ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活!

ローリング・ストーンズのオリジナル盤、各国盤や珍しいレコードを紹介しています。

ローリング・ストーンズ USAシングル盤 HAPPY いろいろ!!

ローリング・ストーンズのUSAシングル盤「Happy/All Down The Line」です。アルバム『EXILE ON MAIN STREET』からのシングル・カットで1972年7月15日に発売され、規格番号はRS-19104です。このシングルは両面モノラルで「All Down The Line」はアルバムとは別ミックスが収録されているので有名ですが、一部のシングルにはアルバム・ヴァージョンが収録されているので順番に紹介していきたいと思います。レコードはローリング・ストーンズ・レコーズ(以下RSR)のベロのカンパニースリーブに入っています。 

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最初はプロモからいきます。特記なきものは全て両面モノラルで「All Down The Line」がシングル・ミックスです。プレス工場コードはSPです。これはペンシルベニア州のSpecialty recordsの事です。左側にベロマークとマトリクスがあります。右側に規格番号とタイム表記があります。下部にタイトル、作者、プロデューサー・クレジットがあります。その下にFrom Rolling Stones LP 2-2900と『EXILE ON MAIN STREET』のUSA盤の規格番号が書かれています。リムはROLLING STONES RECORDSから始まる旧住所のものです。マトリクスは手書きでRS-24181-7/RS-24186-2です。両面にATとROLLING STONES RECORDSがあります。 

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プレス工場コードはPLです。これはテネシー州のPlastic Productsの事です。左側にベロマークが、右側に規格番号、マト、SIDE ONE、タイム表記があります。曲目の部分は上と同じです。リムは旧住所です。マトリクスは手書きでRS-24181-9/RS-24186-4です。両面にPR、AT、ROLLING STONES RECORDSがあります。PRがあるのでこのレコードはニュージャージー州のPresswell Recordsのマザーが使われています。 

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プレス工場コードはMOです。これはカリフォルニア州のMonarch recordsの事です。左側にベロマークとPROMOTIONAL COPYが、右側にSIDE ONE、規格番号、マト、タイム表記、NOT FOR SALEがあります。「Happy」のプロモの中でPROMOTIONAL COPY NOT FOR SALEがあるのはこのレコードだけです。リムは旧住所です。マトリクスは手書きでRS-24181-12-RE  △88909/RS-24186-5  △88878です。両面にATとROLLING STONES RECORDSがあります。

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テストプレスです。ペンシルベニア州のSpecialty recordsで作られたレコードです。上部にタイトル、左側にMONOとマト、右側に規格番号とタイム表記、下にグループ名とシンプルなクレジットです。マトリクスは手書きでRS-24181-7  AT  ROLLING STONESです。このマトは一番最初のSpecialty records製のプロモと同じマトです。B面は何も収録されていません。

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B面のラベルは何も書かれていません。

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ここからレギュラー盤です。ここでは枝番の番号が若い順ではなく、ラベルの違いを見るためにプレス工場別に並べてみました。また、こちらも特記なきものは両面モノラルで、「All Down The Line」がシングル・ミックスです。プレス工場コードはSPでペンシルベニア州のSpecialty recordsです。左側にベロマークとマトがあります。右側にSIDE ONE、規格番号、タイム表記があります。下部にタイトル、作者、プロデューサー・クレジットがあります。その下に『EXILE ON MAIN STREET』の規格番号と著作権表記があります。この曲目の部分はこれ以降のラベル全部同じです。リムは旧住所です。マトリクスは手書きでRS-24181-7/RS-24186-1です。両面にATとROLLING STONES RECORDSがあります。その他にA面のマトがRS-24181-8も確認しました。

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上と同じくプレス工場コードはSPです。上のラベルからSIDE ONEが無くなっていまHす。リムは新住所です。AB面ステレオで収録されており、B面の「All Down The Line」はアルバム・ヴァージョンが収録されています。マトリクスは手書きでSR-RS-24181-1/SR-RS-24186-1です。両面にROLLING STONES RECPRDSとSPがあります。このシングルは何処にもMONOやSTEREOと表記されていないのでマトを見なければアルバム・ヴァージョンが収録されてのか分かりません。

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上と同じプレス工場コードははSPで、SIDE ONEがないラベルです。リムにWのロゴがある後期のプレスです。リム以外の文字の配置は上と同じです。こちらも「All Down The Line」はアルバム・ヴァージョンが収録されています。また、リムから考えると上のラベルよりも後ですが、何故か「Happy」はモノラルに戻っています。マトリクスは手書きでRS-24181-7/SR-RS-24186-1です。A面にだけATがあり、両面にROLLING STONES RECORDSがあります。

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プレス工場コードはPLで、テネシー州のPlastic Productsです。左側にベロマーク、右側に規格番号、マト、SIDE ONE、タイム表記があります。リムは旧住所です。マトリクスは手書きでRS-24181-10/RS-24186-4です。両面にPR、AT、ROLLING STONES RECORDSがあります。

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プレス工場コードはMOで、カリフォルニア州のMonarch recordsです。左側にベロマーク、右側にSIDE ONE、規格番号、マト、タイム表記があります。リムはDIST BY~で始まる旧住所の古いタイプです。マトリクスは手書きでRS-24181-12-RE  △88909/RS-24186-5  △88878です。両面にATとROLLING STONES RECORDSがあります。

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このシングルはラベルのどこにもMONOの表示がありませんが、両面モノラルで収録されており迫力のあるいい音が聞けます。「Happy」は説明不要、キースが歌っているロック・ナンバーで、キースのヴォーカルの曲がシングルになるのはこれが初めてです。「All Down The Line」の方はアルバムとは別ミックスでブギウギ調のピアノがよく聞こえます。このヴァージョンはシングルボックスでCD化されましたが、レコードではここでしか聞けません。最初別ミックスはプロモだけだと思っていて、後でレギュラー盤を買ったらレギュラー盤も別ミックスで驚いた事を思い出します。レギュラー盤も後期の盤はアルバム・ヴァージョンが収録されていて、これは以前紹介した「Sway」と同じパターンですね。RSRのWEA時代はイギリスでは各アルバムからシングル1枚でしたが、アメリカ盤は2枚発売され、時々B面にこういう特別なヴァージョンが収録されているのでいいですよね!