ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活!

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ローリング・ストーンズ UK盤 LOVE YOU LIVE② EMI以降の再発盤!!

前回に引き続きローリング・ストーンズのUK盤『LOVE YOU LIVE』です。今回はEMI以降の再発盤を紹介します。ローリング・ストーンズ・レコードは78年に配給元がWEAからEMIに変わり、過去のカタログも80年3月14日にまとめて再発されました。『LOVE YOU LIVE』のEMI盤の規格番号はCUNSP 69101です。WEA盤同様ジャケットは見開きとなっています。また、後で触れますがこのEMI盤はインナーとラベルが2種類づつ存在します。ジャケットの表側と見開きの内側はWEA盤と同じなのでここでは写真を省略して裏ジャケからいきます。WEA盤とは細部のクレジットが異なっています。

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右上に規格番号のCUNSP 69101があります。その下に小さな文字でSTEREO、一番下にEMI特有の長い番号、OC 158 63080があります。

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右下にベロマークがあります。

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左下にEMIレコードのクレジットがあります。

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下部中央にROLLING STONES RECORDと著作権表示があります。

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インナーです。このEMI盤はインナーとラベルがそれぞれ2タイプあります。ここではAタイプ、Bタイプとして話を進めていきます。左側がAタイプ、右側がBタイプです。WEA盤と同じデザインですが、Bタイプの方は紙質が硬くヘラの色がピンクからオレンジに変更となっています。全体の色も濃いです。Aタイプの方は角が丸くカットされています。どちらが最初か分かりませんが、WEA盤からの流れで考えるとAタイプの方が最初かも知れません。

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2枚目のインナーです。左側がAタイプ、右側がBタイプです。こちらもヘラの色がピンクからオレンジになっています。バックの色はあまり変わりません。

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インナーの反対側です。レコード取り出し口にカットがあります。WEA盤は丸くカットされていましたが、こちらは横に長くカットされています。上からAタイプの1枚目、2枚目、Bタイプの1枚目、2枚目です。Bタイプの方はカットされている幅が狭いです。

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レコード取り出し口にカットがある面の左下に©1977 Promotone B.V.とG&Lとあります。裏ジャケにもGLと書かれていましたが、おそらく印刷所だと思います。こちらはAタイプの方で1枚目にCUN 31、2枚目にCUN 41と書かれています。

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こちらはBタイプの左下の部分です。何故か1枚目の方にAタイプのインナーにあったCUN 31がありません。

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ラベルです。こちらはAタイプのラベルです。規格番号の部分が1枚目はCUN 3、2枚目はCUN 4となっています。これは同じ2枚組だった『EXILE ON MAIN STREET』のEMI盤のラベルがCUN 1、CUN 2だったので、2枚組に割り当てられた番号なのかも知れません。上部にタイトルがあり、左側に回転数とSTEREOがあります。面表記はSIDE 1です。曲目はラベルの円に合わせて文字を詰めて書かれています。「Honky Tonk Women」が「Honky Tonk Woman」となっています。作者クレジットはキースが先に書かれています。マトリクスは機械打ちでCUN 3 A-1/CUN 3 B-1/CUN A-1/CUN B-1です。

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1枚目のB面のラベルです。

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2枚目のA面のラベルです。規格番号の部分がCUN 4となっています。"EL MOCAMBO SIDE"のクレジットはありません。

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2枚目のB面のラベルです。WEA盤と違い「It's Only Rock'n Roll」は(But I Like IT)が付いており、「Jumpin' Jack Flash」も「Jumping」ではなく「Jumpin'」と普段通りのクレジットになっています。

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ここからBタイプのラベルです。Aタイプと比べると文字が小さくなっています。左側の回転数が33 1/3だけでその後に付いていたr.p.m.がありません。右側のCUN 3の下にあるマトにカッコがありません。曲目はタイトルの部分だけが太字になっています。マトリクスはAタイプと同じ機械打ちでCUN 3 A-1/CUN 3 B-1/CUN A-1/CUN B-1です。インナーもBタイプですがそれから考えるとこちらが後期盤なのかも知れませんがこれは何か分かりましたら追記します。 

