ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活!

ローリング・ストーンズのオリジナル盤、各国盤や珍しいレコードを紹介しています。

ローリング・ストーンズ ドイツ・クラブ・エディション⑮+オランダ盤 DIRTY WORK!!

ローリング・ストーンズのドイツ・クラブ・エディション盤『DIRTY WORK』です。このアルバムのクラブ・エディション盤の存在は30年前にホフマン氏のホワイトブックで知りましたが、『DIRTY WORK』はイギリスなど一部の国を除いてドイツやヨーロッパ各国ではオランダ盤を販売していたのでドイツ盤があるのか?と思っていました。最近になってやっとオランダ盤を基に作られているのを知りました。後で紹介しますが、なるほどこれなら長い間分からなかった訳です。今回はその基となったオランダ盤と合わせて紹介します。オランダ盤は1986年3月に発売され、規格番号は86321です。最初の12万枚は赤いセロファンでシールドされていましたが、4月にはセロファン無に変わったようです。ドイツのクラブ・エディション盤はBertelsmann Club Centerという会社から1986年10月に発売され、規格番号はCL 13 095 5です。クラブ・エディション盤のジャケットにはミックとキースの間に「INCLUDES Herlem Shuffle」と書かれたステッカーが貼られています。

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ステッカーの部分です。INCLUDES Harlem Shuffleと規格番号が印刷されています。表側からはこのステッカーでドイツ・クラブ・エディション盤と判断出来ます。

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裏ジャケです。このアルバムは元々クレジットが小さな文字でデザインも各国で殆ど変わらないので一目でどの国のレコードなのか判別しずらいですね。

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右上の部分です。上がドイツ・クラブ・エディション盤でシールにCLUB EDITIONと規格番号のCL 13 095 5が印刷されています。下はオランダ盤です。結局のところクラブ・エディション盤はオランダ盤にジャケットの表裏にステッカーが貼ってあるだけのものです。インナーやレコードはクラブ・エディション盤もオランダ盤も同じですのでこれ以降はオランダ盤として話を進めていきます。 

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オランダ盤の初回12万枚は赤いセロファンでシールドされていました。先に書いたように4月にはこのシールドが無いものにかわったので、10月に発売されたクラブ・エディション盤にはこのシールドはありません。

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シールドの上から貼られていたステッカーです。

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裏側です。

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ここからの写真はクラブ・エディション盤とオランダ盤共通です。裏ジャケ下部右側にベロマークがあります。

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写真では見ずらいですが、下部中央にMade in Hollandがあります。

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左下にマトリクスにあったものと同じ数字が書かれています。

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ジャケットの内側はUSA盤同様ピンクになっています。クラブ・エディション盤の方はMade in Hollandのジャケットにもかかわらず何故か内側は白です。 

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インナーです。各国同様のデザインです。

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インナーの反対側です。一番下のクレジットはUSA盤と同じです。Made in Hollandのクレジットはありません。

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ラベルです。ラベルもクラブ・エディション盤とオランダ盤共通です。ラベルは各国盤同様カスタムラベルが使われています。ロニーの顔がちょうどレコードの穴になってしまっているのが惜しいです。上部に円周に沿ってROLLING STONES RECORDSとあります。その下にSIDE 1とプロモ盤左右にカラフルな文字でタイトルとグループ名があります。左下にベロマークが、下半分に曲目があります。タイトル、グループ名以外は全て手書き文字で書かれています。マトリクスはクラブ・エディション盤の方はAL 40250-1A  01-86321-1A-1/BL 40250-1AE  01-86321-5B-1、オランダ盤の方はAL 40250-1AD  01-86321-4A-1/BL 40250-1AC  01-86321-3B-1です。最初のALから始まる部分は手書きで、01以降は機械打ちです。これは私のレコードのマトですが、枝番はAB、AC、ADなど組み合わせはたくさんあるようです。

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リムにMade in Hollandがあります。

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B面のラベルです。

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クラブ・エディション盤の方は表に「INCLUDES Harlem Shuffle」のステッカーが貼られていますが、一部のレコードでこのステッカーが貼られているのに裏ジャケのClub Editionのステッカーが無いものも出回っています。これはステッカーを貼り忘れたのか、または後期の方へ行くと貼られていなかったのか不明です。また、ジャケットも同じオランダ製にもかかわらず内側がピンクと白の2種類ありますが、発売順から考えてピンクが最初だと思います。最初にも書きましたがドイツのクラブ・エディション盤は91年にホフマン氏のホワイト・ブックで知り、ドイツで製造されたレコードがあるのかと思い30年近くも探していて、やっと謎が解けたレコードです。こんなこともあるのでレコードって本当に面白いですよね!