ローリング・ストーンズのTMOQ盤『LONDON ROUNDHOUS』です。1973年の春にリリースされ、規格番号はTMQ 71029です。1971年3月14日のロンドンにあるラウンドハウスでのライヴが収録されています。この日は2公演開催され、このアルバムには2ndショーが収録されています。また、このタイトルは"NEW EDITION"としてA面の最後に「Prodigal Son」が追加収録されたものもあるので順を追って紹介しようと思います。ジャケットはスタンプカヴァーで左上に丸い横向きの豚のステッカーが貼られています。

シュリンクされていた時に裏側に挟まっていたスリックです。ミックの写真とタイトル、TMOQのロゴ、グループ名、曲目などが書かれています。

こちらはTMOQのステッカーが四角いタイプです。

スリックです。こちらはA面の最後に「Prodigal Son」が追加されているので上部に"NEW EDITION"と書かれています。曲目の部分がA面、B面に分かれていたり、グループ名の下に"more music & improved sound"と書かれています。このニュー・エディションは1972年に入ってから発売されたようです。

"NEW EDITION"と書かれている部分です。

こちらはオリジナルの方のタイトルの部分です。

曲目の部分です。こちらはオリジナルの方です。A面B面と分かれておらず、「Love In Vain」はA面ですが2行目に書かれています。「Jumpin' Jack Flash」は「Jumping Jack Flash」となっています。

”NEW EDITION"の曲目の部分です。曲目がA面、B面に分かれ、グループ名の下にmore music & imprived soundの文字が追加されています。曲目の右下に規格番号があります。上のスリックでは「Jumping Jack Flash」となっていましたが、こちらは「Jumpin' Jack Flash」となっています。A面の最後に「Prodigal Son」がされています。

こちらは丸いステッカーのジャケに入っていたレコードです。私の持っているものは赤い盤に白いラベルです。マトリクスは手書きで1812-A/1812-Bです。このタイトルはこのマトがファースト・プレスです。

A面のラベルです。

B面のラベルです。

「Prodigal Son」が収録されている"NEW EDITION"の方も私が持っているレコードは赤い盤に白いラベルでした。マトリクスは手書きでRS-539-A/RS-539-Bです。

こちらはハンコのフォントが違うタイプです。通常の横に広がっているタイプではなく縦長の文字となっています。グループ名はタイトルの下になっています。

オリジナル盤のハンコの部分です。

別のフォントのタイトルの部分です。上と比べると全く違うのが分かります。

レコードは青い盤です。ラベルには何も印刷されていません。マトリクスは手書きで1812-A/1812-Bで「Prodigal Son」は入っていません。

TMOQの専用のスリーヴに入っているレコードです。このレコードは1973年に発売されたようです。スリーヴの中央の穴からレコードのラベルが見えるようになっています。こちらはTMOQの横向きの豚がラベルいっぱいに書かれています。

裏側です。こちらは曲目となっています。

レコードは黒盤です。こちらは「Prodigal Son」が入っており、マトリクスは手書きでRS-539-A/RS-539-Bです。

ラベルです。このラベル全体に大きくTMOQのロゴが印刷されているのは他のタイトルにもありますが全体に数が少ないようです。

B面のラベルです。曲目が消えかかっていますがタイトルとAB面の曲目が書かれています。

スリックだけになったジャケットです。このタイプは74年以降に発売されたようです。右側のTMOQのロゴの部分がこれまでは横向きの豚でしたがここでは葉巻豚に変更となっています。

葉巻豚の部分です。

レコードは青盤です。MADE IN HOLLADと書かれたラベルです。このラベルも他のタイトルにもありますね。マトリクスは手書きで1812-A/1812-Bで「Prodigal Son」は入っていません。

ラベルです。TMOQの豚のロゴが小さくなり、下部にMADE IN HOLLANDと書かれています。

B面のラベルです。

上と同じスリックのジャケットに入っていたレコードです。葉巻豚は通常黒盤なんですが、何故か水色になっています。Discogsにもこのタイトルは黒盤ではなくこの色で載っていたので初期にはカラー盤もあったのかも知れません。マトリクスは手書きで1812-A/1812-Bで「Prodigal Son」は入っていません。

ラベルです。

B面のラベルです。

この音源はややピッチが遅い気がしますが、当時のオーディエンス録音としては良質なものです。テイラーの演奏が良くストーンズに溶け込んできたのが分かります。ブートの初期の頃には71年ツアーといったらこれとリーズが定番でしたね。この日の音源は2015年に『STICKY FINGERS』のデラックス・エディションとして5曲が正式に発売されましたが、そちらは1stショーが「Live With Me」「Stray Cat Blues」で、2ndショーが「Love In Vain」「Midnight Rambler」「Honky Tonk Women」でした。サウンドボードとオーディエンスの違いはありますが、このブートとは3曲はダブっていることになります。おそらくストーンズの倉庫には1stショー、2ndショー両方のサウンドボード音源が眠っている事と思います。いつの日か2公演分を完全版で正式に発売して欲しいですよね!