ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活!

ただひたすらにローリング・ストーンズのレコードを紹介しているブログです。

ローリング・ストーンズ オーストラリア盤EP⑧ RUBY TUESDAY+3!!

ローリング・ストーンズのオーストラリア盤EP『Ruby Tuesday+3』です。1967年7月に発売され、規格番号はDFEA 7537です。この時期オーストラリアでEPという規格があまり需要がなくなったのか、前回のEPから2年振りに発売されたEPとなります。日本ではこの時期、EPはコンパクト盤と呼ばれて70年代初頭まで乱発されていましたね。ジャケットは『FLOWERS』の裏ジャケで使われていたメンバーの写真を一本の花に見立てたデザインとなっています。イタリア盤のシングルでもバックの色違いですがこれと同じデザインのレコードが出ていました。また、オーストラリアのEPとしては初の全曲オリジナルが収録されたレコードとなっています。

左下にデッカのロゴがあります。

裏ジャケです。上下フリップバック仕様になっています。上部に大きく"RUBY TUESDAY"が、その下に曲目、それまでにオーストラリアで発売されたEPのディスコグラフィがあります。

右上に規格番号のDFEA 7537があります。

タイトルと曲目の部分です。

曲目の下にこれまでにオーストラリアで発売されたEP盤のディスコグラフィが載っています。

下部に"MADE AND DISTRIBUTED IN AUSTRALIA"のクレジットがあります。

右下にデッカのロゴがあります。

ラベルです。ボックスト・デッカの青ラベルです。デッカのロゴの下に"MADE IN AUSTRALIA E.M.I. (AUSTRALIA) LIMITED"のクレジットがあります。左側に出版社クレジットが、右側に回転数、EXTENDED PLAY、規格番号、マトがあります。曲目の上にこのEPのタイトルとなっている「RUBY TUESDAY」があり、その両側に面表記があります。マトリクスは手書きで7X DEC 1162/7X DEC 1163です。

B面のラベルです。

セカンド・ラベルです。上のラベルで左側にあった出版社クレジットのロゴがありません。出版社クレジットは下の曲名の作者の後に移動しています。その他の文字の配置は上のラベルと同じです。69年頃はまだ出版社クレジットがロゴで71年にはロゴが無くなっているので、おそらく70年頃にこのラベルに変わったと思います。マトリクスは手書きで7X DEC 1162/7X DEC 1163です。

B面のラベルです。

このEPは4曲共モノラルで収録されています。A面の2曲はものすごく音がいいですが、B面の2曲は何故か音圧が低く音がこもってしまっています。「Ruby Tuesday」のエンディングではテープがよじれるような感じになっています。オーストラリアのこの2曲のシングル盤の方は音圧が高く迫力のある音が聴けるので、多分マスターの異常だと思います。ここに収録されている4曲はブライアンがいろいろな楽器を担当するようになった時期の曲で、このEPを聴くと60年代中期のストーンズってホントにいい曲が多く、バラエティーに富んでて曲作りが充実していた時期だと思います。