ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活!

ローリング・ストーンズのオリジナル盤、各国盤や珍しいレコードを紹介しています。

ローリング・ストーンズ オーストラリア盤 ROLLED GOLD いろいろ!!

ローリング・ストーンズのオーストラリア盤『ROLLED GOLD』です。1975年11月に発売され、規格番号はROST 1/2です。オーストラリアではこのオリジナル盤の他に76年にTELMARKという会社から通販で販売された通称TELMARK EDITIONと呼ばれるレコードが存在し、そちらはジャケットの色がゴールドになっており、規格番号はTMAK 017です。『ROLLED GOLD』は各国で統一のジャケなのでこの色違いジャケは珍しいと思います。最初は75年11月に発売されたオリジナル盤からいきます。ジャケットは各国同様のデザインで、見開きとなっています。表側はメンバー6人の顔をコラージュしたものでタイトルはゴールド文字で書かれています。コーティングはありませんがすべしべした柔らかい紙質です。

裏ジャケです。こちらも各国盤同様70年のステージ写真と曲目となっています。

76年にTELMARKから通販で販売されたレコードです。通常盤は黒地でしたがこちらは全体がゴールドとなっている珍しいジャケットです。こちらも見開き仕様となっていますが、ジャケットの表裏がコーティングされています。

このジャケットはタイトルやメンバーの写真の部分がエンボス加工になっておりメンバーの部分はレコード盤の溝のようになっています。

裏ジャケです。こちらも通常盤と同じデザインですが色がゴールドとなっています。メンバーの写真がまるで浮き出ているような感じです。

ここからは通常盤とTELMARK盤を同時に紹介します。表側の右下にDECCAのロゴがあります。

裏ジャケの右上の規格番号の部分です。通常盤はROST 1/2とカセットの番号が書かれています。TELMARK盤は規格番号TMAK 017とその下にカッコでROST 1/2があります。これを見るとカセットでも出ていたようですね。

通常盤の左側曲目の下のクレジットの部分です。下に著作権表示があり、一番下の行にMarketed in Austlaria By~のクレジットがあり、ここでオーストラリア盤と判断出来ます。

TELMARK盤のクレジットの部分です。こちらは上にあったステレオ再生の注意事項しかなく、オーストラリアの記述はありません。後で紹介しますがTELMARK盤は見開きの内側にオーストラリアと書かれています。

見開きの内側です。こちらはUK盤と同じデザインです。

見開き右ページにある通常盤のクレジットの部分です。こちらのジャケットは裏ジャケにオーストラリアのクレジットがあるためかここにはオーストラリアの文字はありません。

TELMARK盤のクレジットの部分です。DECCAのロゴの右側にMunufactured and destributed by EMI ( Austlaria ) Limited.のクレジットがあり、外側にはオーストラリアのクレジットがなかったのでここでオーストリア盤と分かります。

TELMARKの内側には右ページ右下にTELMARKのクレジットがあります。通常盤はここには何も書かれていません。

TELMARK盤には付録としてポスターが付けられています。LPジャケット2枚分の大きさで両面印刷されています。60年代のストーンズのいろいろな写真がコラージュされています。ジャケットがゴールドでポスター付きとは特別感がありますよね!

ポスターの反対側です。

ラベルです。75年に発売されたオーストラリア・オリジナル盤のラベルです。上部にDECCAのロゴがあります。その下にFULL FREQUENCY STEREOPHONIC SOUNDと書かれたffssのラインがあります。左側に回転数とマト、右側に規格番号のROST-1があります。面表記は両側にあります。曲目は中央揃いになっています。上部のリムにORIGINAL RECORDING BY THE DECCA RECORD CO. LTD LONDONとあります。下のリムの内側にMade in Australia by E.M.I. (Australia) Limitedとあります。この部分でオーストリア盤と判断出来ます。マトリクスは機械打ちでZAL 14077  YDECX 1558/ZAL 14078  YDECX 1559/ZAL 14079  YDECX 1560/ZAL 14080  YDECX 1561-2です。D面だけ枝番があります。

