ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活!

ただひたすらにローリング・ストーンズのレコードを紹介しているブログです。

ローリング・ストーンズ イタリア盤シングル CON LE MIE LACRIME いろいろ!!

ローリング・ストーンズのイタリア盤シングル「Con Le Mie Lacrime/Heart Of Stone」です。1966年5月2日(一般的には3月16日と言われていますが??)に発売され、規格番号はF 22270です。ご存知の通り「As Tears Go By」のイタリア語ヴァージョンです。ミックがイタリア語で歌い、バックの演奏も違います。1966年3月15日にロンドンのIBCスタジオで録音されたそうです。イタリア語の訳詞を書いたのはダンパという人で、ラベルの作者クレジットに名前を連ねています。この曲は当時イタリアのみのシングル盤で発売されています。ジャケットは65年頃のメンバーの写真が使われています。

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裏ジャケです。メンバーの紹介が書かれています。

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このレコードのラベルは2種類存在します。こちらは初版のカーヴド・デッカのラベルです。作者クレジットにはJagger-Richardの他にイタリア語の訳詞をしたDanpaの名前がクレジットされています。マトリクスは機械打ちでXDRI 34777 A  16-3-66/XDR 34777  16-3-66です。16-3-66の日付の部分は手書きです。 日付のクレジットから考えて一番最初に書いた一般的な発売日の3月16日は間違いで、5月2日の方があっていると思います。おそらくここに刻まれた日付が間違って発売日になってしまったのだと思います。 

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こちらはボックスト・デッカのラベルです。イタリアでは67年3月発売の「Let's Spend The Night Together」までカーヴド・デッカ、67年8月発売の「We Love You」からボックスト・デッカとなっているのでその間にデッカのロゴが変更されたと思います。上のラベルと比べると文字の大きさやクレジットが大幅に変更されています。マトリクスは上と同じです。

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また、細かいことですが裏ジャケのレコード取り出し口に切り込みがあるものと無いものがあります。切り込みの有り無どちらが初期型か、また印刷所の違い等現時点では不明です。

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また1973年5月(71年説もありますが…)にはセカンド・ジャケが登場します。こちらはミックのステージ写真になっています。

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裏ジャケです。こちらも初回盤とは全く違ったデザインになっています。下にストーンズのレコードのカタログがあります。ここにイタリアで72年10月に発売された『ROCK'N ROLLING STONES』が載っているので71年発売説は間違っていると思います。

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ボックスト・デッカですがラベルも薄い青になり、リムも違ったものになっています。マトリクスは機械打ちでXDRI 34777 A  16-3-66/XDR 34777  8/5/73です。A面の日付の部分だけ手書きです。B面の日付から考えて73年発売で間違いないと思います。

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イタリアでは白ラベルのジュークボックス用のレコードが多数作られていますがこのシングルもジュークボックス用のレコードが存在します。最初の発売より少し前の66年4月5日に配られたという資料があります。規格番号は45-F DJB 1となりB面が「Heart Of Stone」ではなく、「Talkin' About You」に変更されています。イタリアのジュークボックス用のレコードはタイトルによってB面が違っていたり、違うアーティストのものもあります。このレコードにはピクチャースリーヴの真ん中をくり抜いたジャケットのものもあります。おそらく初期の一部に付けられていたのかと思います。ジャケットのB面は「Heart Of Stone」のままです。

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裏側です。B面は「Talkin' About You」です。

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ラベルです。カーヴド・デッカの白ラベルです。マトリクスはきか機械打ちでXDRI 34777 A  16-3-66/ARL 6974/1  5-4-66です。両面共日付の部分は手書きです。B面の日付が4月5日で、先に書いた配られたという日付と同じなのでこれも怪しくなってきますね! 

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77年か78年頃に出たボックスト・デッカの白ラベルです。こちらはA面にOLYMPIC RUNNERSというアーティストの「Keep It UP」という曲が収録されています。この曲は1977年に発売された曲だそうです。規格番号はDSP 101です。マトリクスはZCL 8207  25-11-77/XDRI 34777 A  16-3-66でストーンズ側のマトは同じです。また、このシングルには文字だけのデザインのプロモ用のジャケットが存在しますが売られていたのを1度しか見た事が無く持っていません。

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82年にヨーロッパ・ツアーのイタリア公演を記念して4枚のプロモ・シングルが入ったボックスが作られましたがその中の1枚に「Con Le Mie Lacrime」があります。こちらはA面が「Satisfaction」になっています。ラベルにステレオとクレジットされていますがモノラルです。マトリクスは機械打ちでXDR 35801/XDRI 34777 A 16-3-66でこの「Con Le Mie Lacrime」は最後まで同じマトが使われていたことになりますね!このシングルはボックスに4枚まとめて入っているものと単品のものが存在します。デッカからは4曲選ばれましたがこの曲が入っているという事はイタリアの人にとってこの曲は特別なものなのかもしれませんね!

