ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活!

ただひたすらにローリング・ストーンズのレコードを紹介しているブログです。

ローリング・ストーンズ 日本盤 ザ・ラスト・タイム①オリジナル・カヴァー!!

ローリング・ストーンズの日本盤シングル「ザ・ラスト・タイム/プレイ・ウイズ・ファイア」です。1965年(昭和40年)5月1日に発売され、規格番号はHIT-485です。このシングルは67年に同じ規格番号でジャケットの写真を変え再発されていますが今回は最初に発売されたオリジナルの方を紹介します。ジャケットは日本独自のデザインで、初期の頃のメンバーの写真が使われています。

f:id:jukeboy:20200121140636j:plain

裏側に当時のレコードのカタログが載っています。右下に「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」があります。当時の値段は330円です。

f:id:jukeboy:20200121140850j:plain

ジャケットの内側には高崎一郎さんの解説と歌詞が載っています。歌詞の右下にファンクラブの案内があります。

f:id:jukeboy:20200121141052j:plain

インナーはキング・レコードで65年末まで使われていたピンクのものです。

f:id:jukeboy:20200121141230j:plain

ラベルです。LONDONのロゴのロゴの上にffrrと耳のマークがある初期のラベルです。マトリクスは機械打ちでDSt 1099-3/DSt 1100-3です。両面にJISマークがあります。また、A面にだけ離れたところに5T4とありますが何を表しているのかは不明です。

f:id:jukeboy:20200121141317j:plain

B面のラベルです。

f:id:jukeboy:20200121141335j:plain

このシングルで初期のR&B、ブルースから脱皮してやっとストーンズらしさを出してきたように思います。この頃のブライアンとキースのギターの絡みも最高で、メインのリフを奏でるブライアンに、コード弾きのキースのギターが絡んできます。後半のミックの激しい叫びもこれ以前にはなかったものです。B面の「プレイ・ウイズ・ファイア」は5人の共作で、90年の初来日でも演奏していた静かな曲です。本国イギリスでは初の両面オリジナルのシングルで新しいストーンズを前面に出したシングルになりましたね!次回は規格番号を変えずに写真だけ入れ替えたセカンド・カヴァーを紹介します。