B面のラベルです。

C面のラベルです。

D面のラベルです。

TELMARK盤のラベルです。ジャケットの色に合わせているためかデッカとしては珍しいゴールドのラベルです。左側にTELMARKがあります。右側に回転数、規格番号、マトがあります。左右両側に面表示の1があります。リムは2重になっていて、内側のリムにMADE IN AUSTRALIA BY E.M.I.~のクレジットがあります。マトリクスは機械打ちでZAL 14077/ZAL 14078/ZAL 14079/ZAL 14080です。

B面のラベルです。

C面のラベルです。

D面のラベルです。

80年代の薄いブルーのラベルです。このラベルは文字の色が黒とシルヴァ―の2種類あります。ここでは写真で文字が分かりやすい黒文字の方から取り上げます。上部にDECCAのロゴがあります。左側に回転数と1枚目のSIDE 1のクレジット、右側に規格番号とマトがあります。曲目は中央揃いになっています。オーストラリアのデッカの配給元がE.M.I.からポリグラムに移ったため、ラベルの下部にMade by PolyGram Records pty. Ltd.のクレジットがあります。マトリクスは手書きでROST 1-2A/ROST 1-2B-2/ROST 1-2C/ROST 1-2Dです。ジャケットはオリジナル盤と同じ黒い方のジャケットです。

B面のラベルです。

C面のラベルです。

D面のラベルです。

こちらは文字がシルヴァ―のラベルです。文字の配置は黒文字の方と全く同じです。文字の色が違うだけで大分印象が違いますね!マトリクスは手書きでROST 1-2A/ROST 1-2B-4/ROST 1-2C-3/ROST 1-2D-2です。A面を除いて枝番が追加されたり数字が進んだりしているのでこちらの方が後期型なんでしょうか?ジャケットはオリジナル盤と同じ黒い方のジャケットです。

B面のラベルです。

C面のラベルです。

D面のラベルです。

このオーストラリア盤の『ROLLD GOLD』の特徴はやはりTELMARKから通販で販売されたゴールドのジャケットだと思います。このタイトルの別ジャケはこれしかなく珍しいですよね!ラベルまでゴールドで、ポスターまで付けられているので特別感がありますね。私は90年代にこのゴールドのジャケットを入手しましたが、最初は色違いでビックリしました。その時はオーストリア盤にも黒いジャケットがあるという事も知らず、相当後になってから黒の方を入手しました。TELMARK盤も通販で発売されていたことも知らず、今みたいに各国盤の資料が無かったので実際に入手したレコードを元にディスコグラフィをまとめていた頃を思い出します。

ローリング・ストーンズ スペイン盤 THEIR SATANIC MAJESTIES REQUEST いろいろ!!

ローリング・ストーンズのスペイン盤『THEIR SATANIC MAJESTIES REQUEST』です。スペインでは1967年12月に発売され、規格番号はTXL 103です。規格番号から分かるようにスペインではモノラルのみの発売でした。スペイン・デッカの配給元はDISCOS COLUMBIAという会社です。スペイン盤も販売時期によってジャケ、ラベルがいろいろと変わっていきますので順を追って紹介しようと思います。最初はオリジナル盤です。スペインでは当初イギリスから輸入した3Dのジャケットに、スペインでプレスしたレコードを入れて販売していました。ジャケットはイギリス製のジャケットをそのまま販売していたのでここでは表裏だけ写真を載せておきます。ジャケットはコーティングされており、見開き仕様となっています。