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発売から50年を記念して2016年に再発されたシングルです。同時期のモノ・ボックスの特典の9枚のシングルはMade in GermanyでしたがこのシングルはMade in the EUとなっているので特典とは別にリリースされたようです。規格番号は0602557019643です。ジャケットはオリジナル盤と同じデザインですが厚紙で写真もコピーしたような感じになっています。専用のビニール袋の左上にイタリア語で書かれたシールが貼られています。B面はオリジナル同様「Heart Of Stone」です。

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裏ジャケもオリジナル盤と同じデザインです。バーコードと下部にいろいろなクレジットが追加されています。

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ラベルです。カーヴド・デッカですが右側にABCKOのロゴがあります。ラベルにはXDRI 34777という今までのマトの逆さ文字が書かれていますが、レコードのマトは手書きでBG 45607 01 A1  5701964/BG 45607 01 B1  5701964と全く違ったものとなっています。

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当時はビートルズもドイツ語の「She Loves You」や「抱きしめたい」があり、現地語で録音するのが流行ったんでしょうか?フランス・ギャルやシルビー・ヴァルタンも日本語で録音していますね。このストーンズのこのイタリア語のヴァージョンはどういったいきさつで録音されたのか不明ですが、英語版とはバックの演奏も全く違うので貴重だと思います。私は77年頃に『SHADES OF ORENGE』というブートレグでこの曲を初めて聞きましたが当時はイタリアで正規発売されていたことを知らず未発表曲だと思っていました。このアルバムには『サタニック』の未発表曲だといってTHE ENDの曲が収録されていたりしましたね(笑)。当時は情報が無かったし本気にして聞いていました。イタリア以外では80年代に入ってから発売され、2016年のモノ・ボックスでやっとCD化されましたね。ブートではハープシコードがオーバーダビングされる前のテイクも聞くことが出来ますが、このハープシコードを弾いているのはMike Leanderという人らしいです。また、この曲は2006年7月11日にミラノでライヴ演奏もされていてブートで聞くことが出来ます。ストーンズの長い歴史の中でイタリア語の歌というのはこれしかないので珍品ともいえる曲ですよね! 

ローリング・ストーンズ DANCE Pt.2が収録されたインド盤 EMOTIONAL RESCUE !!

ローリング・ストーンズのインド盤『EMOTIONAL RESCUE』です。1980年6月に発売され、規格番号はCUN 39111です。インド盤はナント!A面1曲目に通常の「Dance」ではなく、「If I Was A Danceer (Dance Part 2)」が収録されています。何故こうなってしまったのかは不明ですが、この「DancePt.2」が各国で収録されたのは81年3月発売の『SUCKING IN THE SEVENTIES』ですので他国よりかなり早く登場したことになります。ジャケット表側は各国盤と同じですが、前回紹介したインド盤『IT'S ONLY ROCK'N ROLL』同様裏ジャケが2種類あります。

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ジャケットはUK盤と比べるとかなり青っぽいです。左がUK盤、右がインド盤です。

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裏ジャケです。このインド盤の裏ジャケは細かいクレジット違いですが2種類あります。こちらは左下に大きくEMIのロゴがあり基本的には他国と同じ仕様です。区別するためにこちらをAとします。

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こちらは違うタイプにの裏ジャケです。左下のEMIのロゴが無く、その部分にクレジットがあります。こちらをBとします。

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裏ジャケ右上の規格番号の部分です。CUN 39111 Stereoが右端にあるのがAの裏ジャケ、中央に寄っているのがBの裏ジャケです。

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左下の部分です。上のEMIのロゴが大きいのがAの裏ジャケ、その部分が違うクレジットになりその右側に小さくEMIのロゴがあるのがBの裏ジャケです。私はBの方を後で発見しましたが最初に見た時には何かシールでも貼ってあるのかと思いました。が、その右側も空白なので明らかに違うジャケットだと思い買いました。

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Aの裏ジャケの左下を拡大した写真です。EMIのロゴの横にインドでの配給元のグラモフォンのクレジットがあります。その一番最後にINDIAの文字があります。

