ローリング・ストーンズの日本再発盤『アウト・オブ・アワー・ヘッズ』です。1972年(昭和47年)6月10日に発売され、規格番号はSLC 413です。『第1集』から『第3集』は日本初回盤と同じタイトルで発売されましたが、この『アウト・オブ・アワー・ヘッズ』はこれまで日本独自だった『4/アウト・オブ・アワー・ヘッズ』』ではなくUSA盤と同じタイトルとなっています。ただ曲順は相変わらず日本独自のもので「サティスファクション」から始まっています。ジャケットはUSA盤と同じデザインで、この時期のキングの赤帯が付いています。当時の値段は2000円です。

帯を外した写真です。上部の黒い部分はUSA盤でSTEREOと規格番号、ロンドンのロゴがあった部分ですね。この再発盤はUSA盤の版下を使いその部分を消してキング・レコードで使っていたロンドンのロゴと規格番号が書かれています。

右上にロンドンのロゴと規格番号があります。

裏ジャケです。こちらもUSA盤と同じデザインです。

帯を外した写真です。メンバーの写真や文字の配置などUSA盤と全く同じ仕様になっています。表側といいこの再発盤は完全にUSAステレオ盤の版下を使っていると思います。

「アイム・オーライト」は「I'm All Right」表記となっています。下部中央にキングレコードのクレジットとⓅ1972があります。

ライナーです。解説は大森庸雄さんでこの次の『アフターマス』からは全曲オリジナルになるのでカヴァー曲が主だった初期ストーンズを代表する最後のアルバムだと書かれています。曲紹介も1曲毎に詳しく書かれています。

曲目の部分です。この曲順は70年代最後のGXD規格まで続き、USA盤の曲順になったのは82年に発売されたL20規格からになります。ずっとこの曲順に慣れていたせいかCD化になってからものすごく違和感がありましたね!

左下にロンドンのロゴとキングレコードのクレジットがあります。

インナーの裏側は歌詞カードとなっています。何故かA面4曲目の「プレイ・ウイズ・ファイア」の歌詞が載っていません。

今回写真を撮るために何10年か振りにこのジャケットを取り出しましたが、中から中学3年頃の私が書いた「プレイ・ウイズ・ファイア」の歌詞が出て来ました。すっかり忘れていましたが、このレコードを買ったのは50年以上も前なので当時は「ローリング・ストーンズ・ブック」という本に載っていた歌詞を写して書いたと思います。ストーンズのレコードを集め始めた頃です。

ラベルです。上部にffssとロンドンのロゴがあります。中央のラインにFULL FREQUENCY STEREOPHONIC SOUNDと書かれています。このレコードは実際はステレオではなく疑似ステとなっています。左側に面表記があります。右側に回転数、規格番号、パブリッシャーがあります。曲目は中央揃いです。マトリクスは機械打ちでSDLBT 772-7 SDLBT 773-5です。JISマークを消した跡があります。

B面のラベルです。

70年代~CD化以前はUK盤の『OUT OF OUR HEADS』の存在を全く知らず、英米でジャケットや内容が全く違う事も知りませんでした。やっぱり日本ではこのタイトルはUSA仕様の方が馴染みがありましたね。曲順も「サティスファクション」で始まる日本仕様となっていて、最初にも書きましたがCD化でUSA盤の曲目に戻された時はホントに戸惑いましたね。久しぶりにこの曲順で聴くとAB面の頭に「サティスファクション」と「ザ・ラスト・タイム」という2大ヒットを持って来て、最後にライヴの「アイム・オーライト」が収録されているのでUSAオリジナルよりも日本盤の曲順の方がいいんじゃないかなと思ってしまいます。選曲も良くいいアルバムですよね!