ローリング・ストーンズのオーストラリア盤EP『Satisfaction+3』です。1969年2月に発売され、規格番号はDFEA 7544です。収録曲は65年のヒット曲「As Tears Go By」「Satisfaction」「19th Nervous Breakdown」の3曲＋「Fortune Teller」となっていますがなんで「Fortune Teller」が収録されているのか面白い選曲ですよね！ジャケットはUSA盤の『BIG HITS』と同じ写真が使われています。4曲共全てモノラルで収録されています。
タイトルとグループ名の部分です。タイトルの「SATISFACTION」は活字でグループ名は手書き風の文字になっています。
左下にデッカのロゴがあります。
裏ジャケです。上下フリップバック仕様になっています。上にタイトル、その下に曲目があります。
右上に規格番号があります。
A面の曲目です。
B面の曲目です。「Fortune Teller」は歓声無しのヴァージョンです。
下部に"MADE AND DISTRIBUTED IN AUSTRALIA"のクレジットがあります。
右下にデッカのロゴがあります。
ラベルです。ボックスト・デッカの青ラベルです。デッカのロゴの下に"MADE IN AUSTRALIA E.M.I. (AUSTRALIA) LIMITED"のクレジットがあります。左側に出版社のロゴがあります。右側に回転数、EXTENDED PLAY、規格番号、マトがあります。曲目の両側に面表記があります。マトリクスは手書きで7X DEC 1242 2/7X DEC 1243 2です。
B面のラベルです。
このEPは過去のヒット曲を集め69年に発売されたものですが、なんでシングル曲に混ざって「Fortune Teller」が収録されているというとオーストラリアでこの曲は66年4月になんとシングルA面で発売されています。歓声無しのヴァージョンはUSA盤『MORE HOT ROCKS』以降入手しやすくなりましたが、オーストラリアでは66年のシングル盤で早くからこの歓声無しのヴァージョンが聴けたことになりますね。ただ、当時のオーストラリアでこの曲がヒットしたのかは不明です。このEPが発売された69年のオーストラリアではEPという形態が需要がなくなったのか前回のEPから2年振りの発売で、当時の新アルバム『BEGGARS BANQUET』からは1曲も選ばれていないというのも不思議なEPとなっています。
