ローリング・ストーンズの日本での7枚目のシングル「ハート・オブ・ストーン/ホワット・ア・シェイム」です。1965年（昭和40年）3月1日に発売され、規格番号はHIT 462です。この頃の日本ではわずか3ヶ月の間に「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」「リトル・レッド・ルースター」「ハート・オブ・ストーン」と立て続けに発売されていてすごいですね！当時のビートルズの日本盤シングルもそうですが、売れる時にじゃんじゃん発売してしまえ！といった感じなんでしょうね。このカップリングはアメリカで発売されていますが、本国イギリスでは発売されず北欧への輸出仕様があります。AB面ともストーンズのオリジナル曲です。ジャケットの写真はインタビューでのラフな姿をとらえています。右下に写真提供ミュージック・ライフとあります。
ピクチャースリーヴの裏側です。値段は330円です。当時のヒット曲に混ざって「テル・ミー」が載っています。このシングルは68年に規格番号は同じでジャケットのデザインだけ変えて再発されるので330円版しか存在しません。
見開きの内側です。「リトル・レッド・ルースター」同様高崎一郎さんの解説です。
レコード袋は65年まではピンクで、それ以降は青が使われています。
ラベルです。ffrrが上にあるロンドンのラベルです。作者クレジットはキースが先になっています。マトリクスは機械打ちでDSt1055-2/DSt1056-5です。両面にJISマークがあります。マトの末尾はもっと若い数字があると思います。
B面のラベルです。
しかし、こんな渋い曲がシングルで発売されるとは、当時の熱狂さが窺えるような気がします。A面のベースラインのようなスライドと、B面の効果的に入ってくるスライドは両方ともブライアンで曲の雰囲気づくりに貢献していますね！この頃のオリジナル曲はシンプルですがアレンジがすごくいいと思います。「ハート・オブ・ストーン」はストーンズ聞き始めの頃に亀淵昭信さんのオールナイトニッポンで聞き気に入っていた曲です。あの頃は洋楽を聞き始めた頃で名前だけ知っているグループの曲がかかるととりあえず何でも録音してたのでいろいろな曲を覚えました。この曲を聞くと何となく47年も前の事を思い出します。次回は規格番号はそのままでジャケットだけを変えて68年に再発されたセカンド・ジャケを紹介します。