裏ジャケです。UK盤のモノラルのジャケットを使用しているので右下にMONO、TXL 103とあります。

ラベルです。スペイン・デッカのオレンジ色のラベルです。中央の溝が深いのが初回盤です。Made in Spain等の記述はありませんが、上部のリムにスペインでの配給元DISCOS COLUMBIAがあるのでここでスペイン盤と分かります。今まで何度も書いていますが南米の国のコロンビアではありません。(実際にコロンビア盤と称して売っていたレコード店もありました!)DECCAのロゴの下に回転数とffrrの耳のマークがあります。右側に逆さ文字のマトと規格番号があります。マトリクスは機械打ちでLCCI-684  ARL-8126/LCCI-685  ARL-8127です。 

B面のラベルです。

ここからはスペイン製のジャケットです。3Dではなく普通の写真になっていますが、写真の色がセピア色のような感じになっています。見開きではなくシングル・ジャケとなっています。初期型のジャケットは表裏コーティングされています。67年12月に発売されてからUK盤のジャケットを使っていたのはごくわずかな期間で、すぐにこのスペイン製のジャケットに切り替わったようです。 

写真ではわかりずらいですが、セピア色です。

下部中央にDECCAのロゴがあります。この場所にロゴがあるのも珍しいです。DECCAのロゴの下に規格番号のTXL 103があります。

裏ジャケです。こちらは中央の四角い枠の中の曲目などの文字のフォントがスペイン独自のものとなっており余白部分も多いので印象が大分違います。

曲目の部分です。UK盤のジャケットと見比べると文字のフォントが全く違います。面表記もcara 1/cara 2となっています。

右下の部分です。ラベルと照らし合わせるため番号を振っておきます。上から①初期型で規格番号のTXL 103のみ、②後期型で規格番号の上にDISCOS COLUMBIAと住所のクレジットがあります。クレジットの最後に(1974)とあります。スペインの再発盤はこの場所に発売年が書かれているので再発された時期の目安になります。③81年以降の規格番号に6399 152が追加されたジャケットです。この③のジャケットの色合いはUK盤のジャケットに近いです。また、①②はコーティングされています。ジャケットは全てシングル・ジャケです。

左下の部分です。②のジャケットだけMADE IN SPAINがあります。

①初期型は枠の中の左下にDISCOS COLUMBIAと住所のクレジットがあります。②の後期型はこの部分は空白になっています。

①のジャケットの枠の右側です。このMOVIEGRAFというのはスペインのマドリードにある印刷所のことです。②はこの部分は空白です。

③のジャケットは中央のDECCAのロゴの下にFONOGRAMとクレジットがあります。これはスペインのレコード会社でオランダのフィリップスの子会社として1962年に設立されたレーベルです。このジャケットで再発されたのは81年ですのでこの時期スペインのDECCAの権利を持っていたのかも知れません。

左から順に①②③の枠の中です。色の明るさが全く違い、特に真ん中の②は白っぽいです。

最初のUK製のジャケットと①②のジャケットには紅白のインナーが付けられています。これはUK盤と全く同じものです。

ラベルです。これは①のジャケットに入っていた60年代後半~70年代前半と思われるものです。中央の溝が浅いものとなっています。最初のオリジナル盤との違いは右側の規格番号の下に面表記のCara1が追加されています。曲目の下にあったグループ名が曲目の上に移動しています。その他は文字の配置、リム等はオリジナル盤と同じです。マトリクスは機械打ちでARL-8126-T2-2K/ARL-8127-T2-2Kです。これはUK盤のセカンド・プレス以降のマトと同じマトです。

B面のラベルです。

②のジャケットに入っていたラベルです。リムの上部が空白になっている72年以降のラベルです。このリムはDISCOS COLUMBIAのクレジットがありません。DECCAのロゴの下に回転数とffrrの耳のマークがあります。左側に面表記のCara 1が、右側にMade in Spain、マト、規格番号があります。マトは逆さ文字ではなくなっています。曲目の文字が小さくなっています。マトリクスは機械打ちでARL-8126 A/ARL-8127 Bです。

