ローリング・ストーンズの日本再発盤『ゴールデン・アルバム』です。1972年6月10日に発売され、規格番号はSLC 415です。このアルバムは日本最初の編集盤として有名なアルバムです。ジャケットは日本初回盤と同じデザインですが、オリジナルは見開きだったのに対しこちらはシングル・ジャケとなっています。赤い帯が付けられ、この再発盤シリーズのキャッチコピー「ローリング・ストーンズは永遠のロックン・ロール・グループです」と書かれています。当時の値段は2000円です。

帯を外した写真です。タイトルやグループ名が無いのでピンナップみたいですね。

右上にロンドンのロゴと規格番号があります。

裏ジャケです。オリジナル盤は見開きでブックレットが付いていましたが、この再発盤はシングル・カヴァーになり、オリジナル盤のブックレットの中で使われていた1ページがそのまま裏ジャケに使われています。

帯を外した写真です。メンバー一人一人の写真にそれぞれのサインが印刷されていてなかなかいいデザインですよね!

右下の曲目の部分です。「アイム・オーライト」とエブリボディ・ニーズ・サムボディ・トゥ・ラヴ」はライヴ・ヴァージョンのメドレーとなっています。これは日本独自の編集です。

曲目の下に規格番号とキングレコードのクレジットがあります。

インナーです。表側は曲目と解説があります。解説は木崎義二さんでストーンズがデビューしてからのこの9年間の社会情勢や音楽の移り変わりなどが書かれています。ストーンズに関してはデビュー・アルバムから『ベガーズ・バンケット』までのことが書かれており、最後に彼らのステージを夢みている。と書かれています。来日中止事件はこの翌年、やっと実現した初来日はこの20年後までの待たなければならなかったので当時ストーンズが好きな人は皆さんストーンズの来日を願っていたと思います。

曲目の部分です。このオリジナル盤が発売された時点での最新曲「一人ぼっちの世界」から始まりデビューから2年間の代表曲が収録されています。

左下にロンドンのロゴとキングレコードのクレジット、Ⓟ1972があります。

インナーの裏側です。こちらは歌詞カードになっています。

ラベルです。上部にffssとロンドンのロゴがあります。中央のラインにFULL FREQUENCY STEREOPHONIC SOUNDと書かれています。このレコードは実際はステレオではなく疑似ステとなっています。左側に面表記があります。右側に回転数、規格番号、パブリッシャーがあります。曲目は中央揃いです。マトリクスは機械打ちでSDLBT 776-8 S/SDLBT 777-8 Sです。JISマークを消した跡があります。

B面のラベルです。

このアルバムは日本独自の編集ですがなかなかセンスのいい選曲となっていますね。「テル・ミー」はきれいにフェイドアウトするヴァージョンです。また、「アイム・オーライト」とエブリボディ・ニーズ・サムボディ・トゥ・ラヴ」はライヴ・ヴァージョンのメドレーでこれは日本側が勝手に編集したものでよく許可が降りたなと思ってしまいます。今だったら実現しないでしょうね。日本独自の編集盤は70年代に入ってからはものすごい量のレコードが乱発されていましたが、60年代はこのアルバムを含めて3タイトルしか編集盤がなくシングルでしか聴けないヒット曲をまとめて聴けたので重宝したと思います。今回6枚の再発盤を紹介して来ましたが、この『ゴールデン・アルバム』は日本独自なので除いて『第1集』と『第3集(ナウ)』は裏ジャケが日本独自で、『第2集(12X5)』『アウト・オブ・アワー・ヘッズ』と『アフターマス』はUSA盤の版下を使っていると思われ結構ジャケットの出所がメチャクチャなシリーズだったと思います。