ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活!

ローリング・ストーンズのオリジナル盤、各国盤や珍しいレコードを紹介しています。

キース・リチャーズ RUN RUDOLPH RUN① 英米盤いろいろ!!

もう12月ですね。今年も何だかあっという間に過ぎてしまったように感じます。12月と言えばクリスマス、最近RSDで再発され盛り上がっているキース・リチャーズの「Run Rudolph Run/The Harder They Come」の各国盤を何回かに分けて取り上げます。これは説明不要キースの最初のソロ・シングルですね!今回はUK盤とUSA盤を取り上げます。最初はUK盤です。1978年12月3日に発売され、規格番号はRSR 102です。ジャケットはClaude Gassianという写真家が撮ったキースのステージでのラッパ飲みの写真が使われいます。この写真、いかにもキースらしいですよね!

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ピクチャースリーヴの裏側です。右上に規格番号、中央に曲名、その下にベロマークというシンプルなデザインです。

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また、FACTORY SAMPLE NOT FOR SALEのシールが貼られているものもありますが中はプロモではなく、レギュラー盤が入っています。右上に規格番号のRSR 102があります。

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ラベルです。ストーンズ・レーベルの黄色いラベルです。右側にRSR 102とその下にマトがあります。アレンジとプロデューサー・クレジットはキースになっています。左側のPromotone B.V.の後に(Holland)とありますが、オランダ盤ではありません。リムの最後にMADE IN Gt. BRITANがあります。マトリクスは機械打ちでRSR 102 A-1/RSR 102 B-1です。

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UK盤にはプロモ盤も存在します。私のはストーンズ・レーベルのベロ袋に入っていましたが、今までに見た殆どのプロモは白い袋に入っていたので誰かが入れ替えたのかも知れません。

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プロモ盤のラベルです。プッシュ・アウト・センターのところにDEMO RECORD NOT FOR SALEとあります。左側に大きくAとあります。マトリクスはレギュラー盤と同じでRSR 102 A-1/RSR 102 B-1です。

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次はUSA盤です。アメリカでは1978年12月12日に発売され、規格番号はRS 19311です。USA盤は元々ピクチャースリーヴはなく白い袋に入っています。プレス工場コードがSPのラベルです。SPはペンシルベニア州のSpecialty recordsのことです。マトリクスは手書きでST-RS-36262-8/ST-RS-36263-7です。

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プレス工場コードがMOのラベルです。MOはカリフォルニア州のMonarch recordsのことです。上のラベルでは左側にあったSTEREOとマトのクレジットが右側の規格番号の上下に移動しています。マトリクスは手書きでSTRS 36262-11  △105544/ST-RS-36263-12  △105545です。A面はRSと番号の間に何かを消した跡があり、ハイフンがありません。

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ここからUSA盤のプロモです。白い方にモノラル、青い方にステレオ・ヴァージョンが収録されています。プレス工場コードがRIのラベルです。RIはインディアナ州のCompany Richmondのことです。レギュラー盤ではこのプレス工場コードのレコードがなかったのでもしかしたらレギュラー盤にもRIのレコードが存在するかもしれません。マトリクスは手書きでRS-36262-5-1-1/ST-RS-36262-9-1-1です。最初がモノラル側でSTを消してあります。ステレオ側はSTがあります。以下のプロモのマトもモノラル→ステレオの順です。

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ステレオ側のラベルです。

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プレス工場コードがSPのプロモです。文字の配置はRIと全く同じです。マトリクスは手書きでRS-36262-4/ST-RS-36262-7です。

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ステレオ側のラベルです。

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プレス工場コードがMOのプロモです。規格番号の上にMONOが、下にPROMOTIONAL COPY、NOT FOR SALEなどのクレジットが集中しています。マトリクスは手書きでRS-A36262-6  △105543/ST-RS-36262-12  △105544です。

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ステレオ側のラベルです。

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このUSA盤にはテスト・プレスが存在します。このテスト盤は「Miss You」以降に見られるタイプです。タイトル表記が「Run Run Rudolph」となっています。これは歌の中でそう歌っているので間違えたんでしょうか。タイトルの下にKeith RichardsとマトリクスのST RS 362621、その下に規格番号の19311が書かれています。日付は1978年12月1日と書かれています。レギュラー盤と同じB面は「The Harder They Come」です。マトリクスは手書きでST-RS-36262-1/ST-RS-36263-1です。ナント、このテスト盤はレギュラー盤には無かった両面マト1です!

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片面は「The Harder They Come」です。

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キース初のソロ・シングルですが、A面はチャック・ベリー、B面はジミー・クリフのカヴァーといかにもキースらしいですよね。「Run Rudolph Run」は76年12月10日にロンドンのアイランド・スタジオで録音され、スチュがピアノ、Mike Driscollがドラムス、その他は全てキースによる演奏です。このMike Driscollという人は79年のミック・テイラーのファースト・ソロにも参加していますね。「The Harder They Come」は78年8月26日~9月6日にLAのRCAスタジオで録音されたようです。正確なメンバーは分かりませんが、75年の初期ヴァージョンはピアノがロン・ウッド、ドラムスがチャーリーなので、こちらのヴァージョンもストーンズのメンバーが何らかの形で参加していると思います。キースは当時、この後も毎年クリスマスにソロ・シングルをリリースする。なんて言ってましたが、結局この1枚だけでしたね(笑)。その後もリリースしていれば「Key To The Highway」「Worried Life Bluse」「Somewhere Over The Rainbow」なども正式に録音して世に出ていただろうな~、なんて考えてしまいます。次回はヨーロッパ各国盤を紹介します。