B面のラベルです。

③のジャケットに入っていた81年の再発盤です。文字の配置は2番目のラベルと似ています。右側のマトの逆さ文字も同じです。規格番号の下に新たな番号の6399 152が追加されています。マトリクスは機械打ちでARL-8126-T2-2K/ARL-8127-T2-2Kです。

B面のラベルです。

上のラベルと同じ③のジャケットに入っていたレコードですが、上のラベルとは曲目の部分が違います。上のラベルがオリジナル盤と同じ文字の配置だったのに対しこちらはグループ名の下にタイトルが追加されています。また、左側にEUROGRAMとその住所がありますがこれはマドリードにあるプレス工場のことです。マトから考えておそらくこちらが後のプレスだと思います。マトリクスは機械打ちで850 6399152  *A*  1/850 6399152  *B*  1です。  

B面のラベルです。

各国が60年代末でモノラル盤の製造を止める中スぺインでは80年代の最終プレスまでモノラルのみの発売だったというのも珍しいですよね!音はモノラル特有の迫力ある音が聴けます。逆に考えるとスペインに住んでいる人は80年代のCD化によって初めてステレオ・ミックスを聴いたなんて方が多かったかも知れませんね!ジャケットはドイツ、オランダ、オーストラリア、ニュージーランドなどと同じく最初はイギリスから輸入した3Dのジャケットに自国でプレスしたレコードを入れて発売していましたが、すぐにスペイン製のジャケットに切り替わっています。スペイン製のジャケットは3Dではなくなり写真がセピア色だったり、裏ジャケの枠の中が全く違ったりと独自のものというのが特徴です。日本でも3Dが無かったように当時は3Dを使った国がごくわずかだったというのも意外です。この頃からジャケットの基本的なデザインは各国共通になりますが、それでもこのスペイン盤は独自のもので面白いと思います。

ローリング・ストーンズ フランス盤EP⑧ GOT LIVE IF YOU WANT IT !!

ローリング・ストーンズのフランス盤EP『GOT LIVE IF YOU WANT IT』です。1965年7月に発売され、規格番号は457.081です。フランスでは「Route 66」がカットされていてUKエクスポート仕様のEPと同じ内容となっています。フランス盤は一見して分かるようにタイトルの下に白文字でTHE ROLLING STONESと印刷されています。ジャケットは表側だけコーティングされています。

右下にDECCAのロゴがあります。UK盤のようにロゴの周りの白枠がなく全体に黒いので印象が大分違います。

左下に規格番号の457.081があります。

裏ジャケです。フリップバック仕様となっています。UK盤と同じ写真が使われていますが、グループ名が入ったり曲目の部分などフランス独自のものとなっています。クレジットがひしめき合っていたUK盤と比べるとシンプルな感じがしますね!

曲目の部分です。以前も書きましたが「We Want The Stones」で印税を取ろうとしたとはせこいですよね(笑)。

右下に規格番号とDECCAのロゴがあります。

このEPは他のフランス盤EPに比べるとジャケットの変更はありませんが、それでも細かい部分が微妙に違っています。右上の部分です。後期型はMと価格コードが追加されています。

右下に印刷所と再発された日付があります。印刷所は初期型はBouchet Lakeraという会社で、後期型は他のフランス盤EPと同じACEMとなっています。フランス盤でACEM以外の会社で印刷されているのは珍しいです。日付はオリジナル盤は7-65です。その他に69、11-69、70、71、7-71を確認しました。ただの69や70は月の表示がありません。

