前回に引き続きローリング・ストーンズの日本シングル盤「ビッグ・ヒッツ・リヴァイヴァル」のシリーズです。今回は「リトル・レッド・ルースター/オフ・ザ・フック」を紹介します。1970年(昭和45年)8月に発売され、規格番号はTOP 1511 Sです。ジャケットは68年頃のメンバーの写真が使われており、上部にビッグ・ヒッツ・リヴァイヴァルとグループ名があります。右側にB面の「オフ・ザ・フック」が縦に書かれており、下部に手書き風で「リトル・レッド・ルースター」と書かれています。
右上にSTEREO、ロンドン・レコード、回転数、規格番号があります。ステレオとなっていますが実際は疑似ステです。
右下に当時の値段¥400があります。
ジャケットの裏側です。当時のキングレコードの最新シングルが載っています。
左下に回転数とパブリッシャーの©'70・8があります。
右側に規格番号とキングレコードのロゴがあります。
ジャケットの内側です。左側に解説、右側にAB面の歌詞が載っています。解説は越谷政義さんで自身のストーンズを聴き始めの頃のことについて触れていますが、この方は64年に初めてストーンズを聴いた事をいろいろなところに書いていますね…。
曲目の部分です。上部にこのシングルのシリーズの「ビッグ・ヒッツ・リヴァイヴァル」と書かれています。
レコード袋は69年から72年まで使われていたキングレコード専用のインナーが使われています。
ラベルです。上部にロンドンのロゴがあります。左側にMADE IN JAPANとSTEREOがあります。右側に回転数、規格番号、タイム表記があります。マトリクスは機械打ちでSDST 381-1/SDST 382-2です。両面にJISマークがあります。
B面のラベルです。
これと同じカップリングのシングルは65年2月に日本で最初に発売された規格番号がHIT-440のものと、同じ規格番号でジャケットを変えて68年に再発されたシングルがあります。結構渋いブルースなので当時の日本でウケたのか分かりませんが、イギリスでは64年にヒット・チャートの1位を記録していますね。オリジナルはハウリン・ウルフで、作者はウィリー・ディクスンです。ストーンズ・ヴァージョンはブライアンのスライド・ギターが印象的ですよね!ブートレッグで65年のパリでのライヴも聴けますが、当時の重要なレパートリーだったと思います。
5年前のブログになってしまいますが日本盤「リトル・レッド・ルースター」のオリジナルの記事は↓
ローリング・ストーンズ 日本盤 リトル・レッド・ルースター①!! - ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活! (jukeboy-stones.com)
セカンド・ジャケの記事は↓
ローリング・ストーンズ 日本盤 リトル・レッド・ルースター②セカンド・ジャケ!! - ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活! (jukeboy-stones.com)