ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活!

ただひたすらにローリング・ストーンズのレコードを紹介しているブログです。

ローリング・ストーンズ 日本盤 ローリング・ストーンズ ”ライヴ” 実況録音 いろいろ!!

ローリング・ストーンズの日本盤『GOT LIVE IF YOU WANT IT』です。日本盤はその『GOT LIVE~』のクレジットがどこにもなくラベルや裏ジャケでの英語クレジットは『ROLLING STONES "LIVE"』、邦題としては『ザ・ローリング・ストーンズ 実況録音』となっています。ここでは『ライヴ』として話を進めていきます。1967年(昭和42年)2月1日に発売され、規格番号はSLC 170です。ジャケット表側はUK輸出仕様の『HAVE YOU SEEN YOUR MOTHER, LIVE』と同じです。初回盤はいわゆるぺらジャケで、紺色の帯が付いています。見開き仕様で裏ジャケは日本独自のデザインです。当時の値段は2000円です。初回帯は紺色で於ロイヤル・アルバート・ホールと書いてあります。

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70年代の赤い帯です。ジャケットは見開きですが、ぺらジャケではなく硬い紙質になっています。オリジナル盤にあった艶もありません。いつ頃赤い帯に変わったのかは不明ですが、裏の広告に71年9月に発売された『ギミー・シェルター』が載っています。

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左上のタイトルの部分です。UK輸出仕様と同じタイトルのhave you seen your mother LIVE!と曲目があります。日本初回盤がGOT LIVE~ではなくこのタイトルになっていたのは意外ですね! 

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右上に当時のキング(ロンドン)レコードのロゴと規格番号があります。

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裏ジャケです。こちらは日本独自のジャケットとなっています。上部にTHE ROLLING STONES "LIVE"、その下に<ザ・ローリング・ストーンズ/実況録音>があります。 

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右上にロンドンのロゴと規格番号があります。

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タイトルの部分です。下に於:ロイヤル・アルバート・ホールがありますが、実際に録音されたのはニュー・キャッスルやブリストルですよね!

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右下に値段があります。この2000円という値段は73年のオイル・ショックの時まで結構長い間変わりませんでした。

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帯の裏側は3種類あります。左から順に、紺帯初回盤で裏は何も印刷されていないもの、紺帯再発盤で、当時のキングレコードの広告が載っているもの、赤帯で広告が載っているものです。赤帯はレコードの広告まで赤で書かれています。真ん中の紺色再発盤はこのアルバムよりも後に発売される『あなたが選んだローリング・ストーンズゴールデン・アルバム』と『決定版!ローリング・ストーンズ・デラックス』が載っているので後期型と判断しました。また、同じ紺帯でも帯の幅が微妙に違い、初回盤の方が細いです。赤帯の裏の広告は『ギミー・シェルター』が載っているので71年以降の帯と思われます。

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見開きの内側です。左側は曲目とストーンズのステージ写真、右側は湯川れい子さんの解説と曲紹介が載っています。

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曲目の部分です。一番下にRecorded live at the Royal Albert Hallとエンジニアとプロデューサー・クレジットがあります。

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ここからの4枚の画像は見開き右側のページの部分です。右上にSLC 170と値段があります。

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左上にSTEREOがあります。

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左下にロンドンのロゴがあります。

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右下に©1967とJISマークがあります。

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下部中央の部分です。発売元のキングレコード株式会社のクレジットがあります。

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ラベルです。最初はプロモ白ラベルからいきます。上部にLONDONとSTEREOがあります。左側に見本盤、右側に非売品があります。面表記はNo.1です。タイトルはTHE ROLLING STONES "LIVE"となっています。一番下にマトリクスがありますが、ZAL 7517というのはUSA盤の番号で、その後にカッコでSDLBT 347と日本盤のマトが書かれています。マトリクスは機械打ちでSDLBT 347-1/SDLBT 348-1です。両面にJISマークがあります。

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B面のラベルです。

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プロモ盤はキングの見本盤専用のジャケットに入っています。

