ローリング・ストーンズのフィリピン盤12インチ『Harlem Shuffle』です。1986年3月に発売され、規格番号はCE-EP-18053です。各国同様「New York Mix」と「London Mix」が収録されています。フィリピンではラルフ・バクシが描いた漫画のジャケットは付けられず、CBSの青いカンパニースリーブの右上にタイトルと小さく各国盤のジャケットが印刷された四角いステッカーが貼られたものとなっています。
右上のステッカーの部分です。右下に各国でシングル発売された時のジャケットが載っています。左下にCBSのロゴと規格番号があります。規格番号の下にUSA盤の番号の44-05365があります。その横にMade from ORIGINAL CBS MASTERSとあるので、USA盤の番号があるのはアメリカのマスターを使っているからと思われます。
ジャケットの右下にCBSのロゴがあります。
裏ジャケです。おそらくフィリピンCBSでの12インチはこのカンパニースリーブにそれぞれの専用ステッカーを貼って発売していたと思います。
右下にCBSのロゴとLicenced by CBS Inc.とMunufactured in the Philippinesとあります。この部分でフィリピン盤と分かります。
ラベルです。こちらはNY Mixが収録されています。上部にCBSのロゴとCBSの文字があります。右側に規格番号のCE-EP-18053と回転数があります。ここにもカッコで囲まれたUSA盤の番号があります。右側はSIDE ONE、タイム表記とSTEREOがあります。マトリクスは手書きでXXS-175009-1B/XXS-175010-1Bです。
B面のラベルです。こちらはLondon Mixが収録されています。
この12インチは当時、日本盤の12インチで聴きました。「ニュー・ヨーク・ミックス」は低音を強調した迫力のあるミックスでビルのベースが曲をグイグイ引っ張っていてカッコいいと思いました。「ロンドン・ミックス」の方はイントロなどは原曲に忠実で高音がきれいでミックのヴォーカルも素晴らしいの一言！この曲の独特のグルーヴを楽しむとしたら「ニュー・ヨーク・ミックス」の方がいいと思います。オリジナルのヴァージョンが元々いい演奏なのでこの12インチは長い時間楽しめて結構いいですね～！このフィリピン盤12インチはUSA盤のマスターを使っているせいかメリハリがあり結構いい音です。