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B面のラベルです。

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2枚目のA面のラベルです。こちらにもEl Mocambo Sideのクレジットがありません。

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2枚目のB面のラベルです。Aタイプと同じで「It's Only Rock'n Roll」の後に(But I Like It)が付いており、「Jumpin' Jack Flash」表記となっています。

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85年にRSRの配給元はCBSに移ります。過去のカタログは2回に分けて再発されました。『LOVE YOU LIVE』は87年9月21日(1月27日説もありますが他のタイトルと照らし合わせると2回に分けて発売され9月が有力だと思います。)に発売され、規格番号は450 208-1です。CBS盤はWEA盤やEMI盤と比べるとミックのバックの色が赤に近い濃いピンクとなっています。2枚並べると色の濃さが全く違うのが分かります。なお、CBSのカセットテープにはこのピンクの部分が黄色で、グループ名とタイトルがピンクのものがあるそうです。ジャケットは見開きではなくシングル・ジャケに2枚のレコードが収納されています。

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裏ジャケです。下半分にあるメンバーと担当楽器、エンジニアなどのクレジットが表側の色と同じ濃いピンクとなっています。

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バックの色も濃いピンクとなっています。左側がCBS盤、右側がWEA、EMI盤です。

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右上に規格番号450208 1とバーコードがあります。

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右下にベロマークと印刷所Shrewood Packaging Co. Ltd.のクレジットがあります。

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下部中央に著作権表示などがあります。

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インナーはCBSのNice Priceのカタログのものが付けられています。専用のインナーじゃないのが残念ですね。

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ラベルです。グループ名とタイトルがジャケットと同じ文字となっています。左側にベロマークとSIDE1、回転数、STEREOがあります。右側に規格番号と著作権表記があります。曲目は左揃いとなっています。作者クレジットはWEA盤、EMI盤はキースが先になっていましたが、CBS盤はミックが先になっています。マトリクスは手書きで450208-1-A1/4502081 B2/450208-1-C-1/450208-1-D-2です。各面ハイフンがあったりなかったりしています。

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B面のラベルです。

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C面のラベルです。EMI盤同様"EL MOCAMBO SIDE"のクレジットはありません。

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D面のラベルです。「It's Only Rock'n Roll」の(But I Lile It)が無く、「Jumpin' Jack Flash」が「Jumping~」となっています。これはオリジナル盤と同じ表記です。

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『LOVE YOU LIVE』のアナログ盤はVirgin以降は再発されなかったのでCBS盤で最後になります。特にVirgin時代はライヴ盤3タイトルのCDさえもなかなか発売されなかったですね。また、EMI、CBS盤共にC面に"El Mocambo Side"のクレジットが無いのが不思議です。この面だけ独立していて目玉ともいえるのにこのクレジットが無いのは残念です。EMI盤はWEA盤のように見開きでインナーが付いていましたが、CBS盤はジャケットがシングル・ジャケでインナーも無く、何とも味気の無いものとなっています。CD化以降の再発盤はレコードに力を入れていなかったのか同時期の他の再発盤にも同じようなことが言えるので仕方がないと思います。75/76はロニー・ウッドを迎えて初めてのツアーで、ミック・テイラーが抜けてどうなることやらと思いましたがこのツアーでのロニーは後年と比べると結構長いソロを弾いていますね。私はてっきりミック・ロンソンが入ると思っていてロン・ウッドなの?と驚いた記憶がありますが、あれから46年ロニーがいたおかげでストーンズが生き延びてきた場面も多いので結果的には良かったと思います。まあ、当時は60年、70年代のグループが次々と解散していたのでまさかストーンズがこんなに長く活動するとは想像も出来ませんでしたね。