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そのさらに右側にThe Eagle Litgographing Co (P) Ltd.と印刷所のクレジットがあります。

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Bの裏ジャケの左下を拡大した写真です。EMIのロゴがあった部分にグラモフォンのクレジットがあります。最後にINDIAの文字があり、クレジットの内容はAのジャケットと全く同じです。

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その右側にGANGES PRINTINGと印刷所のクレジットがあります。どうやらAとBのジャケットは印刷所の違いのようです。どちらが初版なのか、同じインド盤なのにどうして複数の印刷所で印刷されていたのか不明です。

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ラベルです。インドのEMI用のラベルです。AとBのジャケット共に同じレコードが入っています。このタイプのラベルは東南アジアや南米各国でも使われています。一番上にSide 1とStereo、その下に規格番号、タイトル、曲目があります。「Dance」は普通にクレジットされています。下に縦書きでMade in Indiaがあります。マトリクスは機械打ちでCUN 39111 A1  26578/CUN 39111 B1  26579です。

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B面のラベルです。

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このインド盤の一番の特徴は先にも書きましたが、「Dance Part 2」が収録されている事でしょうね!『SUCKING IN THE SEVENTIES』以前では1981年11月18日と日付が入ったUSA盤のテストプレスがありますが、インドではそのテストプレスより5ヶ月も前に登場したことになります。通常盤で考えると1年近く前にインドの人はこちらのヴァージョンを聞いていたことになりますね!逆に考えるとCD時代になってからインドの人は普通の「Dance」を初めて聞いたことになりますね。インド盤に既に収録されたことから『EMOTIONAL RESCUE』発売時には「Dance Part 2」が既にミックスも出来上がっていたことになるので、発売にあたってアルバムにはどちらのヴァージョンを入れるのか迷ったかも知れませんね。それが間違ってインドに行ってしまったのかといろいろ考えると面白いですね!このインド盤はメリハリのあるいい音が聞けます。

ローリング・ストーンズ USA盤 BETWEEN THE BUTTONS ステレオいろいろ!!

前回に引き続きローリング・ストーンズのUSA盤『BETWEEN THE BUTTONS』です。今回はステレオを紹介します。規格番号はPS 499でモノラルと同じ1967年2月11日に発売されました。モノラルでは左下にあったLONDONのロゴと規格番号は左上へ移動しています。モノラル同様シュリンクの上にタイトル・ステッカーが貼られています。

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左上のロンドンのロゴとSTEREO PS 499の部分です。

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裏ジャケです。こちらはモノラルと共用で両方の規格番号がクレジットされています。細部はモノラルと全く同じですのでここでは省略します。

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ラベルです。ステレオ用のブルーのロンドン・ラベルです。右側にPS-499とSIDE ONEがあります。リムはありません。下部のマトリクスの末尾にBWがあります。これはプレス工場コードでニュー・ジャージー州のBestway Products,Inc.のことです。その下にMade in U.S.A.があります。マトリクスは機械打ちでZAL 7616-1A  1-6-67/ZAL 7617-1A  1-6-67です。日付の部分は手書きです。

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上のラベルと似ていますが下部のマトリクスの末尾のBWとその下のMade in U.S.A.がありません。マトリクスも同じで機械打ちでZAL 7616-1A 1-6-67/ZAL 7617-1A 1-6-67です。日付の部分は手書きです。

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右側のPS-499とSIDE ONEの文字が異常に大きなタイプです。リムなしです。一番最初のラベル同様下部のマトリクスの末尾にBWがあり、その下にMade in U.S.A.があります。マトリクスも同じで機械打ちでZAL 7616-1A 1-6-67/ZAL 7617-1A 1-6-67です。日付の部分は手書きです。このレコードのジャケットには丸いプロモ・ステッカーが貼られていました。マトの枝番が-1A/-1Aで日付がある事からここまでの3枚のどれかがオリジナル・プレスだと思います。

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写真では薄い色になってしまいましたが実際は濃いブルーのラベルです。面表示はside oneと小文字です。マトリクスは機械打ちでZAL 7616-1B/ZAL 7617-Bです。

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上のラベル同様濃いブルーのラベルです。面表示はside oneと小文字で、その他の文字の配置も同じですが、下部のプロデューサー・クレジットが2列だったのが、こちらは1行です。マトリクスは機械打ちでZAL 7616-1M/ZAL 7617-1Cです。

