格番号はCUN 59106です。ここではWEA盤をオリジナル盤、香港、シンガポール、マレーシアの3国で発売されたEMI盤は東南アジア盤として話を進めていきます。こちらはオリジナル盤のジャケットです。

裏ジャケです。こちらも各国盤と全く同じデザインです。

右上の部分です。オリジナル盤は何も書かれていませんが、東南アジア盤はここに規格番号とEMI盤によく見られるOC064 63 187と長い番号が書かれています。この部分はUKのEMI盤と全く同じです。

左下の部分です。上がオリジナル盤でベロマークの下にうっすらとCOC 79104が見えます。下は東南アジア盤でベロマークだけです。

下部中央です。下の東南アジア盤だけ"Available on cassette"と書かれています。

右下です。上のオリジナル盤は何も書かれていませんが、東南アジア盤はシンガポール、マレーシア、香港のクレジットがあります。

見開きの内側です。こちらはオリジナル盤です。各国盤と同じデザインですがクレジット等は全くありません。

東南アジア盤の見開きの内側です。こちらは右ページの下部にクレジットがあります。

クレジットの部分です。ROLLING STONES RECORDSとパブリッシャーがあります。これだけなので他国と比べるとシンプルですよね。

インナーです。こちらはオリジナル盤のインナーで各国盤と同じデザインです。

インナーの裏側です。

東南アジア盤はレコードを入れるインナーではなく一枚のシートになっています。周りの枠が青ではなく黒になっています。青に見慣れているので全体に黒だと何だか違和感を感じます。ベロマークの横の規格番号は他のEMI盤同様CUN 59106に修正されています。

シートの裏側です。

ラベルです。こちらはオリジナル盤でカスタムラベルとなっています。USA盤のラベルと全く同じですが、一番下にMade in Malaysiaが追加されています。マトリクスは手書きでST-RS-763567-G/ST-RS-763568-Jです。両面にSTERLINGの刻印とPRがあります。これはUSA盤と同じマトなのでUSAのマザーを使っているのかも知れません。音はUSA盤同様のいい音が聴けます。

B面のラベルです。

東南アジア盤のラベルです。こちらは黄色いラベルになっています。上部にアルバム・タイトルと2曲分の曲名があります。左側に規格番号、STEREO、面表記が、右側にベロマークがあります。中央に『SOME GIRLS』で使われていたグループ名があり、その下に作者クレジットやプロデューサー・クレジット、パブリッシャーがあります。マトリクスは手書きでCUN 59106 A/CUN 59106 Bです。こちらはオリジナル盤と比べるとやや音質が落ちます。

B面のラベルです。

ここからはカウンターフィット盤です。カウンターフィットはあまり取り上げませんが、上の正規盤と比べるためにここで取り上げることにします。HALLMARK RECORDSというレーベルから発売され、規格番号はSHM 949です。発売時期は70年代だと思いますが、正式な年月は分かりません。ジャケットはシングル・カヴァーで両面コーティングされています。左上に"FOOL TO CRY"と書かれているのが特徴です。両面コーティングされているせいか結構豪華な感じです。

左上の"FOOL TO CRY"の部分です。

裏ジャケです。こちらは白黒になっています。各国にあったクレジットやベロマークなどは一切ありません。チャーリーとロニーの間の空に当たる部分に曲目が書かれています。

曲目の部分です。販売元のHALLMARK RECORDSのロゴと規格番号があります。ここでは何故か"HALLMARK RECORDS"の文字が反転しています。で、曲目を見てここで気が付いた方がいらっしゃると思いますが曲目がAB面逆になっています。これはジャケットが間違っており、レコードではちゃんと「Hot Stuff」側がA面となっています。

カウンターフィット盤は専用のインナーは付いていません。ラベルです。ジャケットでは反転していたHALLMARK RECORDSのロゴはここでは正式なものになっています。ジャケットの方はロゴは反転してるし、曲目もAB面逆だし何だか訳が分からないですね。左側に規格番号と面表記があります。右側にSTEREOと回転数があります。曲目は左揃いになっています。一番下にMade in Malaysiaがあります。マトリクスは手書きでURLP 3118-A/URLP 3118-Bです。ただ筆跡が乱れていてUかWか、LかIなのか判読不明です。

B面のラベルです。

先にも書きましたが、このカウンターフィット盤はジャケットのHALLMARK RECORDSのロゴが反転していたり、曲目がAB面逆になっていたりと何だか適当な感じがするレコードですよね!音は音圧が低くこもりがちであまり良くありません。低音、特にバスドラの音が安っぽくポンポン響いている感じです。東南アジアのレコードはオフィシャルなのかカウンターフィットなのかよく分からないものがたくさん出ていてホントに無法地帯ですよね。『BLACK AND BLUE』はそれまでのドロドロしたサウンドとは違って洗練された雰囲気になったので初めて聴いた時は少し戸惑ったアルバムですが、今ではストーンズのベスト5に入るほど気に入っているアルバムです。以前も書きましたがA面の曲の流れがサイコーですよね!今年デラックス・エディションが出るようなのでそれも楽しみです!