ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活!

ただひたすらにローリング・ストーンズのレコードを紹介しているブログです。

ローリング・ストーンズ USA盤シングルAS TEARS GO BYいろいろ!!

ローリング・ストーンズのアメリカでの9枚目のシングル「As Tears Go By/Gotta Get Away」です。規格番号は45-9808で65年12月18日に発売されました。アルバム『DECMBER'S CHILDREN』が12月4日発売なので2曲共アルバムからのシングル・カットという形で発売されました。ピクチャー・スリーヴはアルバムと同じ写真が使われています。上にタイトルとグループ名、左下に規格番号45-9808とLONDONのロゴがあります。

f:id:jukeboy:20170831212132j:plain

裏ジャケも同じデザインで、上部にレコード取り出し口の切り込みがあります。黒いジャケットなので切り込みがよくわかると思います。

f:id:jukeboy:20170831212346j:plain

ラベルです。最初はオレンジ・スワルのプロモです。左側にPROMOTIONAL COPYがあります。曲名の下に「From the LP DECEMBER'S CHILDREN LL 3451/PS 451」とあります。これはこれ以降のラベル全てに書かれています。マトリクスは手書きでDR 36987-1B/DR 36668-1Cです。このシングルのマトは何故かA面が36987、B面が36668と続き番号ではありません。

f:id:jukeboy:20170831213124j:plain

左側にPromotional Copy、右側にNot For Saleがあります。Made in U.S.A.が規格番号の上に、プロデューサー・クレジットが規格番号の下へ移動しています。マトリクスは手書きでDR 36987-1K △59774/DR 36668-1K △59775です。

f:id:jukeboy:20170831213754j:plain

ここからレギュラー盤です。65年にだけ作られたホワイト・ロンドンのラベルです。マトの末尾がRですが、こちらが初版だと思うので最初に挙げました。このラベルはおそらくもっと若い番号があると思います。マトリクスはDR 36987-1R/ DR 36668-1Rです。これ以降全て手書きです。

f:id:jukeboy:20170831214228j:plain

上のLONDONのロゴが黒くなっただけで他の配置は全く同じラベルです。マトリクスはDR 36987-1F/ DR 36668-1Gです。

f:id:jukeboy:20170831214614j:plain

Made in U.S.A.が規格番号の上に、プロデューサー・クレジットが規格番号の下にあります。マトリクスはDR 36987-1J △59774/DR 36668-1K △59775です。

f:id:jukeboy:20170831215039j:plain

上のラベルと配置は同じですが、LONDONのロゴの下にDistrbuted By London Records, Inc.のクレジットがあります。マトリクスも同じでDR 36987-1J △59774/DR 36668-1K △59775です。

f:id:jukeboy:20170831215204j:plain

規格番号の文字のフォントが違います。プロデューサー・クレジットやアレンジのクレジットが全て大文字になっています。左側のマトリクスのクレジットの後にBWというニュー・ジャージー州のBestway Products,Inc.のプレス工場の記号が入った珍しいラベルです。マトリクスもDR 36987 BW/ DR 36668 BWと独自のものです。

f:id:jukeboy:20170831215806j:plain

75年からの規格番号が5N-9808と変わったラベルです。マトリクスはDR 36987-X-1/ DR 36668-X1です。

f:id:jukeboy:20170831220012j:plain

78年からのカラード・サンセット・ラベルです。マトリクスは上と同じでDR 36987-X-1/ DR 36668-X1です。

f:id:jukeboy:20170831220215j:plain

86年からの白ラベルです。マトリクスは5N-9808-A/5N-9808-Bです。

f:id:jukeboy:20170831220316j:plain

この曲はミックのヴォーカルとキースのアコギだけで後はストリングスの演奏が美しいバラードです。エド・サリバン・ショーで二人並んで演奏する映像も観れますね。イギリスでは「19th Nervous Breakdown」のB面扱いでしたが、B面にしておくのはもったいない名曲ですよね!