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上のラベル同様濃いブルーのラベルです。面表示はside oneと小文字で、その他の文字の配置も同じですが、上のラベルの下部のマトリクス表記にカッコがありません。マトは-1Gで以降のラベルと前後してしまいますが、ラベルが似ているのでここへ入れました。マトリクスはZAL 7616-1G  △10041/ZAL 7617-1G  △10041Xです。△以降は手書きです。

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左側にside oneとXZAL 7616が、右側にPS 499があります。曲目が左揃いとなっています。Made in U.S.A.はありません。マトリクスは機械打ちでZAL 7616-1E/ZAL 7617-1Eです。

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面表示はSide 1で文字のフォントが縦長になっています。このラベルでは色の薄いものと濃いもの、文字が白っぽいものの3種類ありましたが基本的な文字の配置は同じなのでマトを挙げておきます。マトリクスはZAL 7616-1B  PS 499 A-/ZAL 7617-1Bです。A面のZAL 7616-1Bだけ機械打ちで、後は手書きです。他に機械打ちでZAL 7616-1F  PS 499 A/ZAL 7617-1B  PS 499 B(各面PS以降は手書き)と、機械打ちでZAL 7616-1F  PS 499 A-/ZAL 7617-1F  PS 499 B-(各面PS以降は手書き)の2種を確認しました。

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面表示はSide 1です。タイトル文字は大文字です。リムはありません。マトリクスはZAL 7616  ZAL 7616-1G W  △10041/ZAL 7617  ZAL 7617-1G W  △10041です。両面共真ん中のZAL 7616-1Gの部分は機械打ち、その他の部分は手書きです。 

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上のラベルと同じ文字の配置ですが、リムがあります。マトリクスも同じでZAL 7616 ZAL 7616-1G W △10041/ZAL 7617 ZAL 7617-1G W △10041です。両面共真ん中のZAL~1Gの部分は機械打ち、その他の部分は手書きです。

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ラベルの色が薄いタイプです。文字の色も薄く見えずらいですが面表示はSide 1です。タイトル、グループ名は大文字です。マトリクスは機械打ちでPS-499-A  ZAL 7616-1H/PS-499-B  ZAL 7617-1Hです。両面共PSで始まる箇所は手書きです。

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左側にside one、XZAL 7616 PHが、右側にPS 499があります。曲名の最後にタイム表記があります。マトリクスは手書きでZAL 7616-15-1-11/ZAL 7617-15-1-11です。

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面表示はSIDE 1です。タイトル、曲名などの文字のフォントが初期盤と全く同じなのでもっと早いような気がしますが、マトから考えてここへ入れました。下部のマトリクス表示の末尾にBWがあります。リムはありません。マトリクスはZAL-7616-16 BEST/ZAL-7617-1Aです。A面は手書きで、B面は機械打ちで日付はありませんが、最初のマトと同じです。

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上と同じデザインですがリムがあります。面表示も同じSIDE 1です。マトリクスは手書きでZAL-7616-16 BEST/ZAL-7617-16 BESTです。

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左側にPS 499、XZAL 7616が、右側にSIDE ONE、MADE IN U.S.A.があります。タイトル、グループ名は大文字です。溝の形から見てかなり後期のラベルです。マトリクスは手書きでC-1 ⇔ ZAL 7616-1/B-1 ⇔ ZAL 7617です。B面のマトの最後に判別不明の文字があります。

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おそらく最終プレスだと思います。左側にSTEREO、SIDE 1が、右側にPS 499、(ZAL-7616-A)があります。タイトル、グループ名は大文字です。曲目の後にタイム表記があり、作者クレジットは下部にまとめられています。マトリクスは手書きでPS 499 A 1-1-1 ZAL-7616-17  PRCW/PS 499 B 1-1-1 ZAL-7617-17 W PRCWです。

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同じラベルでもマト違いがかなりあるので、ここで紹介した他にもマト違いがあると思います。「Let's Spend The Night Together」と「Ruby Tuesday」はシングルはモノラルだったのでこのステレオ盤でいち早くステレオ・ヴァージョンが登場した事になりますね!このアルバムは前作『AFTERMATH』同様ブライアンがビブラフォンマリンババンジョー、カズーなどいろいろな楽器を担当しておりサウンドのバラエティーに富んでいるので評価は低いですが結構楽しめるアルバムだと思います。フォーク調の「Back Street Girl」とこの次の『サタニック』へ続くサイケ調の「Please Go Home」が外されてしまったのが惜しいですが、このUSA盤の選曲もなかなかいいですよね!