ローリング・ストーンズの日本再発盤『アフターマス(余波)』です。1972年(昭和47年)6月10日に発売され、規格番号はSLC 414です。ジャケットは本邦初登場のUSA仕様のジャケットとなっていますが、なんと内容はUK仕様という日本独自の珍盤となっています。当時のキングの赤い帯付けられています。当時の値段は2000円です。余談ですが私が初めて買った『アフターマス』はこれです。

帯を外した写真です。USA盤はタイトル、グループ名の下に"INCLUDING PAINT IT, BLACK"と書かれていましたが、この再発盤はUK仕様で「Paint It Black」は収録されていないのでここには何も書かれていません。

右上にロンドンのロゴと規格番号があります。

裏ジャケです。

帯を外した写真です。こちらもタイトル、グループ名が大きく書かれたUSA仕様となっています。UK、USA盤の右側の曲目の上にあった解説の部分はここでは空欄になっています。

曲目の部分です。ジャケットはUSA仕様なのに曲目はUK仕様というのが面白いですよね!

左下にキングレコードのクレジットとⓅ1972とその下に規格番号があります。

インナーです。解説は桜井ユタカさんでここ10年位の黒人音楽を崇拝するアニマルズからクリームまでのことや、『アフターマス』までのストーンズの歴史などが書かれています。後半はこのアルバムの曲紹介が書かれています。

曲目の部分です。

左下にロンドンのロゴと発売元のキングレコードのクレジットがあります。

インナーの裏側は歌詞カードになっています。

ラベルです。上部にffssとロンドンのロゴがあります。中央のラインにFULL FREQUENCY STEREOPHONIC SOUNDと書かれています。このレコードはストーンズ初のリアル・ステレオ盤です。左側に面表記があります。右側に回転数、規格番号、パブリッシャーがあります。曲目は中央揃いです。マトリクスは機械打ちでSDLBT 774-12 S/SDLBT 775 B-5 Sです。

B面のラベルです。

最初にも書きましたが私はこの再発盤の『アフターマス』を最初に買ったのでこのジャケットが世界共通のデザインだと思っていました。当時はストーンズのレコードを集め始めた頃で情報が少なく、後にUK仕様のジャケットとUK盤とUSA盤の曲目の違いを知った時には違和感を覚えたというなんだか可哀そうな世代となってしまいました。日本盤でオリジナルのUK仕様のジャケットになったのは76年のGP規格からなので、発売から10年間は日本独自のメンバー5人が上を見上げているジャケットとサイケ調のジャケットの2種と、今回の外見はアメリカで中身はイギリスというジャケットがあったりして、こんなにジャケットの移り変わりが激しいタイトルも珍しいですよね。