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レギュラー盤のラベルです。当時のキングのステレオ用のラベルです。上部にステレオ用のffssのロゴとロンドンのロゴがあります。中央のラインの中にFULL FREQUENCY STEREOPHONIC SOUNDとあります。面表記はNo.1、右側に規格番号のSLC-170があります。リムは2重になっており、内側のリムにMANUFACTURED BY KING RECORD CO, LTD. TOKYO, JAPANとあります。マトリクスは機械打ちでSDLBT 347-3/SDLBT 348-2です。両面にJISマークがあります。

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B面のラベルです。

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後期型のラベルです。上のラベルとほぼ同じですが、右側のSLC-170の上に回転数が追加されています。赤帯で硬いジャケットの方に入っていました。マトリクスは機械打ちでSDLBT 347-7/SDLBT 348-8です。他に-15/-12を確認しています。両面にJISマークがあります。上のラベルでも枝番が-15/-12を確認しているのでこの辺はプレス時期の微妙な違いだと思いますがまだ研究の余地があると思います。また、このマトは私の持っているレコードのものですので他にも枝番が多数存在していると思います。

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B面のラベルです。

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オリジナルのUSA盤は66年12月に発売されたので、この日本盤は2ヶ月も遅れて発売されたんですね。このアルバムが発売された昭和42年2月というとちょうどグループ・サウンズザ・タイガースがデビューした時で、エレキブームに拍車をかけたと思います。この年の11月に出たザ・タイガースの『ON STAGE』を聞いているとストーンズ・ナンバーが多いですよね!他にも当時のグループ・サウンズストーンズを取り上げているグループは多かったですね。日本盤はステレオのみの発売で、USA盤のステレオと同じミックスです。私は70年代に入ってからこのアルバムを買いましたが女性の凄まじい歓声に圧倒されました。音は悪いかも知れませんがこの時期特有の観客の熱狂とスピード感あふれるストーンズの演奏が素晴らしく貴重な記録だと思います。

ローリング・ストーンズ 日本盤 夜をぶっとばせ いろいろ!!

ローリング・ストーンズの日本盤シングル「夜をぶっとばせ/ルビー・チューズディ」です。1967年(昭和42年)3月10日に発売され、規格番号はTOP-1124です。ジャケットは今までの2つ折りではなく横からレコードを取り出す袋型になっており、表裏にストーンズの写真が使われています。ストーンズのシングルとしてはこのジャケットの仕様は初めてで両A面を意識して作られたんでしょうか?こちらは「夜をぶっとばせ」側です。タイトルは当時のサイケデリック調の文字で書かれていて、タイトル曲が赤で書かれています。当時の値段は370円です。

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このジャケットには「ルビー・チューズディ」のタイトルが「ルビー・テューズディ」とテュになっているのがあります。

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裏側です。こちらは「ルビー・チューズディ」が赤い文字で上に書かれています。両面使えたので便利ですね!ビルが乳母車のようなものに乗っている面白い写真ですが、こんなリラックスした写真でもポーズを決めて写っているブライアンってスゴイですよね!

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こちらも「テューズディ」となっているジャケがあります。この曲はその後はずっと「ルビー・チューズディ」表記となるので「テューズディ」となっている方が先のようです。数は「テューズディ」の方が完全に少ないと思います。また、解説とラベルも「テューズディ」となっており、そちらは最後まで修正されなかったようです。

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タイトルの部分です。チとテではあまり変わらないせいか何気なく見ていると気づかないかも知れませんね!

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裏側のタイトルの部分です。

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LPのように中に解説と歌詞カードが入っています。解説は朝妻一郎さんです。ザ・パラディアム・ショーでエンディングの回転ステージに上がることを拒否したり、エド・サリバン・ショーで歌詞を変えて歌ったことが書かれていて、ストーンズがロック界の問題児となりつつある様子が窺えます。「ルビー・チューズディ」の方はこの時点ですでにこちらをA面にしたら、という事が書かれています。こちらは「テューズディ」となっています。

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裏側は歌詞カードとなっています。その下にキングレコードや値段の¥370があります。後期は値段の部分が400円となっています。