左下にMade in Franceがあります。一番上の初期型だけIMPRIME EN FRANCE(フランスで印刷の意)となっています。

下部中央の部分です。中期、後期型はPhoto:Xとあります。そのPhoto:Xの部分も後期型はずれています。

ラベルです。オリジナル盤の6角形のデッカのラベルです。上部にグループ名があります。このEPは珍しくグループ名の下にアレンジとプロデューサー・クレジットがあります。デッカのロゴの上にパブリシャーの1965があります。右側にマト、規格番号、面表記、BIEMのロゴがあります。曲目の下に回転数の45があります。MADE IN FRANCEはリムにあります。マトリクスは機械打ちでEFF 2821 B1/EFF 2812 B1です。中の数字がA面は2821、B面は2812と順番ではなく数字が飛んで(戻って)いるのが特徴です。また、枝番も両面共B1となっています。

B面のラベルです。

66年からのセカンド・ラベルです。デッカのロゴが四角になっています。こちらもラベルの上部にアレンジ、プロデューサー・クレジットがあります。回転数は左側のデッカのロゴの上に移動しています。右側のクレジットはオリジナルのラベルと同じです。MADE IN FRANCEはリムにあります。マトリクスは機械打ちでEFF 2821 B1/EFF 2812 B1です。

B面のラベルです。

70年代のラベルです。デッカのロゴがラベル上部にあります。その下にMADE IN FRANCEがあります。左側にフランスの著作権管理団体のSACEMのロゴがあります。右側にマト、規格番号、面表記があります。グループ名やプロデューサー・クレジットは曲目の部分にあります。クレジットの欄が狭いためプロデューサー・クレジットはA. L. OLDHAMと省略されています。マトリクスは機械打ちでEFF 2821 B1/EFF 2812 B1です。マトは最後までオリジナル盤と同じでした。

B面のラベルです。

UK輸出仕様と同じ内容ですが、「Route 66」が無い分A面はあっさりと終わってしまうような気がします。ストーンズ聞き始めの頃ライヴ盤はこのEPと同名のアルバム、そして『GET YER YA-YA'S OUT』しかなく、他のバンドと比べてライヴ盤が少ないと思っていました。特にこのEPは初期のストーンズの貴重なライヴが聴けるので気に入って聞いていました。B面の2曲はスタジオ盤が存在しないのが残念な位いい演奏です。「I'm Alright」は作者が"Nanker-Phelge"となっているので最初はてっきりストーンズのオリジナルだと思っていたのも懐かしいです。「I'm Moving On」はブライアンのスライドとミックのハープが聴けるし、チャーリーのリズム感抜群のドラムや、間奏でのビルの動くベースが素晴らしいと思います。後半のキースの掛け合いのコーラスもいいですよね!BBC音源よりこちらの方が気に入っています。このフランス盤は音もいいし、ジャケットの表側にグループ名が追加されたり、裏ジャケのデザインを少し変えたりして独自のものとなっているのがいいですよね!

ローリング・ストーンズ フランス/ベルギー盤EP⑦ HEART OF STONE+3 いろいろ!!

ローリング・ストーンズのフランス盤EP『HEART OF STONE+3』です。1965年2月25日に発売され、規格番号は457.066です。収録されている曲は「Heart Of Stone」「What A Shame」「The Last Time」「Play With Fire」の4曲です。当時のアメリでのシングル「Heart Of Stone」のAB面とイギリス、アメリカでの最新シングルの「The Last Time」のAB面という選曲です。これは以前紹介したドイツ盤のEPとジャケットは違いますが同じ内容です。ジャケットは上部に曲名、グループ名があり、初期のメンバーの写真が使われおり、表側だけコーティングされています。また、このフランス盤のジャケットを使ってベルギー・プレスのレコードも発売されていたのでラベルの時に紹介しようと思います。

右上に規格番号とデッカのロゴがあります。

裏ジャケです。

曲目の部分です。作者クレジットが何故かA面は"Richard-Jagger"で、B面が"Jagger-Richard"と順番が逆になっています。

このジャケットには初期型と後期型があります。上が初期型、下が後期型で後期型はデッカのロゴの枠が2重になっています。また、初期型はデッカのロゴの下にMade in Franceと発売された日付の3-65があります。後期型は下部中央にMade in Franceがあります。 

