ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活!

ローリング・ストーンズのオリジナル盤、各国盤や珍しいレコードを紹介しています。

ローリング・ストーンズ イスラエル盤 STONE AGE いろいろ!!

ローリング・ストーンズイスラエル盤『STONE AGE』です。1970年に発売され、規格番号はISK-1077です。デッカの編集盤ですが、イスラエルでのこの次に発売されたレコードは75年の『METAMORFORSIS』となり、その間に何枚か発売されたデッカの編集盤は一切発売されていません。イスラエルでの発売元はPAXという会社です。ジャケットは右上にPAXのロゴがある以外はUK盤と同じデザインで表側だけコーティングされています。

右上にPAXのロゴがあります。

裏ジャケです。裏ジャケは2種類存在しますが、こちらはフリップバック仕様となっている事から初期型だと思います。

こちらはフリップバック無の方です。上よりも写真が鮮明で、写真の下にPAXのロゴがあるなどクレジットが上のジャケットと違います。また、こちらのジャケットはコーティングされていません。右側のラインを見るとコーテイングが裏ジャケに回り込んでいるように見えますが、これは別の印刷物をそのままコピーして印刷されたものと思います。

曲目の部分です。

右上の部分です。右が初期型で規格番号のISK 1077があります。左側は後期型でSTEREOの表記があります。この部分だけでも同じイスラエル盤でも違いが分かります。

裏ジャケ下部の部分です。下の後期型はPAXのロゴとこの部分に規格番号があります。右上にSTEREOとあるにも関わらずこちらではSTEREO⇔MONOとなっています。

後期型の右下に印刷所と思われるクレジットがあります。

ラベルです。上部にPAXのロゴがあります。その上にMADE IN ISRAELがあります。左側にイスラエル著作権協会のACUMのロゴがあります。右側にSTEREO-MONO、規格番号、面表記があります。曲目は中央揃いになっています。一番下にグループ名がありますが、ROLLING STONESだけでTHEがありません。マトリクスは機械打ちでZAL-10432.P-1D/ZAL-10433.P-2Dです。これはUK盤のマトと同じです。 

B面のラベルです。

後期型と思われるラベルです。こちらは暗い赤になっています。上のラベルではPAXのロゴの上にあったMADE IN ISRAELがロゴの下に移動しています。その他のクレジットは上のラベルとほぼ同じですが、上のラベルではTHEがないROLLING STONESでしたが、こちらはTHE ROLLING STONESとなっています。マトリクスは上と同じ機械打ちでZAL-10432.P-1D/ZAL-10433.P-2Dです。 

B面のラベルです。

このアルバムはストーンズがデッカを離れた後でデッカが勝手に発売した編集盤として知られていますね。UK盤同様「Look What You've Done」と「Paint It Black」がリアル・ステレオで残りの曲は疑似ステとなっています。このイスラエル盤は音がこもっていてUK盤と比べるとあまり良くありません。ストーンズ側は買わないようにと雑誌に広告まで出したアルバムですが、オリジナルの「Blue Turns To Grey」は隠れた名曲だし、初期のカヴァー曲の出来がものすごくいいことに気付かされます。無許可で出された編集盤とはいえ結構いいアルバムだと思います。

ローリング・ストーンズ イスラエル盤 HOT ROCKS!!

ローリング・ストーンズイスラエル盤『HOT ROCKS 1964-1971』です。イスラエルでは1972年初頭に発売され、規格番号はISK 1090です。イスラエルでのデッカの配給元はPAXという会社です。通常このアルバムは2枚組ですがイスラエルでは2枚目のみの1枚での発売となっています。しかも2枚目のAB面逆になっており、通常のB面(D面)がA面となっています。ジャケットはシングル・ジャケで、イスラエル独自のタイトルが入っており、表側がコーティングされています。ジャケットにあるグループ名をTHE ROLLING STONSとミスっています。

タイトルの部分です。グループ名がTHE ROLLING STONSとEが抜けています。また、タイトルの下にincluding : BROWN SUGARと書かれています。

