ローリング・ストーンズの日本シングル盤「イッツ・オンリー・ロックン・ロール / スルー・ザ・ロンリー・ナイツ」です。1974年(昭和49年)9月25日に発売され、規格番号はP-1333Sです。当時の値段は500円です。このシングルには値段が600円になった再発盤が存在します。そちらは1976年(昭和51年)2月に発売され、規格番号がP-141Sに変更となっています。ジャケットは日本独自のデザインでアルバムのプロモ・ポスターに使われていたミックの胸にペンが刺さっている図柄が使用されています。このタイトルのシングルは他国でもいろいろなデザインのものが発売されていますが、この日本盤が一番いいですよね!また、B面の「スルー・ザ・ロンリー・ナイツ」はアルバムに未収録で、このシングルでしか聴けないため長い間重宝されていたシングルです。

規格番号がP-141Sに変更になったジャケットです。規格番号と値段の場所以外は上と同じデザインです。

右上の規格番号の部分です。左がオリジナル盤、右が再発盤です。

タイトルの部分です。上部キャッチコピーには「ロック・シーンの王者として全世界に君臨するローリング・ストーンズ。そのストーンズ待望のシングル、一年振りに発売!!」と書かれています。

左下の値段の部分です。左がオリジナル盤、右が再発盤です。

ジャケットの裏側です。解説とA面の歌詞が載っています。解説を書いた人の名前は書かれていませんが、ヘヴィなサウンドをバックに歌うミックはまさに王者にふさわしいと絶賛しています。その他にこの少し前にソロ・アルバムを出したビルにも触れています。そしてストーンズのニュー・アルバムがもうすぐ発売予定とも書かれています。(アルバムはこの1ヶ月半後の11月10日に発売されました。)

右上の規格番号の部分です。規格番号とベロマークがあります。上がオリジナル盤、下が再発盤です。

下部のクレジットの部分です。ワーナー・パイオニアのロゴとパブリッシャーがあります。上がオリジナル盤でⓅ1974. 9、下が再発盤で1976. 2となっています。

レコード袋はワーナー・パイオニアの赤い袋です。76年に再発されたP-141Sの方は青い袋に入っていました。また、未確認ですが発売当初は「悲しみのアンジ―」のようにワーナーの袋ではなくベロ・スリーヴに入っていたものもあったようです。

ラベルです。最初は見本盤白ラベルです。マトリクスは機械打ちでP-1333 S-1 2-A-1/P-1333 S-2 1-A-1です。A面のSは間違えたのか消して打ち直してあります。後半の2-A-1の部分はマトの対面側にあります。両面にJISマークがあります。

B面のラベルです。

レギュラー盤のラベルです。マトリクスは機械打ちでP-1333 S-1 2-A-5/P-1333 S-2 1-A-5です。見本盤とは2-A-1が2-A-5に変わり、A面のSを消してあった部分もそのままです。B面は見本盤は1-A-1でしたが1-A-5になっています。両面にJISマークがあります。

B面のラベルです。

再発盤のラベルです。右側の規格番号の部分がP-141Sと変更となっています。マトリクスは機械打ちでP-1333 S-1 1-A-1/P-1333 S-2 1-A-2です。見本盤とは2-A-1が1-A-1に変わり、A面のSを消してあった部分は修正されているので新たにマトを打ち直したと思われます。B面は見本盤は1-A-1でしたが1-A-2になっています。両面にJISマークがあります。

B面のラベルです。

以前X(旧Twitter)でも書きましたが、この「イッツ・オンリー・ロックン・ロール」をラジオで初めて聴いたのはみのもんたさんのラジオ番組で「ストーンズの新曲が出ました!このタイトルはストーンズだからこそ使えますよね~」と言って曲を流したのを50年以上経った現在でもはっきりと覚えています。初めて聴いた時は高音と低音のヴォーカルのどちらがミックなのか分からなかったり、やけにグラムロックみたいだなと思ったりもしました。ロニー・ウッドのソロ・アルバムのセッションの時に録音されてベースがウィリー・ウィークス、ドラムがケニー・ジョーンズと知ったのはそれからずっと後の事でした。近年ブートでも聴けるようになりましたが当時からデヴィッド・ボウイが参加している話がありましたね。アコギが効果的に入っていて低音が効いている気に入っているヴァージョンです。この感じでライヴでも演奏して欲しかったですね。B面の「スルー・ザ・ロンリー・ナイツ」はバラードで中間でミック・テイラーのギター・ソロが聴けます。この曲も長い間入手不可能でこのシングルでしか聴けなかったので幻の曲扱いされていましたね。日本独自のプロモ・ポスターのデザインのジャケットも素晴らしいです。