2016-01-01から1年間の記事一覧
早いもので2016年も残すところあと1日になりました。今年の締めくくりはやっぱりこれでしょう。2016年12月2日にリリースされたローリング・ストーンズの新作『BLUE & LONESOME』です。レコードは2枚組で発売されました。ブルースのカヴァー・アルバムという…
ローリング・ストーンズの11年振りのアルバム『BLUE & LONESOME』に先駆けて2016年11月25日にRECORD STORE DAYのBLACK FRIDAYとして「Ride 'Em On Down」の10インチ盤がリリースされました。3000枚限定だそうですが、EU盤とUSA盤があるので各3000枚なのかは…
私は15年ほど前にUK、USAのラベルのデザイン違いをコレクションされているT様とお知り合いになりお互いに持っているラベルの画像を交換していました。これはその時にT様に教えて頂くまで全く知らなかったことです。1963年1月11日に発売されたイギリスでの2枚…
ローリング・ストーンズのDiffカヴァーで有名なイスラエル盤の『BIG HITS』です。規格番号はISK 1022で曲目はUK盤と同じです。1966年の終わりに発売されました。このイスラエル盤は独自のジャケット・デザインでいろいろなヴァリエーションが存在します。イ…
同じタイトルのレコードでも発売時期によっていろいろなラベルのデザインがあります。ここではUKデッカのシングル盤のラベルの変化を紹介します。一番変化があった「Satisfaction」のラベルで見てみました。これはAサンプラー・プロモと呼ばれているプロモ盤…
ストーンズの初期の名盤『AFTERMATH』です。以前、各国盤を紹介したので今回はUK盤のジャケット、ラベルのいろいろなヴァリエーションを紹介します。1966年4月15日、イギリスでの4枚目のアルバムとしてリリースされました。全14曲初の全曲オリジナル・アルバ…
1965年6月11日に発売されたストーンズ初のライヴEP『GOT LIVE IF YOU WANT IT』です。イギリスでは3枚目のEPになります。同名のアルバムがありますが内容は全く違います。私が聞き始めた70年代中期は日本盤EPが廃盤だったのでこのUK盤を通販で買ったのですが…
ローリング・ストーンズのイギリスでの2枚目のEP『5×5』です。1964年8月14日にリリースされました。全曲シカゴのチェス・スタジオで64年6月にレコーディングされUS盤では全曲『12×5』に収録されています。このEPもミスクレジットやラベルのヴァリエーション…
1964年1月10日にイギリスで発売されたストーンズ初の4曲入りEP盤です。シングルとは違いEPにはジャケットが付けられ、デビューしたての5人の写真が写真が使われています。視線がバラバラなのがストーンズらしいですね!このEPにもいろいろなヴァリエーション…
もう有名になってしまいましたがUSA盤初回『HOT ROCKS』(2PS 606/7)には「Brown Sugar」「Wild Horses」のオルタネイト・ヴァージョンが収録されています。私は80年代にブートレグの『MICK TAYLOR WE MISS YOU』で初めて聞きました。そこに初期の『HOT ROC…
60年代は各国独自のいろいろとレアなヴァージョンがありますが、メキシコ盤のEPには「Let It Bleed」のエディット・ヴァージョンが存在します。文献でも取り上げられずあまり知られていないと思います。規格番号はEPP-1233で70年1月にリリースされました。レ…
1965年9月24日に発売されたイギリスでの3枚目のアルバム『OUT OF OUR HEADS』です。規格番号はモノラルLK 4733、ステレオSKL 4733です。日本では80年代まで発売されなかったので古くからのファンには馴染みがないアルバムかと思います。しかしライヴ音源やシ…
前回の『GOATS HEAD SOUP』USAプレス工場コードの続きです。90年代半ばにオーストラリア在住の日本人の方と知り合いになり、その方から現地の中古レコード店で売っているストーンズのレコードのリストを送ってもらい、その中で私が探しているものあったらそ…
『STICKY FINGERS』のプロモの時に触れましたが、アメリカでは同じレコードでも複数のレコード工場でプレスされています。ラベルに印刷されていたり溝に刻印されていたりします。一番わかりやすいのがストーンズ・レーベルのラベルの下部にPRやRIと印刷され…
ローリング・ストーンズのドイツ編集盤『GREAT HITS』です。A面は『BETWEEN THE BUTTONS』と『AFTREMATH』から、B面は『ファースト』を中心に初期のナンバーを収録した一見なんじゃこりゃ!という編集盤です。ドイツでは1969年6月に発売され、規格番号はND 2…