右上に規格番号のISK 1090があります。STEREO & MONOとありますが全曲ステレオで収録されています。

左下にPAXのロゴがあります。

裏ジャケです。

表側同様こちらにもincluding : BROWN SUGARと書かれています。また、表側同様グループ名もTHE ROLLING STONSとミスっています。

曲目の部分です。「Midnight Rambler」のライヴでオープニングです。これだったら通常のC面に当たる「Jumpin' Jack Flash」で始まった方がしっくりくるような気がします。 「Jumpin' Jack Flash」のクレジットはJUMPINGとなっています。

曲目の右側にプロデューサー・クレジットやジャケットのデザインをした人のクレジットがあります。プロデューサー・クレジットは元の2枚組のものを流用しているため、アンドリュー・ルーグ・オールダムの名前が載っていますが、ここでは68年以降の音源のためアンドリューがプロデュースしている曲はありません。

左下に規格番号やPAXのロゴがあります。その下にSYMPHONIA (WHOLESALE) LTD.とありますが、これはイスラエルのテルアビブにあるイスラエルでのデッカ、PAXのレコードとリリースしていた会社です。一説にはアラブ地方ではDECCAのロゴが禁止されていたためPAXというロゴを使っていたという説もあります。

ラベルです。上部にPAXのロゴがあります。その上にMADE IN ISRAELがあります。左側にイスラエル著作権協会のACUMのロゴがあります。右側にSTEREO-MONOと規格番号、面表記があります。曲目は中央揃いとなっています。その下にコンポーザー・クレジットとグループ名があります。ラベルではTHE ROLLING STONESとスペルが正確です。マトリクスは手書きでXZAL 11018 B/XZAL 11018 A Sです。このXZAL 11018という数字はUSA盤『HOT ROCKS』のD面で使われていたものです。ここでは何故か両面11018と同じ数字で末尾のABも逆になっています。

B面のラベルです。

まずジャケットのTHE ROLLING STONSとミスっているのが珍しいですね。そして1枚組で発売されているもの珍しいです。イスラエルでは1枚目の方はどうしたのか?と思い調べたところ、1枚目(単品)は発売されていませんでした。こうして考えてみると『HOT ROCKS 1964-1971』というタイトルを2枚目しかないので『HOT ROCKS 1968-1971』にするべきだったのではと思います。イスラエルでは1枚目の方はどうしたのか?と思い調べたところ、1枚目(単品)は発売されていませんでした。音はやけに高音がすっきりしていて伸びやかでいい音が聴けます。ただ、アブコに人質に取られた「Brown Sugar」と「Wild Horses」の2曲は音が割れてしまっておりあまりいい音ではありません。「Midnight Rambler」のライヴ・ヴァージョンから始まるのがなんだか新鮮な感じです。「You Can't Always Get~」はスタジオ・ヴァージョンです。B面は「Jumpin' Jack Flash」から始まる60年代後半の黄金の曲が並んでいてあっという間に聴くことが出来ます。通常は2枚組ですが初期の曲を集めた1枚目が無いぶん、これはこれで60年代後半の曲をまとめて楽しめるレコードとなっています。

ローリング・ストーンズ フランス盤EP④ IT'S ALL OVER NOW いろいろ!!

ローリング・ストーンズのフランス盤EP「It's All Over Now+3」です。1964年7月に発売され、規格番号は457.039です。当時の新曲「It's All Over Now」に、そのB面の「Good Times, Bad Times」、ヨーロッパ諸国ではシングル発売されていた「Tell Me」、そして『ファースト』から「Route 66」の4曲が収録されています。ジャケットはなんと前回のEP「Carol」のブライアンが下に移動して、曲目が上になり色が赤になっただけのものです!「Carol」が6月に、このEPが7月に発売されているので兄弟みたいなEP盤ですが、ここまで似たデザインとは…。ジャケットは表側だけコーティングされています。

このEPも初期型と後期型があります。上が初期型で規格番号の後はMだけですが、下の71年以降の裏ジャケのデザインが新しくなった後はmediumとなっています。色の濃淡が違いますが、これは光の加減で実際は同じ赤です。