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値段の部分です。370円と400円の2種類があります。

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ラベルです。最初は白ラベルのプロモからいきます。左側に見本盤があります。右側に非売品があります。非売品の下に規格番号のTOP-1124とタイム表記があります。レギュラー盤と比べるとシンプルな感じですね!マトリクスは機械打ちでDST 1488-1/DST 1489-1です。両面にJISマークがあります。

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B面のラベルです。「テューズディ」となっています。

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レギュラー盤のラベルです。こちらは初回盤のLONDONのロゴの上にffrrがあるラベルです。左側に回転数、右側に規格番号のTOP-1124があります。マトリクスは機械打ちでDST 1488-7/DST 1489-7です。両面にJISマークがあります。マトリクスの枝番は7よりももっと若い番号があると思います。

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B面のラベルです。「テューズディ」となっています。

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セカンドプレスのffrrのロゴが無いラベルです。回転数が左側から右側の規格番号の上に移動しています。LONDONのロゴの左下にMADE IN JAPANがあります。マトリクスは機械打ちでDST 1488-10/DST 1489 B-1です。両面にJISマークがあります。

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B面のラベルです。このセカンド・ラベルも「テューズディ」となっているので最後まで修正はなかったと思います。

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このシングルは両面共モノラルで収録されています。「夜をぶっとばせ」はA面ですがビルボードでは55位、B面の「ルビー・チューズディ」は1位とB面の方がヒットしてしまいました。日本ではこの2曲が初めて収録されたアルバム『FLOWERS』です。「Ruby Tuesday」は日本人好みのバラードでグループ・サウンズザ・タイガースもライヴで取り上げた事もあり、人気があった曲だったと思います。実は私はこの曲は本家ストーンズよりも先に『タイガース・オン・ステージ』で聞きました!USA盤は『BETWEEN THE BUTTONS』のジャケットと同じデザインのピクチャースリーヴが付いていましたが、この日本盤はグループ・サウンズのようなアイドルっぽい写真が使われていて、当時の日本人が抱いていたストーンズに対してのイメージを窺える気がします。

ローリング・ストーンズ メキシコ盤 LOVE YOU LIVE (TE AMAN, EN VIVO) いろいろ!! 

ローリング・ストーンズのメキシコ盤『LOVE YOU LIVE』です。ローリング・ストーンズ・レコードのメキシコでの配給元は71年~72年はポリドール、73年以降はWEA系のGAMMA RECORDS、78年以降はEIMからの発売となっています。オリジナルは77年にGAMMA RECORDSから発売され、規格番号はGWEA 5272/73です。再発は80年にEMIから発売され、規格番号はSLEMB-947, 33C 162-63080/1です。メキシコ盤の特徴は何といってもジャケットのタイトルが英語ではなく、『TE AMAN, EN VIVO』とスペイン語で書かれている事です。GAMMA盤はまるでコーティングされているような艶のあるジャケットでタイトルの部分が写真のようにスペイン語となっています。

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タイトルの部分です。英語と入れ替わっただけですがなんだか雰囲気が全然違いますね!

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EMI盤のジャケットです。基本的な部分は同じですが規格番号などのクレジットの部分が違います。また、バックが濃いピンクとなっています。ジャケットに艶はなくUSA盤のような造りです。

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右上の規格番号の部分です。上がGAMMA盤、下がEMI盤です。GAMMA盤はこの部分にステレオを表すESTEREOがあります。

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左上の部分です。上がGAMMA盤で何も書かれていません。下がEMI盤で33Cから始まる方の規格番号があります。

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バックの色は右側のEMI盤の方は紫に近いような感じです。写真ではあまり違いが感じられませんが実際はもっと濃さが違います。

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右下の部分です。EMI盤はこの部分にESTEREOがあります。

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左下の部分です。EMI盤はこの部分にEMIのロゴがあります。

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GAMMA盤の裏ジャケです。GAMMA盤は各国同様タイトルの色はピンクです。

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 EMI盤の裏ジャケです。曲目が白になり、スペイン語の下に英語表記もあるのでジャケットのほとんどが文字で埋まっておりGAMMA盤とは大分雰囲気が違います。

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曲目の部分を拡大すると色やクレジットの違いがよく分かります。EMI盤は英語表記の他に作者クレジットもあります。作者はキースが先になっています。

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右上の部分です。EMI盤はここにSLEMB-947があります。

