ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活!

ローリング・ストーンズのオリジナル盤、各国盤や珍しいレコードを紹介しています。

ミック・ジャガー MEMO FROM TURNER① 日本&UK盤いろいろ!!

7月はミック・ジャガーの誕生月という事で何回かに分けてミックのファースト・ソロ・シングル「Memo From Turner/Natural Magic」の各国盤を紹介します。両面共映画『パフォーマンス』に使われた曲で、ライ・クーダーのスライド・ギターをフューチャーしています。今回は日本盤とUK盤を紹介します。最初は日本盤です。1970年10月に発売され、規格番号はTOP-1579です。ピクチャースリーヴは69年ツアーのミックの写真が使われています。上部に「ローリング・ストーンズひさびさのヒット!!」のコピーがあります。ひさびさというのは前年の「Honky Tonk Women」以来ということでしょうか。左上にサントラ盤とあります。

右上にSTEREOとLONDONのロゴ、回転数、そして規格番号のTOP-1571があります。

ピクチャースリーヴの裏側です。

見開きの内側です。越谷政義さんの解説が載っています。両面共演奏はストーンズと書かれているのが当時いかに情報がなかったか分かりますね!このブログの最後に演奏者を書いておきますが、B面はミックもストーンズのメンバーも参加していません。

曲目の部分です。この部分だけ見ると両面ミック名義のような感じです。

カンパニースリーブです。60年代後半から70年代初頭に使われていたキングレコードのスリーヴです。

ラベルです。上部にLONDONのロゴがあります。左側にMADE IN JAPANとSTEREO、右側に回転数と規格番号、タイム表記があります。マトリクスは機械打ちでSDSt 453-3/SDSt 454-2です。プロモに両面1があるのでレギュラー盤もこれより若いマトがあるかも知れません。

プロモ用白ラベルです。上部にSTEREOがあります。左側に見本品、右側に非売品、規格番号、タイム表記があります。マトリクスは機械打ちでSDSt 453-1/SDSt 454-1です。両面にJISマークがあります。

ここからはUK盤です。イギリスでは1970年10月23日に発売され、規格番号はF 13067です。イギリスではデッカのカンパニースリーブに入れられて発売されました。

UK盤のラベルです。おそらくこちらが初回盤のラベルだと思います。ボックストデッカのロゴの左下にMADE IN ENGLANDが、右下にTHE DECCA RECORDS CO, LTD.があります。左側にミックとキースのソングライタークレジットに関する出版社のMirage Musicが、右側にマトと規格番号、Ⓟ1970があります。マトリクスは機械打ちでXDR-47868-T1-1C/XDR-47869-T1-1Cです。

B面のラベルです。アーティストのクレジットがMICK JAGGERとミスっています。正確にはジャック・ニッチェによるInstrumentalです。

こちらは上のラベルとは文字のフォントが違うラベルです。上のラベルと比べると全体に文字のサイズが小さくなっています。右側が上からⓅ1970、マト、規格番号と順序が入れ替わってます。その他の文字の配置は上のラベルと同じです。B面のクレジットが修正されているのでこちらはセカンド・ラベルだと思います。マトリクスは機械打ちでXDR-47868-T1-1C/XDR-47869-T1-1Cです。

B面のラベルです。こちらはMICK JAGGERではなくInstrumentalと修正されています。

B面のクレジットの部分です。一番最初の文字のフォントが大きなラベルのB面のクレジットはMICK JAGGERと間違っています。これで最初のラベルが初版と判断しました。

こちらは2番目のラベルのB面でクレジットはInstrumentalと修正されています。

こちらはソリッド・センターのラベルです。2番目のラベルと同じフォントです。文字の配置も全く同じです。マトリクスも同じでXDR-47868-T1-1C/XDR-47869-T1-1Cです。

B面のラベルです。クレジットはInstrumentalです。

プロモ盤です。70年代から使われ始めたデッカの白ラベルです。一番上に回転数の45、その下にDECCAのロゴがあります。左側にTHE DECCA RECORD CO LTD.とMADE IN ENGLANDがあります。その下に大きくAのマークとタイム表記があります。右側にマトと規格番号、Ⓟ1970があります。マトリクスは機械打ちでXDR-47868-T1-1C/XDR-47869-T1-1Cです。

B面のラベルです。プロモ盤は最初に作られたためかクレジットがInstrumentalではなくMICK JAGGERとなっています。今のところプロモでクレジットが修正されたものは見たことがありません。

「メモ・フロム・ターナー」の演奏者ですが、最初は1968年の夏頃にジャック・ニッチェのプロデュースで、ミックのヴォーカル、スティーブ・ウィンウッドがベース、ピアノ、オルガン、ギター(その後オルガンとギターは消去)を担当し、ドラムスはトラフィックのジム・キャパルディだったそうです。その後、ミックのヴォーカルとマラカス、ライ・クーダーがギター、スティーブ・ウィンウッドがベース、ジム・キャパルディがドラムス、ランディ・ニューマンがピアノというメンバーで録音(おそらく最初のヴァージョンにオーバーダブ)されたようです。これは諸説ありますので参考までにしてください。なお、『METAMORFOSIS』のヴァージョンはジミー・ミラーのプロデュースで、ミックがヴォーカル、アル・クーパーがギター、スティーブ・ウィンウッドがベース、ジム・キャパルディがドラムスで、そのヴァージョンにキースのギターをオーバーダブしたようです。『METAMORFOSIS』の方はてっきりストーンズだと思っていましたが、そうではなかったんですね!次回はピクチャースリーヴ付きで発売されたヨーロッパ諸国での「Memo From Turner」をいろいろと紹介します。