裏ジャケです。左側に曲目があります。右側は過去3枚発売されたストーンズのEPのディスコグラフィとなっています。デッカのロゴは水色です。

曲目の部分です。

後期型はレコード取り出し口に日本盤でいう補充票が付いています。

右下のDECCAのロゴの部分です。初期型は枠がありませんが、後期型は周りに枠があります。ロゴの下にMade in Franceと印刷所のACEMと発売(再発)された日付があります。この日付は今のところ、7-64、月が無いただの-64、10-65、10-67、12-68、4-70、7-71を確認しています。後期型に変わったのは12-68からです。前回のEPは月がないただの-64が初回盤とされていましたが、こちらは7-64が初回盤のようです。

ラベルです。初回盤の6角形のデッカのロゴのラベルです。上部にグループ名があります。左側のデッカのロゴの上にパブリシャーの1964があります。右側にマト、規格番号、面表記、著作権協会のBIEMがあります。面表記はFace 1です。回転数はラベルの一番下にあります。リムにMADE IN FRANCEがあります。マトリクスは機械打ちで7D 64M 1490 D7/7D 64M 1491 D5です。 

B面のラベルです。

66年からのセカンド・ラベルです。長方形のボックスト・デッカになっています。上のラベルで下部にあった回転数はデッカのロゴの上に大きく45 T.とあります。右側のクレジットと曲目の部分は上のラベルと同じです。リムにMADE IN FRANCEがあります。マトリクスは機械打ちで7D 64M 1490 D7/7D 64M 1491 D5です。 

B面のラベルです。

71年7月には裏ジャケのデザインが変更となっています。それまでは左側にあった曲目が上に移動して、下はDECCAやDERAMのレコードのカタログになっています。

右上の部分です。価格コードのMと規格番号があります。

右下の部分です。印刷所と日付のクレジットがあります。日付は7-71となっています。

左下にMade in Franceがあります。

裏ジャケが変更になってからのラベルです。今まで左側にあったデッカのロゴが上部にあります。その下にMADE IN FRANCEがあります。左側にフランスの著作権管理団体のSACEMのロゴがあります。右側にマト、規格番号、面表記があります。回転数はありませんが、オリジナル盤と同じく45回転です。グループ名は曲目の上にあります。マトリクスは機械打ちで7D 64M 1490 D7/7D 64M 1491 D5です。 結局マトは最初から最後まで変わっていません。

B面のラベルです。

ジャケの写真は『ファースト』のものですが、ここまで使いまわしているという事は当時はストーンズの写真があまりフランスに入って来なかったんでしょうね!まあ、当時の日本盤でもシングルなどで同じ写真を使いまわしているのでこれは世界共通なのかも知れませんね!「Tell Me」はきれいにフェイドアウトするヴァージョンです。ただ、スランス盤の『ファースト』はこれよりもフェイドアウトするタイミングが遅くUK盤でブチ切れる直前でフェイドアウトするのでLPとEPで違うマスターを使っているのか、EPの収録時間に合わせて短くしたのかも知れませんね。音はLPは重たい感じなのに対し、EPの方がアコギが良く聞こえてすっきりとした感じです。このEPと同内容のレコードはジャケットのデザインは違いますがオランダとベルギーで発売されています。ジャケットといい新曲「It's All Over Now」に合わせて急遽作られた感があるEPだと思います。

ローリング・ストーンズ フランス盤EP③ CAROL+3 いろいろ!!

ローリング・ストーンズのフランス盤4曲入りEP「Carol」です。1964年6月に発売され、規格番号は457.036です。収録曲は「Carol」の他に、「I'm A King Bee」「Walking The Dog」「Can I Get A Witness」です。収録曲から分かるように『ファースト』からの4曲が収録されています。ジャケットは白を基調としており、水色のグループ名という組み合わせが何だかフランスっぽいですよね!そしてメンバーの写真は『ファースト』のジャケットの写真からブライアンだけ分断した形となっているので一人だけ目立ってますね。ジャケットは表側がコーティングされています。

曲目の部分です。

このジャケットは初期型と後期型があります。右上の規格番号の部分です。初期型は規格番号の末尾にMがありますが、後期型はこれが省略されずMEDIUM表記となっています。68年4月から後期型に変更となっています。 

