ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活!

ただひたすらにローリング・ストーンズのレコードを紹介しているブログです。

ローリング・ストーンズ USA盤 BLACK AND BLUE !!

ローリング・ストーンズのUSA盤『BLACK AND BLUE』です。1976年4月20日に発売され、規格番号はCOC-79104です。USA盤は各国盤同様見開きジャケとなっています。写真はプロモ・シールが貼られているものです。

裏ジャケです。プロモ用に作られた曲目シールが貼られています。

曲目シールです。最初にこのアルバムを買った時、ストーンズのレコードはそれまで10曲入りだったので当時は曲が少ないと思いました。最後に規格番号が書かれています。

左下にベロマークと規格番号があります。

見開きの内側です。こちらも各国盤と同じデザインです。ストーンズに海ってあまりピンときませんが、全員煙草を持っているところがストーンズらしいですよね。

見開きの右ページの下部にローリング・ストーンズ・レコードのクレジットがあり、Distributed By Atlantic Recordsと次の写真に続きますがストーンズ・レコードの登録票所があります。

上の写真の続きです。ストーンズ・レコードの登録票所とPrinted in U.S.A.があります。

インナーです。こちらはA面側で上部レコード取り出し口が緩やかにカットされています。UK盤は硬い紙質ですが、USA盤は薄い紙です。買った当時はこのトラック表を見てギターを弾いているのは誰だとか、パーカッションは誰だ、などと興味深く見入ってました!この時点でストーンズのアルバムの中でメンバーの担当した楽器のクレジットがあるのは『LET IT BLEED』と『BLACK AND BLUE』だけでしたね。このインナーはナイスアイディアだと思います。

上部ベロマークの左下にCOC-79104があります。この部分はUK盤はCOC-59106、日本盤はP-10174とそれぞれ各国の規格番号が書かれています。

B面側です。

B面側の右下に小さくてほとんど見えませんがQUEENS LITHO IN U.S.A.と書かれています。

ラベルです。USA盤はこの専用のピクチャー・ラベルしかなく、イエローのラベルはありません。左側にCOC 79104、STEREO、ベロマークがあります。右側に面表記と登録票所があります。曲目や作者クレジットなどは左揃いです。一番下にマトがありますが他のレコードのようにマトの後のプレス工場コードが書かれおらず、どこの工場でプレスされたのかこの部分では分からないようになっています。おそらく専用のピクチャー・ラベルのため各プレス工場で同じラベルを使用したためだと思いますが、レコードのマトの部分を見るしかないのがやっかいですね!マトリクスは手書きでST-RS-763567-G/ST-RS-763568-Gです。両面にSTERLINGの刻印とPRがあります。他にはPRで、-G/-Jや-J/-Jや、MO(カルフォルニア州のMonarch records)プレスで-J △20555/-J △20555-X、PRC(インディアナ州のRecording Corp., Richmond)プレスでST-RS-763567-GGG-1  PRC 1/ST-RS-763568-GGG-1  PRC 2などを確認しました。PR以外のレコードにもSTERLINGの刻印とPRがあります。これはPresswell Records製のマザーを使っていることを表します。末尾の一番若いアルファベットは-G/-GでおそらくA~Fはないと思います。

B面のラベルです。

ここからはコロンビア(CBS)に移籍してからの再発盤です。『BLACK AND BLUE』は1987年7月31日に発売され、規格番号はFC 40495です。ジャケットのデザインは同じなんですが残念ながら見開きではなくなっています。インナーのトラック表もなくなんともつまらない再発です。

裏ジャケです。ぱっと見でバーコードがあるのですぐに再発と分かります。

バーコードの部分です。

下部にCBS著作権表示や住所などクレジットがあります。

左下にベロマークがあります。

ラベルです。オリジナルは専用のピクチャー・ラベルでしたが、この再発盤は黄色いラベルしか存在しません。上部にジャケットと同じ書体のグループ名とタイトルがあります。左側にベロマークが、右側に面表記、規格番号、マトがあります。曲目は左揃いです。マトリクスは手書きでAL 40495-1A  G1/BL 40495-1A  G1です。

B面のラベルです。

オリジナルのUSA盤はピクチャーのラベルしかないのが意外です。ラベルの時にも書きましたが、そのせいかラベル上ではプレス工場の判別が全くできず、マトリクスを見て判断するしかないのがこのレコードの特徴です。『GOATS HEAD SOUP』ほどではありませんが、この頃になっても複数のプレス工場でプレスされていたんですね!『BLACK AND BLUE』はストーンズのレコードの中では初めて発売日に買ったレコード(日本盤)で思い入れのあるレコードです。当時はA面の4曲が気に入り何度も聴いていました。特に「Memory Motel」が気に入っていてキーボードをバックに歌うミックや途中で入るキースのヴォーカルに感激していました。今でもA面のこの4曲の曲の流れはストーンズのレコードの中でも最高だと思っています!