ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活!

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ローリング・ストーンズ 日本再発シングル盤 一人ぼっちの世界!!

前回に引き続きローリング・ストーンズの日本再発シングル盤「ビッグ・ヒッツ・リヴァイヴァル」シリーズです。今回は「一人ぼっちの世界/アイム・フリー」を紹介します。1970年8月に発売され、規格番号はTOP-1514Sです。今回も初期の写真が使われていますが、このシリーズ特有の写真や文字の色がカラフルなジャケットです。

右上にSTEREO、ロンドンのロゴ、回転数、規格番号があります。STEREOとありますが実際は疑似ステです。

左下に当時の値段の¥400があります。

ジャケットの裏側です。当時のキングレコードの広告が載っています。

左下に回転数とパブリッシャー©'70・8があります。

右下に規格番号とキングレコードのロゴがあります。

ジャケットの内側です。解説と歌詞が載っています。解説は越谷政義さんで、ブライアン・ジョーンズの死から、ミック・テイラーの加入、そして近々発売されるライヴ・アルバムの事について書かれています。この時点ではまだ『GET YER YA-YA'S OUT』というタイトルの情報が日本へ入って来なかったと思われます。歌詞は「ひとりぼっちの世界」だけしか載っていません。

曲目の部分です。

レコード袋は69年から72年まで使われていたキングレコードの内袋が使われています。

ラベルです。上部にロンドンのロゴがあります。左側にMADE IN JAPANとSTEREOがあります。右側に回転数、規格番号、タイム表記があります。マトリクスは機械打ちでSDST 389-1/SDST 390-1です。両面にJISマークがあります。

B面のラベルです。

「一人ぼっちの世界」という邦題は誰が付けたのか不明ですが、変わったタイトルですよね!2曲ともオリジナル曲でリフを主体した曲となっています。「アイム・フリー」は69年ツアーでも演奏され、当時の時代を象するような曲です。途中でリズムが崩れそうになる個所がありますが、なんとなく乗り切ってしまうあたりがストーンズらしいですね。ここまで「ビッグ・ヒッツ・リヴァイヴァル」シリーズを紹介してきましたがこの5枚の中でセカンド・スリーヴが無かったのがこの「ひとりぼっちの世界」だけになります。98年頃にマニアの方とお話しした時にそのことについて触れられ、もしかしたらこの「ひとりぼっちの世界」にもセカンド・スリーヴがあるのではないか?と話題になりました。その後も探していますがどうやらこの「ひとりぼっちの世界」だけはセカンド・スリーヴが無かったみたいですね。今ではネットのおかげで誰のどんなレコードが出ているかだいぶ解明されてきましたが、ちょうどこの頃は「ハート・オブ・ストーン」のセカンド・スリーヴや、「ワイルド・ホース」のステージ・ジャケが発見されたこともあり、夢が膨らみましたね!日本ではこの後も独自のシングルやEP盤の発売がありますが、同じ曲を手を変え品を変え発売を続けるキングレコードには脱帽です。

「ひとりぼっちの世界」の日本盤オリジナル盤はこちらです↓

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