右下のデッカのロゴの部分です。初期型は枠がないのに対し、後期型は枠があり、ロゴも一回り小さくなっています。

裏ジャケです。左側に曲目、右側に以前発売された2枚のEPが載っています。

曲目の部分です。

規格番号の部分です。右の後期型は規格番号の周りが丸く白抜きとなっています。

DECCAのロゴの部分です。初期型は黒いロゴに対し、後期型は表のジャケットのイメージに合わせたのか水色のロゴとなっています。表側のロゴと同じようにこの水色のロゴにも枠があります。ロゴの左下にMade in Franceがあります。右下に印刷所のACEMと発売(再発)された年月が書かれています。初回盤は写真のように-64のみで何月かのクレジットはありません。この他に6-64、7-64、-65、10-65、9-66、9-67、4-68、12-68、5-69、11-69を確認しました。4-68からは水色のロゴの後期型のジャケットです。

ラベルです。こちらはデッカのロゴが6角形の初回盤のラベルになります。上部にグループ名があります。デッカのロゴの上にパブリシャーがあります。右側にマト、規格番号、面表記、著作権協会のBIEMのロゴがあります。面表記はFace 1です。4曲入りEPですが日本のように33回転ではなく45回転となっています。リムにMADE IN FRANCEがあります。マトリクスは機械打ちで6D 64M 1458 L3/6D 64M 1459 L3です。

B面のラベルです。

デッカのロゴが長方形の枠になったセカンド・ラベルです。回転数がデッカのロゴの上に移動しています。右側の規格番号などのクレジットはオリジナル盤と同じです。こちらもリムにMADE IN FRANCEがあります。マトリクスは機械打ちで6D 64M 1458 L3/6D 64M 1459 P4です。

B面のラベルです。

70年7月からの裏ジャケだけ新しいデザインになったジャケットです。左側にあった曲目が上にあり、下3分の2はデッカやデッカの系列のデラムなどのカタログになっています。表側はオリジナル盤と同じデザインで、このジャケットも表側がコーティングされています。

レコード取り出し口に日本盤でいうと帯の補充票の役目をするものが付けられています。フランス盤のシングル、EPはこの部分に付いています。

右上の規格番号の部分です。価格コードのMと規格番号があります。

左下にMade in Franceがあります。

右下の部分です。この新しい裏ジャケでは7-70、7-71を確認しています。

70年代のサード・ラベルです。デッカのロゴが上部にあります。デッカのロゴの下にMADE IN FRANCEがあります。左側にフランスの著作権管理団体SACEMのロゴがあります。右側にマト、規格番号、面表記があります。回転数はありません。今までのラベルで上部にあったグループ名は曲目に上にあります。マトリクスは機械打ちで6D 64M 1458 L3/6D 64M 1459 L3です。 

B面のラベルです。

全曲『ファースト』に収録されていた曲で4曲共カヴァー曲ですが、こうしてLP以外で聴くと何だか新鮮ですね。ここに収録されている曲は順番にチャック・ベリー、スリム・ハーポ、ルーファス・トーマス、マーヴィン・ゲイの曲ですが、それぞれよく研究されていてオリジナルを超えるカヴァーだと思います。今聴くとストーンズのカヴァー曲って選曲も演奏もいいですね!それは現在のストーンズのコンサートでも時々取り上げているカヴァー曲にもいえます。こういうセンスがいいところはデビュー以来60年間変わっていないですよね!

ローリング・ストーンズ フランス盤EP② NOT FADE AWAY いろいろ!!

ローリング・ストーンズのフランス盤EP『Not Fade Away』です。1964年4月に発売され、規格番号は457.031です。収録曲は「Not Fade Away」「Little By Little」「Stoned」「Poison Ivy」の4曲です。「Stoned」はジャケ、ラベル共に「Stones」とミスっています。ジャケットは表側がコーティングされています。メンバーの写真もなく曲目と大きくグループ名があるだけで、文字だけのジャケットというのも味気の無いものですね!

