ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活!

ただひたすらにローリング・ストーンズのレコードを紹介しているブログです。

ローリング・ストーンズ 南アフリカ盤 HOT ROCKS いろいろ!!

ローリング・ストーンズ南アフリカ盤『HOT ROCKS』です。1972年に発売され、規格番号はDLPA 105/6です。南アフリカ盤はジャケットにグループ名とタイトルが追加されているのが特徴です。ジャケットは見開きで、両面コーティングされています。グループ名がうまくメンバーの頭の形に沿って書かれていますね。また、USA盤ではタイトルの『HOT ROCKS』の後に"1964-1971"が付いていましたが、南アフリカ盤はジャケット、ラベル共にこの表記はありません。曲目はUSA盤で人質に取られていた「Brown Sugar」と「Wild Horses」がカットされ、「Tell Me」「Under The Boradwalk」「Little Red Rooster」が追加された独自の曲目となっています。 また、南アフリカでのデッカ時代のストーンズのレコードの販売元はGalloという会社ですが、このレコードはジャケットやラベルのどこにもこのGalloのクレジットやロゴがありません。

右上に規格番号があります。

タイトルの部分です。

裏ジャケです。USA盤と同じ写真が使われています。上部にグループ名とタイトルが追加されています。曲目はUSA盤は写真はそのままで下部にタイトルや曲目が書かれていましたが、曲目が変更になったためか下部に曲目をまとめた独自のクレジットとなっています。そのためかだいぶ印象が違いますね。

右上にデッカのロゴと規格番号、STEREOがあります。当時このレコードはアメリカ、カナダのみで販売されただけで発売元がデッカの国では発売されませんでした。日本のキングレコードも当時ロンドンでしたがこのレコードの日本盤は出ていませんでした。

右下に印刷所のinterpakのクレジットがあります。

見開きの内側です。こちらはUSA盤と同じデザインです。

1枚目の曲目です。1枚目はUSA盤と同じ内容です。

2枚目の曲目です。Side Four(D面)の曲目がUSA盤と全く違います。「Midnight Rambler」のタイム表記が3.23となっていますが、実際はアルバムと同じ.52のヴァージョンが収録されています。USA盤はライヴ・ヴァージョンが収録されていましたが、この南アフリカ盤はスタジオ・ヴァージョンが収録されています。「You Can't Always Get What You Want」はUSA盤はアルバム・ヴァージョンでしたが、こちらはシングル・ヴァージョンです。また、「Tell Me」と「Under The Boardwalk」の2曲はものすごくエコーが効いています。「Tell Me」は当時の日本盤のようにきれいにフェイドアウトするヴァージョンです。  

曲目の下のクレジットの部分です。ジャケットの写真とデザインした人のクレジットとパブリッシャーがあります。ここには1972年2月10日の日付があります。その下にカセットとカートリッジの規格番号が書かれています。

インナーです。

インナーの反対側です。ストーンズの『MILESTONES』が載っています。

ラベルです。1971年から1975年までの白いラベルです。 上部に逆三角形の枠に入った回転数とデッカのロゴがあります。左側に出版社クレジットがあります。右側に逆さ文字のマトと規格番号、面表記があります。この逆さ文字のマトの後のパブリッシャーがここではⓅ1972となっていますが、これがオリジナル盤のラベルで、1973年にプレスされたものはこの白いラベルでもこの部分がⓅ1973となっているようです。曲目は中央揃いです。マトリクスは手書きでDLPA 105-A-ABC 2538-A/DLPA 105-B-ABC 2539-B/DLPA 106-ABC 2540-A/DLPA 106-ABC 2541-Bです。

B面のラベルです。

C面のラベルです。

D面のラベルです。

こちらは1975年から1980年まで使われていた青いラベルです。文字の配置は上のラベルとほぼ同じですが、右側の規格番号の上のマトリクスが逆さ文字ではなくなっています。この部分のパブリッシャーはⓅ1972となっているのに対しラベル下部にあるパブリッシャーは何故かⓅ1973となっています。

B面のラベルです。マトリクスは手書きでDLPA 105-ABC 2538//NDDA 3/4 2539//DPLA 106 2540//NDDA 3-4 ABC 2541です。B面のマトにスラッシュがあるので各面の境は//です。

C面のラベルです。

D面のラベルです。

ここからは1983年に再発されたレコードです。販売元がTrutone Musicという会社に変わります。規格番号がROK 2/541に変わり、見開きではなくシングルジャケットとなっています。左上にROCK SPECIALと書かれた赤いストライプがあるのが特徴です。その他グループ名とタイトルの部分はオリジナル盤と同じです。曲目もオリジナル盤同様南アフリカ独自の選曲です。

左上のROCK SPECIALのストライプの部分です。

裏ジャケです。

ROCK SPECIALのストライプの部分です。

右上にデッカのロゴと写真ではよく見えませんが赤い文字で規格番号のROK 2/541があります。販売元がラベルでもTrutone Musicとなっているのでこのデッカのロゴは過去のものが残ってしまったと思います。

左下に販売元のTrutone Musicとphonogramのロゴがあります。

右下に100とあります。これはプライスコードなのか何を表しているのか不明です。

A面のラベルです。上部に発売元のTRUTONE MUSICのロゴと小さくタイトルとグループ名があります。左側に買い連数と出版社クレジットがあります。右側に規格番号とマト、面表記があります。曲目は中央揃いです。マトリクスは手書きでROK-2-541 A/ROK-2-541-B/ROK-2-541-C/ROK-2-541-C/ROK-2-541-Dです。このマトは上の2枚のラベルのものと全く違うまとです。 

B面のラベルです。

C面のラベルです。

D面のラベルです。

この南アフリカ盤はジャケットにあるグループ名とタイトルがUSA盤よりも目立っているのが特徴ですが、曲目も「Brown Sugar」と「Wild Horses」がカットされ、独自に3曲が追加されたのが珍しいですよね。このアルバムは当時はアメリカとカナダのみでヨーロッパや日本では発売されませんでした。南アフリカもデッカの系列なのにこのアルバム自体発売されたのが珍しいですが、人質に取られた2曲が入っていないのは、この当時はまだAbkcoがデッカ系列の国まで関与していなかったのかも知れません。これはあくまで私の考えです。南アフリカではこの次に『MORE HOT ROCKS』が発売されますが、そのアルバムも独自の選曲になっていて全く別物の内容となっていて面白いので次回紹介します。