ローリング・ストーンズのオーストラリア盤EP『FIVE BY FIVE』です。1964年9月に発売され、規格番号はDFEA 8590です。UK盤と同じ5曲仕様で、ジャケットも同じ写真が使われています。UK盤は周りに白い枠がありましたが、オーストラリア盤は全面写真なのですぐに判別出来ます。
右下にデッカのロゴがあります。
裏ジャケです。上下フリップバック仕様となっています。タイトルの文字やデッカのロゴの位置などを除いて基本的にUK盤と同じですが、こちらは写真と活字が青で統一されています。上部にタイトル、グループ名があります。
右上に規格番号があります。UK盤はDFE 8590だったので、アルファベット以外は同じ番号が使われています。
曲目の部分です。いい演奏で今考えると初期ストーンズの最高の5曲ですよね!
曲目の下に各クレジットがあります。
下部に" Made in Australia for The Decca Record Company Limited "のクレジットがあります。
右下にデッカのロゴとオーストラリアでの配給元のEMIのクレジットがあります。
ラベルです。カーヴド・デッカの青いラベルです。右側に回転数、EXTENDED PLAY、規格番号、マトがあります。曲目の部分の両側に面表記の1があります。リムにMADE BY E.M.I. (AUSTRALIA) LIMITED.のクレジットがあります。マトリクスは機械打ちでEFF-2739-2K/EFF-2740-2Kです。これはUK盤のEPと全く同じなのでUK盤のマザーを使用していると思います。
B面のラベルです。
このオーストリア盤はUK盤と同等のいい音が聴けます。このEPに収録されている5曲は64年6月にチェス・スタジオで録音されました。インストの「2120 South Michigan Avenue」はミックがタンバリンを叩いています。そういえばキースが弾いている「2120~」の後半のギターはマディ・ウォーターズが弾いているという噂がありましたよね。スチュが全曲参加しており、A面ではオルガン、B面ではピアノを弾いています。「Empty Heart」ではブライアンがハーモニカとコーラスを担当しています。憧れのスタジオでの録音という事でスチュを含めたメンバー全員最高の演奏をしていますね!