UKの2枚目のEP『5×5』です。このレコードは通常モノラルですが、プレスの時期によって全曲リアル・ステレオのレコードが存在します。私は97年にマニアの方からこのリアル・ステレオ盤があるらしい、と聞いて探し始めました。しかし情報が全くなく半ば諦めて…
ローリング・ストーンズのUSA盤プロモ『SONGS OF THE ROLLING STONES』(規格番号:MPD-1)です。ABKCOによって75年と79年に作られました。30曲も収録されていますが全て1'30"~2'00"位で終わってしまい完奏していません。また裏ジャケにNot For Sale or Air…
ストーンズ初の全曲オリジナル『AFTERMATH』です。このアルバムにも少しですが各国盤のDiffカヴァーがあります。CD時代になってからUKヴァージョン、USAヴァージョンがありますが、日本ではアナログ時代ずっとUKヴァージョンだったので古くからのファンの方…
ローリング・ストーンズのアメリカでのデビュー・アルバム『ENGLAND'S NEWEST HIT MAKERS』です。UK盤とは曲が一部変更になりシングル曲の「Not Fade Away」がA面1曲目に収録されています。モノラルは64年4月にLL-3395、ステレオは1年後の65年4月にPS-375と…
1967年11月(12月2日説も)にアメリカで発売された「She's A Rainbow/2000 Light Years From Home」のシングル盤のプロモには両面ともエディット・ヴァージョンが作られました。これらには各ステレオ、モノラルの2種類のエディット・ヴァージョンが存在しま…
UKファーストの続編を書くといってえらく遅くなってしまいました。前回が3か月前でしたので合わせてお読みいただけたらと思います。前回はジャケットのいろいろなヴァリエーションやミスプリントを中心に書きましたが、今回はラベルの変化と謎のブルー・デッ…
ローリング・ストーンズの『THEIR SATANIC MAJESTIES REQUEST』UK盤です。サイケデリック・ブーム真っ只中の67年12月8日に発売されました。モノラルはTXL-103、ステレオはTXS-103です。ジャケットはマイケル・クーパーが撮った写真の3Dで発売されました。ジ…
ローリング・ストーンズ初のベスト・アルバムUK盤『BIG HITS』です。サブ・タイトルは[HIGH TIDE AND GREEN GRASS]でイギリスでは66年11月4日発売されました。アメリカでは曲目、ジャケットが違いますが66年4月に発売されているのでイギリスでは7ヶ月遅れの…
ローリング・ストーンズの78年の大ヒット「Miss You」はストーンズ初の12インチシングルが作られ、ロング・ヴァージョンが収録されました。今回はそのフランス盤についてです。私は20年数年前に西新宿"D"(現在は閉店)の輸入代行サービスというシステムを利…
ローリング・ストーンズは活動が長いので日本でも貴重なアイテムが多数存在します。ここでは日本盤だけに収録された「サティスファクション」のエディット・ヴァージョンを紹介します。規格番号はHIT-511、B面は「ウエスト・コーストの宣伝屋」で65年9月1日…
ローリング・ストーンズのUSA盤『BIG HITS』には試作品(プロトタイプ)のアルバム・ジャケットが存在します。元々はのちに『AFTERMATH』へ進化するアルバム『COULD YOU WALK ON THE WATER?』のジャケット用としてデザインされたものですが「ふざけたタイト…
ローリング・ストーンズのオランダ盤『GREATEST HITS』(DU 175 000)です。オランダでは2枚目のアルバムとして64年10月に発売されました。日本でも人気が高くユニバーサルのCDボックスのジャケットにもこのデザインが使われています。64年盤はモノラルでし…
ローリング・ストーンズ・レーベル第1弾『STICKY FINGERS』USA盤のプロモです。アメリカは広く同じレコードでも複数のプレス工場で作られているため、『STICKY FINGERS』のプロモ盤もいろいろなバリエーションが存在します。ストーンズ・レーベルのレギュラ…
ローリング・ストーンズの各国盤のDiffカヴァーで意外と面白いのが『THEIR SATANIC MAJESTIES REQUEST』だと思います。ジャケットに元々グループ名やタイトルがないのでそれらを加えたり、その国独自の全く別のデザインに変えてしまったりといろいろあります…
1969年10月31日、プロモ用として1枚のアルバムがリリ-スされました。レコード・ミラー誌69年11月15日号の1面にこのレコードのジャケットが掲載され、「THIS IS THE COVER OF A NEW STONES' ALBUM,BUT YOU CAN'T BUY IT!」と書かれこのレコードが紹介されて…