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右下の部分です。下のEMI盤は著作権表示があります。

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裏ジャケ下部中央の部分です。上がGAMMA盤、下がEMI盤で、それぞれのクレジットが全く違います。

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1枚目の曲目です。全てスペイン語で書かれています。

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2枚目の曲目です。

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ビルのBass and Dancingのクレジットもbajo y bailablesとスペイン語になっています。

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見開きの内側です。こちらは各国盤と同じです。

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GAMMA盤はジャケットの上からレコードを取り出すようになっています。2枚組でこのタイプはビートルズのUK盤『WHITE ALBUM』みたいですね!EMI盤は普通に横から出すタイプです。

(追記)

atsu-yさんからの情報でGAMMA盤でもレコード取り出し口が横のジャケットもあるそうです。atsu-yさん、ありがとうございました。

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EMI盤は上下に白いライン(余白)があります。

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下部です。上下に白い余白があるので印刷や製法のずれではないと思います。

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インナーはGAMMA盤、EMI盤共に各国盤と同じデザインです。中央の丸い穴はありません。

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GAMMA盤は規格番号のクレジットがありませんが、EMI盤は右下に規格番号があります。

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ラベルです。最初はオリジナルのGAMMA盤からいきます。タイトルもLOVE YOU LIVEではなくTE AMAN, EN VIVOとなっています。右側にGWEA-5272と面表記があります。面表記はCara A/Cara Bです。曲目表示はスペイン語→英語→作者クレジットとなっています。作者はキースが先になっています。リムにHECHO EN MEXICOがあります。ものすごく厚いレコードです。マトリクスは機械打ちでGWEA 5272 A1/GWEA 5272 B/GWEA 5273 A/GWEA 5273 Bです。 

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B面のラベルです。

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C面のラベルです。他国盤にあったエル・モカンボ・サイドの表記はありません。

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D面のラベルです。

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EMI盤のラベルです。上からグループ名、タイトル、曲目となっています。曲目はラベルの中央をまたいでいます。タイトルはGAMMA盤同様TE AMAN, EN VIVOです。曲目はスペイン語→英語で、作者はラベル下部にまとめてあります。こちらもキースが先になっています。左側に規格番号と著作権表示があります。右側に面表記とESTEREOがあります。面表記はこちらはLado 1/Lado 2となっています。リムにHECHO EN MEXICOがあります。マトリクスは手書きでSLEMB-947-1 21-Ⅶ-82/SLEMB-947-2  21-Ⅶ-82/SLEMB-947-3 16-Ⅴ-80/SLEMB-947-4 26-Ⅺ-81です。マトの後にそれぞれ日付がありますがその日付がバラバラです。ラベルではP1980となっているので80年の発売と思われますが、後年のプレスが混ざっていますね。また、こちらの盤はペラペラなレコードで、特に2枚目の方は持ったら折れてしまいそうなほど薄いレコードです。レコードでこんなに薄いのは見た事が無いのでプレス・ミスなのかも知れませんね!

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B面のラベルです。

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C面のラベルです。こちらも他国盤にあったエル・モカンボ・サイドの表記はありません。

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D面のラベルです。

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このタイトル表記がスペイン語のメキシコ盤は88年に出版された中野D児さんの本で初めて知りました。多分オリジナルのGAMMA盤の方は本で見てすぐに入手したと思います。90年代後半に東京のレコード屋さんと話をしている時に中野さんの本とは規格番号が違うメキシコ盤があるとのことで、EMI盤の存在を知りました。南米など英語圏以外の国でもこのレコードはLOVE YOU LIVE表記ですが、メキシコ盤だけスペイン語表記って珍しいですよね!ビルのBass and Dancingのクレジットもちゃんとスペイン語になってますし(笑)、裏ジャケやラベルの曲名、担当楽器や各クレジットまでもが全てスペイン語で書かれているのも徹底しています。ジャケットもオリジナル盤の方は艶のあるしっかりとしていて、レコードの取り出しもジャケット上部からという珍しい造りでホントにコレクターズ心理をくすぐるレコードで、このメキシコ盤は音よりもジャケットで持っていたいタイトルです!