裏ジャケです。裏ジャケはデザイン違いが2種類ありますが、こちらは最初期のものです。

曲目の部分です。左が初期型、右が後期型です。文字のフォントが違います。両方共「Stoned」を「Stones」とミスっています。

右上の部分です。上が初期型、下が後期型です。文字のフォントが違います。また、後期型はMEDIUMと全部大文字となっています。後期型には価格コードのMがあります。

右下の部分です。上から初期型、中期、後期型です。初回盤はこの部分にMADE IN FRANCEがあります。また、印刷所は初回型はTOURSONという会社ですが、後期型はACEMという会社です。フランス盤はアルバムもそうですが、この部分に発売された年月が書かれているので発売された時期が分かります。上が初期型で4-64、中と下が後期型でそれぞれ8-69、2-70と書いてあります。この年月は私の持っているレコードのもので、他にもこの前後の年月が書かれている場合があります。今のところ確認した年月は次の通りです。4-64、6-64、7-64、9-64、8-65、9-65、7-66、10-67、12-68、8-69、2-70、そして裏ジャケが新しいデザインになってから70、71です。このEPに関してはいつ後期型のジャケットに変わったのかは正確には不明ですが、他のフランス盤から考えて、10-67、12-68の頃だと思います。

下の後期型の下部中央にMade in Franceと書かれています。初期型は空欄になっています。DECCAのロゴは上の初期型は全体に黒で、後期型は周りに枠があります。

71年以降の裏ジャケです。曲目が上へ、写真が下へ移動してオリジナルとは全く別のデザインとなっています。表側は同じです。

左側のオリジナル盤の裏ジャケと並べてみると違いがよく分かります。デッカのロゴの位置も違いますね。

ここでも「Stones」とミスっています。70年代になってもまだ修正されなかったとは驚きです。

タイプBの初期型は左下にMade in Franceがあります。後期型は空欄になっています。

タイプBの右下の部分です。こちらも初期型は記号が書かれていますが、後期型は何も書かれていません。

ラベルです。オリジナルのデッカのロゴが6角形になっているラベルです。上部にグループ名とImpact Soundのクレジットがあります。パブリシャーは1964です。右側にマト、規格番号、面表記、BEAMのロゴがあります。回転数は一番下にあります。リムにMADE IN FRANCEがあります。マトリクスは機械打ちで3064M 1294 X4/3064M 1295 P3です。その他に末尾がD7/D5を確認しました。ジャケットは最初のものです。

B面のラベルです。ラベルでも「Stoned」を「Stones」と間違っています。

セカンド・ラベルです。デッカのロゴが四角くなっています。オリジナル盤で下にあった回転数がデッカのロゴの上に移動しています。その他のクレジットはオリジナル盤と同じです。マトリクスは機械打ちで3064M 1294 D7/3064M 1295 D5です。この末尾は初回盤の後期プレスと同じです。後期型のジャケットに入っていました。

B面のラベルです。ここでも「Stoned」とミスっています。

サード・ラベルです。上部にデッカのロゴがあります。デッカのロゴの下にMADE IN FRANCEがあります。左側にBEAMのロゴがあります。右側にマト、規格番号、面表記があります。上部にあったグループ名は曲目の上にあります。マトリクスは機械打ちで3064M 1294 X5/3064M 1295 D5です。70年代の裏ジャケが新しいデザインになったジャケに入っていました。

B面のラベルです。ラベルでも「Stones」とミスったままになっています。

サードラベルの後期型です。著作権表示がBIEMからフランスの著作権管理団体のSACEMに変更になっています。その他のクレジットは上のラベルと同じです。

B面のラベルです。結局最後まで「Stones」のままでした。

このEPは選曲の出所がバラバラで面白いですよね。「Not Fade Away」はシングルA面、「Little By Little」はLP『ファースト』から、「Stoned」はシングル「I Wanna Be Your Man」のB面、「Poison Ivy」はUKでの最初のEPからとなっています。新曲の「Not Fade Away」に合わせてむりやり曲を集めたような内容です。ジャケットも急遽作ったのか文字だけとなっています。裏ジャケの写真を使ったスペイン盤のEPがあるんだからフランス盤もこの写真を使えばよかったのにとも思います。日本盤もそうでしたが当時はストーンズの写真が限られていていろいろな写真が入って来なかったのかも知れませんね。そして「Stoned」ですが、70年代に入ってからの最終プレスまで「Stones」と間違えたままというのも何だか適当ですよね!フランスで初めて「Stoned」となったのは73年10月の『NO STONE UNTURNED』だったので当時のフランスの方はそれまではこの曲のタイトルは「Stones」と思い込んでいたのではと思います。また、逆に修正されたタイトルを見て「Stoned」って間違えてるぞ、なんて思った方もいたかも知れません(笑)。