ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活!

ただひたすらにローリング・ストーンズのレコードを紹介しているブログです。

ローリング・ストーンズ 日本編集盤 コンパック!!

ローリング・ストーンズの2枚組日本編集盤『コンパック(COM-PACK)』です。1971年(昭和46年)12月1日に発売され、規格番号はCM 5-6です。内容は1枚目が『BIG HITS』、2枚目が『THROUGH THE PAST DARKLY』となっています。このコンパックのシリーズはストーンズの他、バート・バカラックやフランシス・レイなどが発売されていました。当時の値段は3000円でレコード2枚にしては低価格となっています。レコードはビニール製の特殊なボックスに入っており、ストーンズのは71年ツアーのステージ写真が使われています。この写真はボックスに貼られているだけで直接印刷されているわけではありません。COM-PACKと書かれた部分やグループ名は金文字になっています。「=厳選されたあなたのシリーズ=今!このレコードが話題になっています。」のキャッチ・コピーが書かれたコンパック・シリーズ専用の赤い帯が付けられています。

帯を外した写真です。

上部中央のCOM-PACKの部分です。

右上にロンドンのロゴと規格番号CM 5-6があります。

ビニール製のボックスは角がボタンで留めるようになっています。

ボックスの裏側です。こちらは何も印刷されていません。

ボックスを開けた写真です。帯裏はコンパックシリーズのカタログになっており、トム・ジョーンズやエンゲルベルト・フンバーディングに混ざって布施明と岸洋子が載っています。中にはブックレットとレコードは入っています。

ブックレットの表紙です。ボックスの表側と同じステージ写真が使われています。

最初のページです。解説は星加ルミ子さんでブライアン・ジョーンズにすっぽかされた話やミック・ジャガーに会えたことが書かれています。右ページは立川直樹さんによる全曲の紹介が載っています。

1枚目のA面の曲目です。『BIG HITS』のA面と同じです。

1枚目のB面の曲目です。『BIG HITS』のB面と同じです。

2枚目のA面の曲目です。『THROUGH THE PAST DARKLY』のA面と同じです。

2枚目のB面の曲目です。『THROUGH THE PAST DARKLY』のB面と同じです。

2番目のページです。歌詞が載っています。

最後のページです。こちらは歌詞と69年のUSツアー中のメンバーの写真が載っています。

最後のページの右下にロンドンのロゴ、規格番号、キングレコードのクレジット、パブリッシャーがあります。このアルバムのレイアウトを担当したT. FUKAMIという方のクレジットがあります。

この当時の日本盤には珍しくレコードはビニールの袋ではなく輸入盤のような紙の袋に入っています。袋の色はボックスに合わせたのか白ではなく黄色になっています。色焼けではありません。

ラベルです。赤いラベルです。キングレコードのラベルは通常は青ですがこれはプロモではなくこのシリーズの専用に赤いラベルが使われていたようです。上部にffssとロンドンのロゴがあります。中央のラインにFULL FREQUENCY STEREOPHNIC SOUNDと書かれています。左側に面表記が、右側に回転数と、規格番号、パブリッシャーがあります。曲目は中央揃いです。一番下にグループ名とマトがあります。このタイトル表記からこのレコードの正式なタイトルは『COM-PACK / THE ROLLING STONES」だと思います。マトリクスは機械打ちでSDLBT 308-15/SDLBT 309-B-8です。両面にJISマークがあります。このマトは日本初回盤の『ビック・ヒッツ』SLC 166と同じマトです。 

B面のラベルです。

2枚目のA面のラベルです。マトリクスは機械打ちでSDLBT 974 B-5/SDLBT 975-B-4です。両面にJISマークがあります。このマトは日本初回盤の『ホンキー・トンク・ウィメン(TROUGH THE PAST DARKLY)』SLC 288と同じマトです。 

2枚目のB面のラベルです。

今考えると60年代に発売された『BIG HITS』と『THROUGH THE PAST DARKLY』という2枚のベスト・アルバムをカップリングして売ろうという考えはなんて安直なんだと思いますよね。しかしこの2枚で60年代のストーンズのヒット曲を大体把握出来るので便利なアルバムです。当時アルバムを2枚買うと4000円のところ、このボックスだったら2枚で3,000円という事でこれからストーンズを聴いてみようかなという方には買いやすかったと思います。この後もキングレコードは手を品を変え編集盤を乱発していますが、やっぱり初心者向けに新しいファンを取り込もうとしていたのかも知れません。