後期型は右下に印刷所のACEMと日付があります。この日付は初期型と合わせて3-65、9-65、9-68、8-69、7-71を確認しました。9-68から後期型のジャケットです。また、最初の発売が2月なので2-65があると思いますが未確認です。

ラベルです。オリジナル盤の6角形のデッカです。上部にグループ名があります。その下にImpact Soundのクレジットがあります。デッカのロゴの上にパブリシャーの1965があります。右側にマト、規格番号、面表記、BIEMのロゴがあります。下の曲目の作者クレジットはジャケット同様"Richard-Jagger"となっています。リムにMADE IN FRANCEがあります。マトリクスは機械打ちで3D 65M 1850 P1/3D 65M 1851 P2です。

B面のラベルです。こちらは作者クレジットは"Jagger-Richard"となっています。

68年以降のデッカのロゴが長方形になったラベルです。デッカのロゴの上に回転数があります。右側の部分は上のオリジナル盤と同じです。作者クレジットはこのラベルも"Richard-Jagger"となっています。リムにMADE IN FRANCEがあります。マトリクスは機械打ちで3D 65M 1850 P1/3D 65M 1851 P2です。これはオリジナル盤のマトと同じです。

B面のラベルです。作者クレジットはミックが先です。

71年に入ってからデザインが変更になった裏ジャケです。上部に曲目があり、下はデッカなどのカタログになっています。

曲目の部分です。こちらもAB面でミックとキースの順番が逆になっています。

左下にMade in Franceがあります。

右下に印刷所のACEMと日付7-71のクレジットがあります。

ラベルです。デッカのロゴが上部にあるラベルです。デッカのロゴの下にMADE IN FRANCEがあります。左側にフランスの著作権管理団体のSACEMのロゴがあります。右側にマト、規格番号、面表記があります。このラベルでも"Richard-Jagger"となっています。マトリクスは機械打ちで3D 65M 1850 P1/3D 65M 1851 P2です。これはオリジナル盤のマトと同じです。

B面のラベルです。こちらは"Jagger-Richard"です。

このEPはフランス盤のジャケットを使ってベルギーでも発売されています。ベルギー盤のラベルです。上部にグループ名があります。デッカのロゴは6角形ですがフランス盤とは違い白抜きではありません。その下にEXTENDED PLAYがあります。右側に規格番号、マト、BIEM、面表記があります。作者クレジットはこのベルギー盤も同じでA面はキースが先になっています。回転数はどこにもありませんがこのEPも45回転です。マトリクスは機械打ちで3D 65M 1850/1//3D 65M 1851/1です。フランス盤のマトと似ていますが末尾が違います。マトの間にスラッシュがあるのでAB面の境は//です。

B面のラベルです。フランス盤同様ミックが先になっています。

このEPはいい写真なので持っていたい一枚です。4曲入りですが45回転なので音がいいのも特徴です。このEPと同じ内容のレコードはそれぞれジャケットは違いますが日本、オランダ、ドイツなどで発売されていました。特に日本では当時シングル盤が1枚330円のところEP(コンパクト盤)は4曲も入って400円だったので重宝されたのではと思います。「Herat Of Stone」はアメリカと日本でもシングルで発売されましたが、今考えるとこんな渋い曲がよくカットされたと思います。「The Last Time」からは本格的にヒットを狙った曲調になり、この次の「Satisfaction」と合わせてストーンズの快進撃の第一歩となったような気がします。

ローリング・ストーンズ フランス盤EP⑥ TIME IS ON MY SIDE+3!!

