ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活!

ローリング・ストーンズのオリジナル盤、各国盤や珍しいレコードを紹介しています。

ローリング・ストーンズ オランダ盤ファースト①初期盤いろいろ!!

ローリング・ストーンズのオランダ盤のファーストです。オランダでのこのアルバムは年代によりジャケットや規格番号が変遷してややこしいのでブログで取り上げるのは敬遠していたんですが(笑)何回かに分けて取り上げてみようと思います。今回は一番最初のメンバーが横を向いてこちらを見ているUK盤と同じ写真を使ったジャケットのものを取り上げます。オランダでは1964年4月に発売され、規格番号はLK 4605です。当初はレコードは自国でプレスし、ジャケットはイギリスから輸入して発売していました。以前紹介しましたが、オランダ盤『No.3』の一部にUK盤の『No.2』のジャケットが使われていたこともありましたね。よって最初のジャケットはイギリス盤と全く同じなのでここではジャケットの写真は省略してラベルを紹介します。このラベルは64年にUK盤のジャケットを使って発売された時に入っていたレコードです。オランダの初期型のモノラルのラベルで、規格番号はジャケットはLK4605ですが、ここでは4605 LKと逆になっています。マトリクスは機械打ちで6 LK 4605 1L 1 670 111/LK 4605 2L 670 111です。

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これは後のラベルと比べるようにここで上げますが、「Now I've Got A Witness」の作者クレジットがこのラベルでは(Phelge)となっています。オランダでは80年代までこのクレジットが(N.Phelge)となったり(Pheige)に戻ったりしています。

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こちらもUK盤のジャケットが使われていた時のレコードです。UK盤のジャケットは64年4月から66年9月まで使われていましたが、こちらは上のラベルより後期型だと思います。規格番号やMONOのクレジットが枠の中にまとまっています。こちらのタイプは他のオランダ盤でもよくみられるタイプですね。規格番号はこちらも4605 LKとなっています。「Now I've Got A Witness」の作者クレジットは(Phelge)です。マトリクスは上と同じですが、B面の末尾がが111から112と変更となっています。

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オランダ独自のジャケットは66年10月に発売され、規格番号が624 384 QLと変更されています。上にカラフルなグループ名が追加され、下部に収録されている曲名が書かれています。

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右上にGRAND GALA POPULAIRとDECCAのロゴがあります。

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下部に収録曲の中から4曲の曲名が載っています。上の文字はオランダ語で「これらの曲が収録されています。」という意味です。

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裏ジャケです。メンバー5人の写真が全部UK盤とは違っています。UK盤では曲目と写真の間に解説がありましたが、こちらはありません。

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右上に規格番号の625 384QLとGRAN GALA POPULAIRE、DECCAのロゴがあります。

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右下にPrinted in Hollandがあります。

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曲目の部分です。面表示がKant 1、Kant 2となっています。「Mona」の表記は「I Need You Baby」となっています。

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オランダ独自のジャケットに入っているレコードのラベルです。規格番号はジャケットでは625 284 QLですが、ラベルはQLが先になっています。ここで枠無のラベルという事は再発されたのが66年以前というような気がしてきましたが確認は出来ませんでした。UK盤のジャケットのLK 4615の番号のレコードとダブって発売されていた時期があったんでしょうか?また、余談ですが上の後期型の4605 LKのラベルがこちらのジャケットに入っていることもあります。これって番号の切り替わり時期にジャケットとレコードがごっちゃになってしまったんでしょうね。「Now I've Got A Witness」の作者は(Phelge)です。マトリクスは機械打ちでAA-625384-1L/1//AA-625834-2L/1です。

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こちらは上と同じ規格番号で枠ありのラベルです。ラベルの色が灰色っぽい青なので次のバタフライ・カヴァーに変わる直前の68年頃のプレスでしょうか?規格番号は上のラベルと違いQLが数字の後になりジャケットと同じ表示となっています。「Now I've Got A Witness」の作者クレジットは(N.Phelge)とNが入っています。マトリクスは何故かここでUK盤のジャケットに入っていた最初のラベルと同じ6  LK 4605 1L  1 670 111/LK 4605 2L  670 111のものが使われています。  

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このレコードはジャケットとラベルの組み合わせが前後しているものが見られますが発売からたったの3年間でこうも違ってしまったので発売する方もかなりこんがらがっていたんでしょうね(笑)。やはり『ファースト』は発売期間が一番長いアルバムなのでどこの国でもバリエーションが多いですが、特にオランダではジャケットが変更となり同じ規格番号でもレコードのラベルが変更となっているのでかなり複雑となっています。次回はバタフライ・カヴァーと呼ばれるサイケ調のジャケットを紹介します。