ローリング・ストーンズのフランス盤EP『TIME IS ON MY SIDE+3』です。1964年12月に発売され、規格番号は457.050です。収録曲は「Time Is On My Side」「Congratulations」「Off The Hook」「Little Red Rooster」の4曲です。ちょうどこの時期に発売されたUK盤シングル「Little Red Rooster」のAB面、USA盤シングルの「Time Is On My Side」のAB面をカップリングした内容となっています。ジャケットは64年にパリのシャンゼリゼ通りで撮影された写真が使われており、表側がコーティングされています。

このEPは同じ内容、同じジャケットで71年に規格番号を461.210に変えて再発されています。フランス盤のEPで途中で番号が変わるのは珍しいです。右上の規格番号の部分が黒く塗られて新たな番号が印刷されています。また、右下のDECCAのロゴが黒から水色に変更されています。

右上の規格番号の部分です。上がオリジナル盤、下が再発盤です。再発盤の方は黒く塗りつぶして新たな番号を印刷してあります。

デッカのロゴの部分です。上がオリジナル盤、下が再発盤です。オリジナル盤は黒で再発盤は水色になっています。

曲目の部分です。

裏ジャケです。こちらはオリジナル盤の裏側です。

曲目の部分です。

オリジナル盤のジャケットにも初期型と後期型があります。後期型はデッカのロゴの枠が2重になっています。デッカのロゴの左下にMade in Franceがあります。右下に印刷所のACEMと発売(再発)された日付が印刷されています。初回盤は12-64です。その他に1-65、3-65、9-65、10-65、6-67、10-67、11-67、12-68、8-69、3-70を確認しました。

右上の部分です。上が初期型、下が後期型で価格コードのMがあります。MEDIUMの活字もフォントが違います。

再発のジャケットの裏側です。曲目が上部にあり、その下はデッカのカタログとなっており、オリジナルのジャケットとはデザインが全く違います。

右上に新たな番号461.210があります。

再発のジャケットの左下にⓅ1964があります。

右下の部分です。再発のジャケットはこの部分に印刷所とMade in Franceがあります。

ラベルです。オリジナルのデッカのロゴが6角形のラベルです。デッカのロゴの上にパブリシャーの1964があります。右側にマト、規格番号、面表記、BIEMのロゴがあります。曲目の下に回転数があります。リムにMADE IN FRANCEがあります。マトリクスは12D 64M 1686 P2/12D 64M 1687 P1です。

B面のラベルです。

66年以降のデッカのロゴが長方形になったラベルです。デッカのロゴの上に回転数があります。右側のクレジットは上のオリジナルのラベルと同じです。こちらもリムにMADE IN FRANCEがあります。マトリクスは12D 64M 1686 P2/12D 64M 1687 P1です。これはオリジナル盤のマトと同じです。

B面のラベルです。

71年に新たな番号になったラベルです。デッカのロゴがラベル上部にあります。デッカのロゴの下にMADE IN FRANCEがあります。左側にパブリシャーの1964とフランスの著作権管理団体のSACEMのロゴが、右側にマト、新しい規格番号461.210、面表記があります。面表記の上に何故かDECCAと書かれています。今まで上部にあったグループ名は曲目の上にあります。回転数はどこにもありません。マトリクスは12D 64M 1686 P2/12D 64M 1687 P1です。これはオリジナル盤のマトと同じです。

B面のラベルです。

「Time Is On My Side」はオルガン・イントロ・ヴァージョンが収録されています。このEPは何といってもフランスで撮影されたメンバーの写真が美しいことです。当時はあまり本国から写真が入って来なかった時代だったのかこういった現地で撮られた写真が使われていたと思いますが、今となっては貴重な写真だと思います。内容もイギリス、アメリカの両方のシングルのAB面を収録したEPで一気に聴けて便利だと思います。「Time Is On My Side」はGSのタイガースのライヴ盤でストーンズよりも先に聴きましたが最初の頃はカヴァーだとは知らずてっきりストーンズのオリジナル曲だと思っていました。それくらい当時のストーンズにマッチした曲ですよね!また、このEPだけ規格番号が途中で変更になった理由は最後まで分かりませんでした。これは何か分かりましたら追記します。